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津波で流された宮城の漁船 沖縄に漂着
3月14日 11時30分

津波で流された宮城の漁船 沖縄に漂着
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東日本大震災の津波で宮城県石巻市から流された漁船が、4年余りたって、2000キロ余り離れた沖縄県宮古島市の池間島に漂着しているのが見つかりました。
13日午前10時すぎ、宮古島市の池間島で、「島の北側にある海岸に船が1隻漂着している」と宮古島海上保安署に連絡がありました。
海上保安署が船体番号を基に船が所属していた宮城県石巻市の漁協に確認したところ、漂着していたのは石巻市に住む60代の男性の漁船で、4年前の東日本大震災の津波で流されたことが分かったということです。
漁船は長さがおよそ6メートルで、大きな破損はないものの、船の底には海草が付いた跡などが見られ、震災から4年もの間、漂流していたとみられています。
池間島の地元の人は「この4年間、どこを漂流してきたのでしょうか。
震災の傷の深さを改めて感じます」と話していました。
宮古島市では、今後、漁船の所有者の男性と連絡を取って、対応を決めたいとしています。
沖縄県では、ことし1月には多良間村で、去年5月にも糸満市で、いずれも宮城県から津波で流されてきた漁船が見つかっています。            

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