マクドナルド売り上げ 過去２番目の大幅減

3月9日 15時59分

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日本マクドナルドの先月の売り上げは、商品への異物の混入が相次いで明らかになった影響が長引いていることから、前の年の同じ月を２８．７％下回り、１か月間としては株式の上場以来、最大の落ち込みだったことし１月に次ぐ大きな減少幅となりました。

「日本マクドナルドホールディングス」が９日発表した販売実績の速報によりますと、先月の売り上げは前の年の同じ月より２８．７％減少しました。売り上げが２桁のマイナスとなるのは去年７月以降８か月連続で、１か月間としては株式を上場した平成１３年７月以来、最大の落ち込みとなったことし１月の３８．６％に次ぐ減少幅です。
これは、去年７月に明らかになった使用期限切れ食材の問題に加え、ことしに入って相次いだ商品への異物混入の影響が長引き、家族連れなどの来店客が大幅に減っていることが主な要因です。売り上げの減少が続いていることを受けて、日本マクドナルドホールディングスは異物混入があった際の公表のしかたなど顧客対応の見直し策を来月までにまとめることにしていて、早期に消費者の信頼回復に努めたいととしています。