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日本生命 成長分野に最大1兆円の投融資
3月9日 11時57分

日本生命 成長分野に最大1兆円の投融資
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生命保険大手の「日本生命」は、低金利が続くなかでも運用の利回りを確保しようと、今後の成長が期待される環境関連の事業や新興国のインフラ事業などに、今後3年間で最大1兆円に上る巨額の投資や融資を行う計画をまとめたことが分かりました。
関係者によりますと、「日本生命」は、運用の利回りを高めようと、今後、市場規模の拡大が見込める分野や政府の成長戦略に関連する分野などへの投資や融資を加速させる計画をまとめました。
具体的には、環境関連事業や新興国でのインフラ事業、それに国内のベンチャー企業などへの投資や融資を、新年度からの3年間に少なくとも8000億円、最大で1兆円行う方針です。これは、今年度までの3年間のおよそ2倍に当たり、巨額の資金を投じる計画となっています。
国内の低金利が続くなか、生命保険各社にとって、日本国債を中心とした運用では十分な利回りを確保しにくい状況になっており、会社側は、成長分野への投資により、これまで以上にリスクを取りながら運用利回りを高めたい考えです。
生命保険業界では、「明治安田生命」なども成長分野への投資を拡大する方針を打ち出しており、こうした分野への多額の資金の流入が運用利回りの向上だけでなく、経済の活性化につながるかも注目されます。

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