トップページ国際ニュース一覧台湾 戦後70年で歴史を内外に強調へ
ニュース詳細

台湾 戦後70年で歴史を内外に強調へ
3月9日 22時59分

台湾は、ことしを「抗日戦争勝利70周年」と位置づけていて、9月に馬英九総統が出席する大会などを開催し、戦時中に中国大陸を統治していた国民党が旧日本軍と激しく戦った歴史を内外に強調することを明らかにしました。
台湾の内閣に当たる行政院の報道官は、9日、国防部や外交部などの担当者と共に記者会見し、「抗日戦争勝利70周年」と位置づけることしに実施する記念行事の計画を発表しました。
それによりますと、7月に、北部の新竹県にある軍の施設で軍事力をアピールする活動を行う方向で調整しているということです。
そして、9月2日に、台北で戦争の遺族などを招いて大会を開き、馬英九総統が演説をし、その後も年内に歴史などに関するシンポジウムや資料展などを相次いで実施するということです。
行政院の報道官は、一連の行事を通じて、戦時中に中国大陸を統治していた国民党が旧日本軍と激しく戦った歴史を内外に強調することを明らかにしました。
ことしは、中国も「抗日戦争勝利70周年」として大規模な軍事パレードを行うことにしていて、台湾当局としては、中国とは一線を画して、みずからの存在感を示そうというねらいもあるものとみられます。

関連ニュース

k10010009641000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ