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マリのPKO基地が砲撃 子ども2人死亡3月9日 7時56分
西アフリカのマリ北部で、国連のPKO部隊の基地が武装集団に砲撃されて兵士1人と子ども2人が殺害され、混乱に乗じてイスラム過激派の勢力拡大が懸念されています。
マリ北部でPKO=平和維持活動を展開する国連によりますと、8日朝、国連の基地が武装集団の砲撃を受け、30発以上の砲弾が撃ち込まれたということです。これによって兵士1人が殺害されたほか、砲撃がそれて基地の近くにいた子ども2人も犠牲になったということです。
この事件について犯行声明は出ていませんが、マリ北部では2年前、フランス軍が進攻して弱体化させたイスラム過激派の武装勢力が再び活動を活発化させており、PKO部隊が攻撃される事件も相次いでいます。
一方、AFP通信などによりますと、首都バマコで7日、男が銃を乱射してフランス人など5人が死亡した事件について、2年前、アルジェリアで天然ガス施設を襲撃し、日本人10人を殺害した事件の首謀者とみられる男が率いるイスラム過激派組織が犯行声明を出したということです。
マリの北部、それに首都バマコでも治安情勢が悪化するなかで、こうした混乱に乗じてイスラム過激派が再び勢力を拡大することが懸念されています。
この事件について犯行声明は出ていませんが、マリ北部では2年前、フランス軍が進攻して弱体化させたイスラム過激派の武装勢力が再び活動を活発化させており、PKO部隊が攻撃される事件も相次いでいます。
一方、AFP通信などによりますと、首都バマコで7日、男が銃を乱射してフランス人など5人が死亡した事件について、2年前、アルジェリアで天然ガス施設を襲撃し、日本人10人を殺害した事件の首謀者とみられる男が率いるイスラム過激派組織が犯行声明を出したということです。
マリの北部、それに首都バマコでも治安情勢が悪化するなかで、こうした混乱に乗じてイスラム過激派が再び勢力を拡大することが懸念されています。