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北陸新幹線が開業 金沢駅にぎわう
3月14日 12時20分

北陸新幹線が開業 金沢駅にぎわう
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金沢と東京の間をおよそ2時間半で結ぶ北陸新幹線が14日開業し金沢駅は首都圏から訪れた大勢の観光客や地元の人たちでにぎわっています。
北陸新幹線は、長野新幹線を延伸する形で、金沢と長野の間のおよそ230キロが新たに開業し、金沢と東京の間が、従来より1時間20分ほど短いおよそ2時間半で結ばれます。
金沢駅と東京駅のホームでは出発式が行われ、このうち金沢駅では、およそ5000人の地元住民や鉄道ファンらが駆けつけるなか、テープカットやくす玉割りが行われ、北陸新幹線の開業を祝いました。
そして、金沢駅の辻昭夫駅長と、石川県の能登半島を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「まれ」のヒロイン、土屋太鳳さんの合図で、上りの一番列車、「かがやき500号」が定刻から1分遅れて午前6時1分に東京に向けて出発しました。
また、午前8時46分に東京駅を出発した1番列車の「かがやき501号」が定刻どおりに到着しホームでははっぴ姿の石川県の谷本知事や着物姿の女性たち20人余りが「ようこそ石川金沢へ」と書かれた横断幕を持って乗客を出迎えました。
国が昭和47年にまとめた「整備新幹線」の基本計画に盛り込まれた北陸新幹線は、東京から北陸経由で大阪に向かう区間のうち、43年の歳月を経て、ようやく金沢まで結ばれました。

温泉旅館のおかみが出迎え

富山県黒部市に新しく出来た北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅では、地元の温泉旅館のおかみが、東京から到着した最初の新幹線を出迎えました。
黒部宇奈月温泉駅では東京からの最初の新幹線「はくたか551号」が午前9時ちょうどに到着しました。
ホームでは、地元の温泉旅館のおかみが「ようこそ黒部宇奈月温泉駅」と書かれた横断幕を掲げ、降り立った利用客に「ようこそおいでくださいました」と声をかけると、表情をほころばせたり握手したりしていました。
また、改札口付近でも大勢の市民が出迎え、地元の民謡や踊りを披露していました。神奈川県から黒部市の親戚を訪ねてきた20代の女性は、「山や海の景色がすばらしかった。駅での熱烈な歓迎も温かみを感じました。また利用したいと思います」と話していました。
また、出迎えた宇奈月温泉のおかみは「ついにこの日がやってきたと身の引き締まる思いです。心のこもったおもてなしで、この駅から宇奈月温泉にまた来てもらえるよう努力していきたい」と話していました。

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