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「青と黒」 よく似たドレスでDV防止訴え
3月8日 7時21分

「青と黒」 よく似たドレスでDV防止訴え
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2色の柄のあるドレスを巡って、「黒と青か、それとも、金色と白か」と人によって見え方が異なることにヒントを得て、顔や手足に青黒いあざがある女性がDV=ドメスティックバイオレンスの防止を訴えるキャンペーンが注目を集めています。
インターネット上では先月末から、2色の柄のあるドレスを巡って、「色は、黒と青か、それとも、金色と白か、人によって見え方が違う」と議論が盛り上がっています。このドレスは実際には「黒と青」ですが、7割近い人が「金色と白」に見えているという調査結果も出ています。
これにヒントを得て、国際的なキリスト教団体の南アフリカの支部がDV=ドメスティックバイオレンスの防止を訴えようと、よく似たドレスに身を包んだ女性の写真をインターネットや地元の新聞に掲載しました。
女性は顔や手足にいくつもの青黒いあざがあり、「黒と青を見ることが、どうしてこれほど難しいのでしょうか」というメッセージが添えられ、多くの女性がDVの被害に遭っていることから目をそらさず、女性への暴力を止めようと訴えています。団体によりますと、この写真はインターネットに公開してから数時間で1600万人以上に閲覧されるなど、大きな注目を集めているということです。

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