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ナイジェリア 爆弾テロ相次ぎ50人以上死亡3月8日 19時30分
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西アフリカのナイジェリアでイスラム過激派組織、「ボコ・ハラム」によるとみられる爆弾テロが3件相次いで、少なくとも50人以上が死亡し、ボコ・ハラムはナイジェリア軍による軍事作戦への報復として市民を標的にしたテロを活発化させています。
ナイジェリア北東部ボルノ州の中心都市、マイドゥグリで7日、市場やバスターミナル合わせて3か所で相次いで爆発があり、地元の治安当局によりますと、一連の爆発で子どもを含む少なくとも50人以上が死亡したということです。
爆発があったのは、いずれも大勢の市民で混雑していた場所で、少なくとも1か所の爆発は女が体に巻きつけた爆弾を爆発させた自爆テロだということで、治安当局はイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による爆弾テロとみて調べています。
こうしたなか、ボコ・ハラムは7日までに「過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓う」とする音声メッセージをインターネット上に投稿し、すべてのイスラム教徒にISに従うよう呼びかけました。
ナイジェリアでは今月28日に大統領選挙が予定されていて、再選を目指すジョナサン大統領のもと、ボコ・ハラムの掃討作戦が強化されています。
ボコ・ハラムは、軍事作戦への報復として市民を標的にしたテロを活発化させるとともに、ISに忠誠を誓うことを明らかにすることで内外の支持を集め、劣勢を強いられている戦況を挽回したいねらいがあるものとみられます。
爆発があったのは、いずれも大勢の市民で混雑していた場所で、少なくとも1か所の爆発は女が体に巻きつけた爆弾を爆発させた自爆テロだということで、治安当局はイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による爆弾テロとみて調べています。
こうしたなか、ボコ・ハラムは7日までに「過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓う」とする音声メッセージをインターネット上に投稿し、すべてのイスラム教徒にISに従うよう呼びかけました。
ナイジェリアでは今月28日に大統領選挙が予定されていて、再選を目指すジョナサン大統領のもと、ボコ・ハラムの掃討作戦が強化されています。
ボコ・ハラムは、軍事作戦への報復として市民を標的にしたテロを活発化させるとともに、ISに忠誠を誓うことを明らかにすることで内外の支持を集め、劣勢を強いられている戦況を挽回したいねらいがあるものとみられます。