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 JR東日本の「上野東京ライン」が14日、開業した。これまでは上野駅止まりだった宇都宮線、高崎線、常磐線の電車の一部が、東京駅に直接乗り入れる。品川や横浜方面に乗り換えなしで行けるうえ、こうしたエリアからも北関東へのアクセスが向上する。

 上野東京ラインは3線から、上野―東京駅間に新設した東北縦貫線(約3・8キロ)を通る電車の愛称。

 午前6時20分、開業の記念式典がJR品川駅9番線ホームであった。同社東京支社の梅原康義支社長は「線路がつながれば人が動き、沿線各地が活性化する。しっかり育て、多くのお客様にご愛顧頂きたい」とあいさつ。鉄道ファンら約300人が見守る中、いわき行き特急電車が定刻の午前6時44分に出発した。