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ヒロインに国仲涼子さん/NHK朝ドラ「ちゅらさん」 2000年10月18日 
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  【東京】2001年4月から始まるNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」のヒロイン・古波蔵恵理役に那覇市出身のタレント、国仲涼子さん(21)が決まった。17日の記者会見で発表された。人気女優への登竜門といわれる朝ドラ"のヒロインに県出身者が起用されるのは、64作目にして初めて。
  2084人の応募者から選ばれた国仲さんは、県内の高校を卒業後に上京し、1998年4月にタレントデビュー。昨年から本格的な女優業を始め、テレビドラマ「LIVE」「SUMMER SNOW」などに出演した。両親、妹、弟の五人家族。
  記者会見で国仲さんは「(ヒロイン決定は)昨日の夕方に知らされたので、まだ実感がわかない。家族や周りの人に支えられてここまできたので、期待を裏切らないように頑張りたい」とさわやかな笑顔で話した。
  沖縄と東京を舞台にした「ちゅらさん」は沖縄方言で「美しい」「きれいな」という意味。脚本は「ビーチボーイズ」(フジテレビ)や「イグアナの娘」(ANB)などのヒットドラマを手掛けた岡田恵和さん。母親が沖縄出身で、ヒロイン名の「古波蔵」は、母親の旧姓から取ったという。
  岡田さんは、国仲さんを選んだ理由について「最終オーディションのカメラテストの芝居を見たときに直感した。彼女は家族の話をしたが、その内容が面白く、ドラマでも使いたい」と語った。
  菅康弘チーフプロデューサーは「あえて沖縄出身者を選んだわけではないが、国仲さんがヒロインのイメージにぴったりだった。未来への可能性を感じさせる沖縄には、大家族のよさや家族愛がたっぷりと残っている。新世紀のドラマのスタートにふさわしいと思う」と述べた。
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