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辺野古沿岸部でボーリング調査再開 昨年9月以来、沖縄防衛局
沖縄防衛局は12日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに向け、昨年9月から中断していた海底ボーリング調査を再開した。政府は埋め立て工事に「夏ごろにも着手したい」(中谷元・防衛相)意向だ。
移設をめぐっては、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事が平成25年、政府による辺野古沿岸部の埋め立て申請を承認。ただ、県外移設を求める県民の反発は根強く、昨年11月の知事選で辺野古反対を掲げた翁長雄志氏が当選。仲井真氏による埋め立て承認の取り消しも視野に入れるなど、抵抗姿勢を強めている。