動物に異変!?…低線量被ばくを考える

原発事故後、福島県の動物にはある異変が起きていました。
原発から6キロ、ある牧場の牛に白斑が出ていました。アブラムシには異常が。
放射能の影響なのか?安藤キャスターが真相を追う研究者たちを取材しました。

帰還に揺れる町

春以降に住民の帰還を目指している福島県楢葉町。
駅も復旧し、町の再生は進んでいますが、果たして町に人は戻ってくるのでしょうか?
3年前に帰還宣言が出された川内村では、戻ってきた住民は約半数…少子高齢化が一層、深刻化していました。

汚染水は今

先月、原発の汚染水が排水路から海に流出していたことが新たに発覚しました。
廃炉作業を妨げている大量の汚染水は今、どうなっているのか?
酒主キャスターが再び原発の内部を取材。
スタジオでは模型を使って、専門家と詳しく解説します。

震災から4年を前に、福島第一原発を改めて取材しました。廃炉に向けて、少しずつ前に進んでいる印象は受けました。

しかし、まだまだ乗り越えなくてはいけない課題が多いのも事実です。取材をしていて、汚染水を溜めるタンクの大きさ、多さに圧倒されました。

また、放射線量が減ったといっても、1号機の原子炉建屋の近くは、安全のためにわずか5分くらいしか取材ができませんでした。

そんな過酷な環境の中、廃炉に向けて毎日約7000人の作業員が仕事をしています。本当に頭が下がる思いをしました。

廃炉までは30年から40年。これからも、福島第一原発の今を追っていきたいと思います。

食の安全

あなたはスーパーで食材の「産地」をチェックしますか?
原発事故以降、多くの主婦がより食材の産地を気にするようになりました。
韓国では、いまだ東北などの8つの県の海産物の輸入が禁止されています。
放射能検査は「合格」なのに食べてもらえない…苦悩する生産者たちの姿を追いました。

賠償金の功罪

東京電力は原発事故で家を追われた被災者たちに、賠償金を支払っています。
その賠償金が今、福島の住民を“分断”していました。
避難先で、賠償金だけで暮らす若い夫婦の一家に密着しました。
なぜ働かないのか?彼らの声に耳を傾けました。

甲状腺がん

チェルノブイリでは原発事故4年後から子供の甲状腺がんの発症が急増しました。
福島県は事故後、子ども38万人の検査を実施。
その結果、これまでに100人以上が甲状腺がん、または甲状腺がんの疑いと診断されました。
被ばくの影響によるものなのか?それとも…複数の専門家に見解を聞きました。

出演者 フジテレビ本社スタジオ

スタッフ

【 チーフプロデューサー 】 立石 修
【   プロデューサー    】 吉澤 健一
【     総合演出     】 宇田川 里

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