東証1部上場のスーパー大手「イオン」は、四国・中国地方を中心に211店舗のスーパーマーケットを展開する「マルナカグループ」を総額449億円で買収すると発表しました。
創業家一族から「マルナカ」(高松市)の発行済株式94.96%を364億円で取得するほか、同グループ「山陽マルナカ」(岡山市)の全発行済株式を85億円で取得し、11月25日付で両社を子会社化する予定です。
内需飽和により流通業界の競争が厳しさを増すなか、イオンは手薄だった四国・中国地方の営業基盤を強固にすることで、スケールメリットを活かし競合他社との競争を優位に進めたい考えです。