ハッカーが朴槿恵大統領と潘基文国連事務総長の通話内容を公開、青瓦台は真偽確認せず
韓国・聯合ニュースの12日付の報道によると、ハッカーが12日に朴槿恵(パク・クネ)大統領と潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の1月初めの通話内容を公開した。ただ、青瓦台はその真偽については確認しないと表明している。
青瓦台の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は当日に書面資料を出し、「朴槿恵大統領と潘基文事務総長は2014年1月2日に電話した。内容は1月2日付の報道資料で公開している」と語った。アナリストによると、青瓦台がハッカーの公開内容を確認しないのは通話内容に、外交上の敏感な内容が含まれていたからである。
報道によると、2014年末にインターネット上で韓国水力原子力発電株式会社(KHNP)の資料を公開したハッカーは12日にツイッターで「お金が必要だ」と発信し、資料25部を公開した。その中には朴槿恵大統領と潘基文事務総長の通話内容が含まれた。
青瓦台が1月2日に公開した報道資料によると、朴槿恵大統領は当日、潘基文事務総長と15分間電話した。双方は新年あいさつを交わし、朝鮮半島問題や韓日関係、南スーダン情勢などに関して意見を交換した、とある。
(翻訳 李継東)