2015年03月13日(金)17時05分

『Cities: Skylines』海外レビュー

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『Cities: Skylines』の海外レビューです。

  • ジャンル: シミュレーション
  • 機種: PC
  • 開発: Colossal Order
  • 販売: Paradox Interactive
10/10 IncGamers
『Cities: Skylines』ほど優れた都市建設ゲームは実に久しぶりだ。ジャンル愛好者なら必携である。
5.0/5.0 The Escapist
過去10年で最高の都市建設ゲームである『Cities: Skylines』は、幾つかの不満点も、数十時間プレーして初めて気付くほど些細なものだ。
9.5/10 Gaming Nexus
『Cities: Skylines』は、他シリーズの欠陥を抱えたリリースのせいで絶滅しかけたジャンルを復活させた。広大なマップ、自然な資源管理、中毒性のある進行システムなど、全てが技術的にほぼ完璧に稼動しており、『Cities: Skylines』は都市建設ゲームの新たなスタンダードとなった。
9.0/10 Destructoid
バーチャル都市の建設と運営には普遍的な魅力があるが、その魅力も既に失われてしまったと思っていた。それは間違いだった。『Cities: Skylines』はプレーヤーの時間を大量に食うゲームであり、今後もサポートを継続するというデベロッパーの献身、Steam Workshopへの対応もあり、既に高いリプレー性は今後も増すばかり。私は諸手を挙げて本作をお勧めするし、MOD製作者やColossal Orderが今後何を提供してくれるのか、待ちきれない。
9.0/10 PCGamesN
『Cities: Skylines』は、文句なく『SimCity 4』以来の都市建設ゲームの傑作だ。マクロからミクロ、広がる交通網や市全域の政策、きめ細かい地区やストリート・レベルのディテールまで、驚異的だ。そのサイズと柔軟性は実験性に富み、各マップ、各プロットですら、超能率的な緑のユートピアから汚染された工業特化都市、そしてその中間に至る全ての新プランを試す場所となっている。
8.75/10 Game Informer
コンセプト: 他のフランチャイズに寄せられた不満を解消する、自由な都市建設ゲーム
グラフィック: 帝国を見下ろしている時も、一つの建物にズームしている時も、ビジュアルには個性がある
サウンド: 平凡な音楽はプラスにはなっていないものの、賑やかな都市の騒音のお陰で世界は生き生きとしている
プレー性: 幾つかの細かなバグはあるものの、インターフェースは夢の都市建設を見事にこなしている
エンターテイメント性: 中毒性とやりがいを兼ね備えた、近年で最も優れた都市建設ゲーム
リプレー性: 高い

奥が深くやりがいのあるゲームプレーを通して、Colossal Orderの新シミュレーションはジャンルに空いた大きな穴を見事に埋めている。他のゲームが失敗した部分で『Cities: Skylines』は素晴らしい成功を収めており、現代都市建設の基準となっている。

8.5/10 IGN
良い点:
・柔軟でパワフルなツール
・美しい
・広大な都市
悪い点:
・不明瞭
・波乱のない都市

『Cities: Skylines』は、何よりも都市建設の喜びを堪能できる。驚異的で美しいシミュレーションであり、膨大なバーチャル人間が広大な土地の中で自分の人生を生きている。敷居は低いが、仕事を習得するには、市民の不満を解消したのに何故成長が滞っているのか、Wikiを見て理解しなければならない。手に汗握るシナリオやランダム・イベントなどは期待できないが、そのスケール感と複雑さに感銘を受けるだろう。

8.5/10 GameWatcher
良い点:
・滑らかで充実の都市建設メカニック
・凄まじいスケールと自由
・地区と政策が都市管理をシンプルに
悪い点:
・地形をゲーム内で改造できない

目立つ欠落も幾つか存在する。ゲーム内で地形を改造したかったし、災害も存在しない。建設スタイルもバラエティに欠けている。しかし、Colossal Orderは発売後の修正を発表しており、最初の無料パッチでトンネルの道路や線路が追加されるし、地域固有の建造物も今後追加される予定だ。なんにせよ、『Cities: Skylines』の豊富なコンテンツを考えるとこれらは些細な不満であり、更にSteam Workshopと敷居の低いMODツールも存在するため、コミュニティ作成コンテンツも安定して供給されるはずだ。現時点で既に充実したマップと都市テンプレート、建築デザインが用意され、ダウンロードも可能。まだ発売もされていないのにこれなのだから、Colossal Orderが都市建設ゲームの魅力を理解している証拠だろう。プレーヤーが欲しているのは自由であって制限ではなく、簡略化された使い易いシステムであって、不必要に複雑なそれではないのだ。その意味で、『Cities: Skylines』は目覚しい成功を収めている。つまり、本作は我々が待ち望んだ都市建設ゲームということだ。楽しもう。

8.0/10 GameSpot
良い点:
・地区制への深い理解に基いた現実的な都市建設ゲーム・メカニック
・地区や方針の作成が地域の微調整を可能に
・ロンチ時からMODに優しい
・落ち着いたアプローチのお陰で、適当な目標の達成ではなく都市計画に専念できる
悪い点:
・冷めた演出は驚きに欠けている
・微調整ができない入り組んだ輸送網

『Cities: Skylines』は、現在の市場で最も優れた都市建設ゲームだ。演出は味気ないが、丁寧な都市建設や地区のレイアウト、特定の目的を備えた地区の確立を、除雪を愚痴る朝6時の電話に悩まされることなく、存分に堪能できるだろう。実際に出馬することなく市長の仕事を垣間見るには、本作が最適だ。

8.0/10 TheSixthAxis
『Cities: Skylines』はColossal Order初の都市建設ゲームかもしれないが、既に完成されているように感じられる。改善の余地はあるし、活かしきれていない箇所もあるが、そこは今後に期待するとして、現時点でも既に心ゆくまで広大な都市の建設に勤しむことができるだろう。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Cities: Skylines


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