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 東海地方を地盤とするコンビニ中堅のココストアの買収に、3位ファミリーマートが乗り出した。2位ローソンは買収交渉から撤退し、ファミマが有力になった。ファミマは、4位サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスとも経営統合の交渉に入っており、規模の拡大を急ぐ。

 ファミマは13日、「ココストアとの経営上の協力関係について、親会社の盛田エンタプライズと協議している」と発表。盛田エンタプライズは「経営上の選択肢を検討しており、その中でファミマとも協議している」と公表した。

 ココストアは名古屋市に本社がある。昨年末時点で東海、関東、九州などで約440店の「ココストア」と、九州で220店の「エブリワン」を展開している。グループ各店の売上高の合計は2014年5月期で約930億円。