(銃声)
(銃声)
(亀山薫)右京さんやらないんすか?
(杉下右京)銃は嫌いです。
またそんな…射撃練習は俺ら警察官の義務なんですから。
銃を使えば血が流れるし相手に致命傷を与えます。
警察もいつまでこんな野蛮で旧式な武器を使うんでしょうね。
そんな他人事みたいに…。
弾もタダではありません。
税金の無駄遣いです。
撃たないなら右京さんの分まで代わりに撃っときましょうか。
いやに熱心ですね。
いつ一課に呼び戻されるかわかりませんからね。
あ…今「そんなことありえない」とか思いませんでした?そんなこと…思ってませんよ。
(銃声)
(三浦刑事)被害者の身元は?
(伊丹刑事)有賀透43歳。
雑誌の記者だ。
このビルの2階に出版社がある。
記者か…なんかやばいネタでも追ってたのかな。
(伊丹)おい…おい米沢!狙撃位置はわかったか?
(米沢鑑識官)この辺りから撃ったと推測されるんですけど…。
随分歯切れが悪いじゃねえかよ。
(米沢)硝煙反応が出ないんです。
(伊丹)硝煙反応がない?
(三浦)でも銃で撃たれたんだろ?
(米沢)銃ですね。
ガイシャの傷口はどう見ても銃で撃たれた傷だよな?
(米沢)銃です。
(米沢)おかしいよなぁ…。
奇妙な狙撃事件があったそうですね。
あ杉下警部もうお耳に入りましたか。
現場に硝煙反応がなかったとか。
…それだけじゃないんですよ。
弾丸が見当たらないんです。
どこにも。
どこにも?…はい。
弾は体を貫通したんですか?いえ…いやぁ…。
まいったなぁ…。
どうかしましたか?実は…一課の伊丹さんから「特命係には黙ってろ」って…。
でも私どうもあの人嫌いだし…。
まいいや。
銃弾は貫通してません。
体内に残されてるはずなんです。
でもどこにもありません。
消えてしまいました。
これが被害者のレントゲン写真ですね。
はい。
射入口はここです。
でも銃弾は影も形もありません。
銃弾が見つからないということは線状痕を調べようがない。
つまり発射した銃を特定できない。
鑑識にとってはお手上げです。
何者かが特殊な銃と銃弾を使って狙撃した…。
ええ。
そんな魔法のような銃があればの話ですが。
魔法のような銃…ですか。
ちょっと出かけてきます。
例の狙撃事件の関係ですか?俺も行きますよ。
君は留守番をお願いします。
え…なんでですか!?我々は今回の件に関しては門外漢です。
2人が勝手に動けば上の不興を買います。
それに…。
いつ一課から呼び出しがかかるかわかりませんよ。
(角田課長)よっ暇か?暇か?暇?なんですかぁ?
(せき払い)あれ〜?課長眼鏡は?あっいやぁバレた〜。
あのねちょっとコンタクトにしてみたんだよね。
どうこれ?10歳くらい若く見えるよね?あーっ落ちた!なにやってんすかもう…。
動くな!踏む踏む!探してくれよ。
今どき使い捨てじゃないんですか?使い捨てでももったいないだろ?…失礼。
レンズが消えてなくなるはずありません。
どうぞ。
あサンキュー。
あちょっと汚れちゃった…。
ああっ…落ちた!
(苫篠武)杉下さん…。
お久しぶりです。
消える銃弾ですか…。
氷か岩塩を使ったんでしょうかねえ。
氷も岩塩も発射の衝撃で粉々に砕けてしまいます。
ですよね…。
なにか銃弾を消す方法はありませんかねえ。
あなたのようなユニークな発想をする人ならそれがなにかわかりそうな気もしますが。
改造銃からはもう足を洗いましたから。
それはわかっています。
なぞめいた狙撃事件のたびに疑われるのは迷惑だ。
先に言っておきますけどアリバイはないですよ。
昨夜その時間1人で作業してましたから。
苫篠さんを疑っているわけではありません。
アドバイスが欲しいだけです。
杉下さん…私の立場も考えてくださいよ。
わかりました。
ところで…前にお話した件はどうなりましたか?え?…ああ。
安全で安心な銃のことですか。
ええ。
相手に致命傷を与えず血も流さない。
スタンガンのようにショックを与えるだけの銃…。
私が学生のころなにやってたか知ってるじゃないですか。
そんな人間に警官が持つ安全で安心な銃を作れと?いけませんか?変な人ですねあなたは。
(晴美)こんにちはー。
おじさんお弁当。
いつもすまないね。
ありがとう。
孝一くん…。
…もういいでしょう?帰ってください。
芹沢くーん来週昇進試験受けるんだってね?偉いなー。
ホント君は偉い。
あ…ちょっと凝ってない?
(芹沢)痛い痛い…!首寝違えてるんですから。
どっち?こっち?ウッ…!試験勉強手伝ってやろうか?なっ?亀山さんにですか?なんでそういう言い方するの!?ウグッ…!特命係の亀山!特命係は余計だっつってんだろ!なにウロチョロしてんだよォ?おめぇの部屋は下の階の隅っこの日当たりの悪いジメジメ〜っとしたカビ臭い窓際だろうが!細かく描写すんな!捜査資料見せてねぇだろうな?とんでもありませんよ…。
おいなに考えてんだお前?手柄でも立てて一課に返り咲こうってか?笑わせんな。
フン!んなこと思ってねーよ…。
ハハハ…。
課長失礼しました!あれ?おかえんなさい。
これって捜査資料のコピーじゃ…。
それがどうかしましたか?どうやって手に入れたんですか!?僕には友達が多いものですからねえ。
それだけはありえない。
…あすいませんすいません。
被害者の有賀さんはあまり評判のいい記者ではなかったようですね。
というと?いわゆるゴシップネタや暴露記事を書いてよくトラブルになっていたようですよ。
これは?その有賀さんの取材メモですよ。
じゃあ恨みを買って殺された…。
さあどうでしょう。
苫篠…。
知ってんですか?
(奥寺美和子)やだ。
頼むよ〜。
同じ記者として被害者が書いた記事調べられるだろう?あんな人と一緒にしないでよ!ああいう人権を無視したゴシップ記事を書く人がいるから私たちまで変な目で見られるんでしょ!?あれ!?髪型決まってる…。
え?そう?うんうん!調べて。
頼む。
う〜ん…まいいよ。
時間があるとき調べといてあげる。
サンキュ。
調子に乗んなよ!
(十和田)またですか…。
(十和田)その件に関してならもう一課の刑事さんにお話しました。
申し訳ありませんがもう一度話していただけますか。
確かに有賀さんから苫篠くんの件に関して取材の申し込みはありました。
しかし目的がハッキリしないんでお断りしたんです。
苫篠孝一さんとこちらとはどういう?苫篠くんは新進気鋭の建築デザイナーです。
極めて優秀な青年でね。
うちに来てもらうことになってました。
この人ですよね?ええ。
あんなバカなことを…。
バカなこと?知らないんですか?自殺したんですようちに来る直前に。
自殺?自殺の理由は?さあ…将来有望な人材だっただけに残念です。
お心当たりは全く?ありません。
とにかく有賀さんの事件それに苫篠くんの自殺もうちとは全く関係ありません。
(ケイコ)お父さんそろそろ出ないとパーティーに遅れるわよ。
パーティーですか。
つきあいのある国会議員のパーティーでしてね。
政治家の金集めってやつですね?亀山くん。
もういいですね?お時間を取らせて申し訳ありませんでした。
被害者が倒れていたのがここ。
ビルから出てくるのを犯人が待ち伏せしていたんでしょうね。
音もしない。
硝煙反応も銃弾も残さない。
そんな銃が現実にありえるんですかねえ?実際にそれで人が1人殺されていますよ。
なんの証拠も残さない銃だなんて危険極まりないじゃないですか。
完全犯罪が可能ってことですもんねえ。
亀山くん。
はい。
そういう銃を作れる人が1人います。
えっ誰ですか?苫篠武。
苫篠って…自殺した苫篠孝一の!?父親です。
おっと…おぉ揺れる揺れる…。
うほほ〜高ぇ〜!
(巡査)ここに靴と携帯電話それに遺書がありました。
遺体は上がらなかったんですね?はい。
遺書のあて先と内容は?家族あてでただひと言…「すまない」と。
だいたい筋は読めました。
どう読めたんです?記者の有賀は苫篠孝一について調べていた。
そこでなにか孝一に不利なことを見つけ暴露記事を書いた。
それが原因で孝一は自殺し父親の武がその復しゅうをした。
可能性はありますねえ。
ありありですよ。
苫篠武はかつて改造銃のエキスパートだった。
逮捕歴もあります。
しかしそれは過去のことです。
「ああいう銃を作れるのは苫篠だ」って右京さん言ったじゃないですか。
お腹すきませんか?はっ?
(晴美)ありがとうございました。
お待たせしました。
はーい。
ごちそうさま。
400円です。
あつあつ…。
お返しは600円です。
ありがとうございました。
失礼ですが苫篠さんの工場でお会いしましたね。
覚えてらっしゃいますか?苫篠さんにお弁当を2人分届けてましたね。
苫篠さんは独り暮らしのはずですがもう1つはどなたの分だったんですか?孝一くんの。
孝一くんの?だって孝一くんは死んだはずじゃ…。
…死んでないよ。
(苫篠)それは…誤解です。
誤解?私は1人分しか頼まないんですがあの子が孝一の分まで持ってきてしまうんですよ。
どうしてですか?あの子は孝一が死んだことがわかってるんだかわかっていないんだか…。
もったいないのでああして陰ぜんにしてるんです。
そうだったんですか…。
あの方と孝一くんとは親しかったんですか?いえ…でも狭い町内ですから昔からの知り合いですが朝晩あいさつするぐらいだったと…。
息子さんはどうして…その…。
自殺…したかですか?わかりません。
バカなやつです。
これからだっていうのに…!
(美和子)そのお父さん自殺の原因に心当たりないの?…って言うんだけどさ。
2人分の弁当といいな〜んか臭いんだよな〜。
…薫ちゃんさぁなんか妙に張り切ってない?考えたんだけどさ俺みたいに優秀な人材は一課に戻ったほうが世の中のためになると思わない?思わない。
思えよ!思わないもん。
特命だからこそできることがあると思うしそれに薫ちゃん特命がピッタリ板についてきたしね。
ついちゃマズイわけよ〜。
なんで?なんでも!似合ってると思うけどな特命係。
そんなモチベーション下がるようなこと言うなよなぁ全く…。
そこよりさ…頭鍛えたほうがいいんじゃない?ダメだこりゃ…。
ん?あれ?これ…。
どうした?ねえちょっとちょっと。
この記事見て。
あっ…。
(宮部たまき)苫篠さんって過激派だったんですか。
過激派…。
確かにそうですね。
爆弾や銃で世の中を変えようとした過激な人たちですからねえ。
暴力で変わるわけなんてないのにね。
なにが世の中を変えるのでしょう。
そうねえ…。
おいしい食べ物と愛かな。
右京さんそのころなにしてたんですか?そうですねえ…女の子とデートをしていました。
本当ですか?勉強ばっかりしてたんじゃないんですか?勉強はしなくてもできましたから。
なんですかこんな時間に?気になる記事を見つけました。
被害者が書いた記事です。
(店員)いらっしゃいませ。
(十和田)すぐ帰るからいい。
しつこいですねあなた方も。
この記事…ご覧になったことありますか?
(十和田)ないですね。
ホントに?こんなゴシップ記事にいちいち目を通すほど暇じゃないんでね。
先日事務所をお訪ねしたとき模型がありました。
(十和田)それがなにか?あれは政府関係機関の建物の模型ですね。
苫篠武さんはかつて過激派のメンバーでした。
その息子の孝一くんを政府関係の仕事が多いあなたの会社で雇うとは思えないんですよ。
特にこの記事が出たあとでは。
苫篠孝一が自殺する前最後に携帯電話をかけた相手です。
番号に心当たりありますか?あなたのお嬢さんケイコさんのです。
2人は婚約寸前で幸せの絶頂だった。
なのになぜ彼は自殺を?それはこんな悪意のある記事を書かれたからでしょう。
この記事だけで自殺までするでしょうか。
十和田さん大事なことなんです!確かに彼の移籍の話は私が白紙に戻しました。
娘とのつきあいもやめさせた。
娘を犯罪者の息子と一緒にさせることができますか?だからなんだっていうんです!?苫篠孝一はそれで自殺を…。
あなた方は殺人事件を調べているんでしょう!?彼の自殺は関係ない!これ以上私に付きまとうと問題にしますよ。
私は警察幹部とも親しいんだ。
本気で問題にする気ですかね?気になりますか?気になんかなりませんよ。
十和田さん!なに!?失礼!すみません。
(足音)父は…父はどうなんです!?もう少し待ちましょう。
次は…私なのね…。
苫篠さんいますか!?入りますよ!伊丹!?なんでお前らがここに!?それはこっちの台詞だ!なんで特命係がここにいるんだ!?また狙撃事件があったんだよ!
(伊丹・三浦)なに!?十和田さんは重傷ですが命に別状はないそうです。
よかった…銃弾はどうですか?前回と全く同じ。
また消える銃弾が使われたようです。
そちらはどうでした?苫篠武のアリバイは完璧です。
完璧?狙撃事件があったちょうどその時間一課が苫篠に事情聴取してたんです。
なぜ一課がそこに?改造銃の犯歴者を当たっていたそうです。
そうですか…。
やはり苫篠さんはシロでしたか。
もしかして苫篠の息子生きてるんじゃないですかね?
(内村警視長)目の前で狙撃されるとはみっともない話だ!お前たちは一体なにをやってたんだ?
(中園警視正)誰がお前たちに狙撃事件の捜査をしろと言った?この件は一課がやる。
お前たちはどんなことがあろうが絶対に動くな。
お言葉ですが俺らだって刑事の端くれです。
事件が起きれば解決しようとする。
どうしてそれがいけないんです!?何度も言わすな。
警察は組織だ。
あくまでも組織で動き組織で解決する。
個人プレーは厳禁だ!ですけど…!亀山くん。
あくまで組織的にやれとおっしゃるんですね?そうだ。
わかりました。
ではそのようにします。
いいんすか!?あんなこと言って。
特命係の亀山くん。
はぁ!?特命係も警察の一組織です。
君も僕も警察組織の一組織人。
十分組織的で全く問題ありません。
ハッ…全然わかんねえ。
息子の孝一は生きてるんだろう?孝一はあんたの息子だろ?改造銃を作るぐらいの腕あるんじゃないか?音もせず硝煙反応も銃弾も残さない銃。
(伊丹)作ったのは孝一なんだろう?
(三浦)どうなんだ!!あいつら俺らがつかんだネタを…。
このままじゃあいつらの手柄になっちゃいますよ。
気になりますか?気になりますよ。
あ…今「人間が小さい」とかそういうこと思いませんでした?そんなこと思ってませんよ。
絶対思ってる…。
(米沢)これが第1の被害者のレントゲン写真です。
そしてこちらが第2の被害者のものです。
どうもありがとう。
犯人は自殺した男というのは本当なんですか?さあどうでしょう。
幽霊の仕業ですかねえ。
あなたでも幽霊の存在を信じるんですか?いえ。
しかし消える銃弾といいなんかオカルトめいてませんか?見ようによってはそうですねえ。
銃弾…どこに消えちゃったんだろうなぁ。
有賀さんの遺体はまだ保存されてますよね?ええ大学病院の霊安室に。
ちょっと調べてほしいことがあるんです。
あもちろん…。
上にはないしょですね?ボディーガードか…相当警戒してんなぁ。
ん!?
(芹沢)先輩!?なにやってんですか!?ハハハ…あどうも〜。
あのこいつちょっと借りますんで。
ちょっとなに…!?あ痛…先輩!有賀はしつこく十和田親子に取材を申し込んでいたようです。
やばいと思った十和田は孝一のヘッドハンティングの話をご破算にした。
ケイコも「だまされた」と相当激しく孝一をなじったようです。
絶望した孝一は自殺をした。
表向きは…ですが。
動機はやっぱり復しゅうか…。
だけどどういう銃を使ったんでしょうね。
はぁ〜。
はぁ〜。
(芹沢)どうかしました?圧縮空気…!あれだ!そうですか…わかりました。
圧縮空気ですよ!圧縮空気!君とは思えない発想ですね。
はい!今からその実験に行くところです。
一緒に行きましょう。
(米沢)コンプレッサーです。
自転車のタイヤの空気を入れたり浮き輪を膨らませたりするのに使用される一般的なものです。
これは?普通の鉄パイプです。
内側にライフリング…つまりらせん状の溝を刻んであります。
溝によって弾は回転して飛び出し命中率が高まる。
そうです。
らせんを刻むのはそう難しい技術ではありません。
銃弾は?通常の銃弾の弾頭を使用します。
(コンプレッサーの作動音)撃ちます。
(発砲音)おお…!十分な発射速度ですね。
火薬を使わなくても殺傷能力は十分にあります。
だけどこのコンプレッサーを…持ち運ぶのは大変ですよ。
車を使えば簡単です。
窓を少し開けて標的を狙えば目立たずに狙撃できますから。
しかしまだ消える銃弾のなぞは解けていません。
そちらのほうもお任せください。
配達行ってきます。
気をつけてな。
お忙しいところすみません。
杉下さん…納期が迫ってるんです。
邪魔しないでください。
人が次々撃たれてるのに仕事の心配もないんじゃないですか!?あなたの技術をもってすれば魔法のような銃も可能でしょうね。
作ったのはあんたなのか?それとも孝一か!?3か月前小型のエアコンプレッサーと特殊なドリルを買いましたね?それらは今どこにありますか?ドリルは鉄パイプにらせんを刻むため。
違いますか?殺人を止められるのはあんただけなんだよ!苫篠さん!私が…作りました。
だけど盗まれたんです!盗まれた!?嘘じゃない本当です!詳しく話していただけますか?孝一は私のせいで…私が過去に犯した罪のせいで…。
有賀さんが書いたあの記事がすべての始まりですね?私の過去を知った十和田親子は孝一を冷たく見捨てたんです。
だから復しゅうのために改造銃を?
(苫篠)どこにもぶつけようのない怒りを静めるためだったんです。
だけど…誰かに盗まれたんです。
銃弾も一緒に盗まれたんですか?銃弾は作りませんでした。
作る気もなかった…。
あなたと孝一くんには有賀さんと十和田親子を狙う動機があります。
孝一は生きてるんだな!?わからない…。
本当にわからないんです!孝一が生きてるんだったら…帰ってきてほしい!杉下です。
(米沢)「鑑識の米沢です」なにかわかりましたか?はい。
まだ予備的検査の段階なんですが人間のものではないDNAが検出されました。
人間のものではない…?ええ。
恐らくなにか動物の…。
(米沢)「聞こえてますか?」…失礼。
検査を続けてください。
どうかしたんですか?もう1人います。
…動機のある人間が。
我々はとんでもない思い違いをしていたのかもしれません。
どういうことですか?行きましょう!晴美さんはどちらへ?弁当の配達ですけど…あの子がなにか?晴美さんの身の上に関わることなんです。
部屋を拝見してもよろしいですか?え…ええ。
ここです。
失礼します。
お邪魔します。
うっ臭ぇっ…!なんだこれ!?骨…ですよね?スペアリブですね。
あっ!動物のDNA…。
消える銃弾…。
…これですね。
そもそも銃弾が消えてなくなるはずないんです。
銃弾は被害者の体内に残っていた。
そう考えるべきでしたね。
原型をとどめないほど粉々になり砕けた骨に紛れわからなかった!十和田ケイコには一課の監視がついてますね?後輩の芹沢ってやつがついてます。
(アナウンス)「皆さんこんにちは」「ご通行の皆さんにタツミ開発から耳寄りなお知らせを…」
(路上ライブの演奏)
(コンプレッサーの作動音)
(晴美)「麦わら帽子はもう消えた」「田んぼのカエルはもう消えた」亀山くん!はい!デザイン事務所に向かってください!了解!
(パトカーのサイレン)「それでも待ってる夏休み」「姉さん先生もういない」「きれいな先生もういない」「それでも待ってる…」「…夏休み」
(破裂音)
(発砲音)間に合いましたね。
罪を重ねなくてよかったですね。
どこでこの写真を…?晴美さんが大切にしていたそうです。
町内会のキャンプで孝一くんに歌を教えてもらってそれからいつもその歌を口ずさんでいたそうです。
そうですか…。
本当に好きだったんですね。
…孝一くんのことが。
彼女…孝一くんが自殺する前日に様子がおかしいことに気づいたそうです。
(晴美)おかえりなさい!でも彼女はなにもできなかった…。
「あのとき自分がなにかしてやれたかもしれない」「そうすれば孝一くんは死なずにすんだかもしれない」そう自分を責めて…それで…。
前におっしゃってましたね。
「2人は朝晩のあいさつくらいで特別親しかったわけではない」と。
ええ…。
彼女にとってはその朝晩のあいさつが生きる支えだったそうです。
私が…あんな銃さえ作らなければ…。
この子を人殺しにしてしまったのは…私です!苫篠さん。
…わかってます。
外で待ってます。
(晴美)「…田んぼのカエルはもう消えた」「それでも待ってる夏休み…」銃弾を故意に消そうとしたのではなかったんですね。
手近にあるものを使ったらたまたま消えたように見えてしまった…。
わかってみれば単純なことでしたね…。
よっ暇か!?あ…!あれ〜?課長目が青〜い!わぁバレたか〜。
カラ・コンにしてみたんだけど。
なんのため!?なんのため!?どう?似合う?どうかな?ブルーですねえ。
あっ…落ちた!あれっ!?またっすかぁ!?動くな!付いてんじゃないすか?もう!…こんなところに。
おっ!あっ!あつあつ…。
眼鏡にしてくださいよも〜。
そうだね。
2015/03/13(金) 16:00〜16:58
ABCテレビ1
相棒 season2[再][字]
「消える銃弾」
詳細情報
◇出演者
水谷豊、寺脇康文 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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