スクープ速報 週刊文春 掲載記事

後援会幹部が証言「私は下村博文文科相に講演料を渡した」

追及を受ける下村大臣
Photo:Kyodo

 下村博文文科相の「無届け後援会」を巡る問題で、後援会幹部が週刊文春の取材に応じ、講演料を渡していたことを認めた。

 下村氏は、「博友会」の名前を冠する後援会のうち、政治団体として届出をしているのは、東京にある博友会のみで、他の近畿博友会や中部博友会などは届出をしていない。この問題について、下村氏は、衆議院予算委員会で「全国各地の博友会は、塾の経営者など有志で構成する任意団体であり、運営に下村事務所は一切タッチしていない。また、講演料やお車代はいただいていない」と答弁していた。

 ある地方の博友会幹部は、「私が講演料として10万円を下村先生本人に渡しました。また、お車代をご本人に渡したこともあります」と証言した。

 明日発売の週刊文春では、この幹部が実名で詳細を語っている。下村大臣は、講演料やお車代の受け取りを否定してきただけに、今後の対応が注目される。

各地の博友会の運営に下村事務所は関与していないとするが、礼状には「全国博友会」と明記。

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「週刊文春」編集部

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2015年3月12日号
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総力取材10ページ 川崎中1 上村遼太君惨殺 「鬼畜」18歳少年Aの素顔
2015年3月5日 発売 / 定価400円(税込)
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