おはようございます。
7時になりました。
政府は、安全保障法制の整備で、PKO協力法を改正し、自衛隊が国連のPKO活動以外の国際的な平和協力活動にも参加できるようにしたいとしていて、武器の使用を前提とした治安維持活動なども行えるようにするなどとした、改正案の全体像を取りまとめました。
政府は、PKO協力法を改正し、国連のPKO活動以外にも、イラクで行った復興支援のような国際的な平和協力活動に対し、そのつど特別措置法を作らなくても、自衛隊を迅速に派遣できるようにしたいとしていて、政府が取りまとめた改正案の全体像が明らかになりました。
それによりますと、自衛隊の活動の正当性を確保するため、参加できるものとして、国連決議に基づく活動、国際機関や地域的機関からの要請に基づく活動、それに活動する領域国からの要請があり、国連総会など国連の主要機関が活動を支持する場合を挙げています。
そして活動の内容としては、紛争被害からの復旧といった、いわゆる人道復興支援活動に加え、停戦や武装解除などの監視活動、さらに武器の使用を前提とした治安維持活動なども行えるようにするとしています。
ただ一方で、危害を与える武器使用が不可欠となる特定の武装集団を標的とし、その戦闘能力の無力化を目的とする作戦には参加しないことを規定する方針を示しています。
また、こうした活動に参加するにあたっては、受け入れ国の同意などのPKO参加5原則を基本的に適用するとしていますが、5原則のうち武器の使用は要因の防護に限るとしている原則には、受け入れ同意が安定的に維持されていることが確認されている場合、業務遂行のための武器の使用を可能とするといった内容を加えることにしています。
政府は、きょう以降の与党協議で、こうした方針を説明することにしていて、与党協議は、安全保障法制の整備に関する考え方の方向性の取りまとめを目指し、今月下旬にかけて大きなヤマ場を迎えることになります。
過激派組織IS・イスラミックステートのイラクでの拠点に対し、軍事作戦が続いています。
イラク北部の都市ティクリットの奪還に向け、イラク政府軍は、市全体の6割を制圧しました。
ティクリットの市街地に攻め込むイラク政府軍。
11日、激しい戦闘の末、市街地の北側の広い範囲を制圧したということです。
ティクリット近郊では、ISからの解放を祝う住民たちの姿が。
そして12日、政府軍はISの反撃を受けながらも、これまでに市全体の6割を制圧。
ISの戦闘員が占拠する市の中心部に迫っているということです。
ただ、中心部にはまだ数百人の市民が取り残されているということです。
イラクのオベイディ国防相はすべてを制圧するには、まだ数日かかるとして、住民が犠牲にならないよう慎重に作戦を進める考えを示しました。
首都バグダッドの北、およそ150キロにあるティクリット。
ISに対する戦略上、重要な都市と位置づけられています。
その理由は、さらに北にあるモスルにあります。
モスルはバグダッドに次ぐイラク第2の都市で、イラクの中で、ISが支配する最大の拠点となっています。
このモスルを奪還するには、まずバグダッドとの中間に位置するティクリットの攻略が欠かせないのです。
イラクの政府軍は、ティクリット攻略に向け、今月2日、およそ2万人ほどの部隊を投入し、大規模な軍事作戦を開始。
作戦は戦闘機による空爆の支援を受けながら進められ、ISとの間で激しい戦闘が続いています。
ISへの武力行使の権限について、新たな決議案を議会に送っているアメリカのオバマ大統領。
その決議案は、武力行使の期間を3年間と定めています。
これについて、アメリカ議会上院の公聴会で、カーター国防長官は作戦の長期化を示唆しました。
一方で、欧米などでは若者がISに参加しようとする動きに歯止めがかかっていません。
スペインでは今月10日、ISの指示に従ってスペイン国内などでテロを計画していたとして、男2人が逮捕されました。
各国では、警戒を強めるとともに、過激な思想が若者の間で広がらないよう、摘発を強化しています。
東日本大震災の発生から4年。
原発事故で拡散した放射性物質への対応を巡り、福島県できょう、大きな動きがありました。
現場の上空から中継です。
除染で出た土などの仮置き場です。
東京電力福島第一原発がある福島県大熊町の上空です。
この仮置き場から土などを運び出し、中間貯蔵施設に運び入れる作業が、きょう初めて行われます。
中間貯蔵施設が建設されるのは、福島第一原発周辺の地域です。
敷地面積は16平方キロメートルにも及びます。
4年前の原子力発電所の事故で、美しい自然に恵まれた福島県の環境は一変しました。
福島が以前の姿を取り戻してほしい。
住民が強く願う中で、大きな節目を迎えます。
福島県内では、除染で出た放射性物質を含む土などが増え続けています。
その量は、最大で東京ドーム18杯分に当たる2200万立方メートルに上ると推計されています。
これを一時的に保管するのが、中間貯蔵施設です。
予定地は、福島第一原発を取り囲むように、大熊町と双葉町の2つの町にまたがっています。
黄色は施設が出来る予定の場所です。
搬入した土などにシートなどをかけて保管する施設や、放射性物質の濃度が高い焼却灰などを、ドラム缶などに密閉したうえで、建屋で保管する施設、それに分別したり、草木などを燃やして量を減らしたりする施設などが設けられる計画です。
きょうから搬入が行われるのは、土などを一時的に受け入れる保管場で、早期の搬入を求める自治体や住民の声を受けて、先月から整備が進められてきました。
福島県大熊町です。
こちらが中間貯蔵施設の予定地です。
施設の建設を巡っては、課題が山積しています。
予定地の地権者は、2300人以上に上ると見られています。
用地の取得はほとんどできていません。
予定地は放射線量が高く、長期にわたって住めないとされる帰還困難区域ですが、住民の多くは、先祖から引き継いだ住宅や田畑、それに墓地やお寺、神社に強い愛着を持っています。
たとえ時間がかかっても、ふるさとに戻ってきたいと願う人も少なくありません。
こちらがきょう搬入される廃棄物が置かれる工業団地です。
国が搬入開始を早めようと、急きょ、民間企業から協力を得た土地で、予定地全体の1%に満たない広さです。
いつまでにどれだけの用地を確保できるか、そして搬入を終えるまでにどれだけ時間がかかるか。
全く見通しは立っていません。
ここからは社会部の橋本記者とお伝えします。
そしてこちらに、改めて中間貯蔵施設の予定地、示します。
橋本さん、上空から見ても、この広さ、改めて分かりましたが、この広大な用地の取得、進めていくのは簡単なことではありませんよね。
今ご覧いただいた中間貯蔵施設の建設予定地なんですが、例えば、東京・渋谷区とですね、面積はほぼ同じ広さに当たります。
こうした土地を確保するということが、まず第一の課題となります。
去年9月に福島県が建設の受け入れを表明して以降、環境省は地権者との間で交渉を進めていまして、用地の確保を進めているんですけれども、これまで地権者と契約に至ったケースは、1件にとどまっています。
環境省としては、地権者に対して、丁寧に説明を行うことで、理解を得たいという考えなんですけれども、交渉は長期化することが予想されています。
今回搬入が行われるのは、中間貯蔵施設ということで、一時的に保管する施設ということですよね。
そうですね。
これから大きな課題となるのが最終処分場なんです。
政府は保管を始めるきょうからですね、30年以内に、福島県外で最終処分を終える方針です。
そしてこの方針を実行に移すことを約束しました法律を、去年成立させました。
中間貯蔵施設が置かれる町の人たちからはですね、いずれ県外で最終処分を実現することで、最終的には町に戻りたいと望む声がある一方で、実現が難しいのではないかと、懸念する声もあります。
住民の皆さん、心配の声が多いようですが、福島県外での最終処分に向けて、今後、どのようなスケジュールになっているんでしょうか。
環境省としては、福島県や地元と結んだ協定の中で、今後の最終処分場の用地の選定ですとか、あるいは建設の時期などを記した工程表を作成しまして、その進捗について毎年報告することとされています。
ただ今のところ、具体的なスケジュールは何も示されていません。
30年以内に福島県外で最終処分を行うというのが、国の方針なんですが、そのためには今後の具体的な道筋を早く示して、作業を急ぐということが必要になると思います。
ここまできょうから搬入が開始される中間貯蔵施設についてお伝えしました。
では次です。
中国では、公務員の汚職がさらに大きな問題になっています。
北京で開かれている全人代・全国人民代表大会で、去年1年間に摘発された公務員が、5万5000人を超え、前の年より7%余り増えたことが、きのう発表されました。
日本での贈収賄事件の検挙数は、ここ数年、二十数件ですので、人口の違いはありますが、比較すると、かなりの多さになります。
増加の背景には、腐敗撲滅を旗印とする習近平指導部が、取締りを強化していることがありますが、深刻な汚職の実態が改めて明らかになっています。
中国からの報告です。
全人代の期間中、山西省トップの記者会見の発言に、大きな注目が集まりました。
省の幹部、およそ300人が汚職で摘発され、行政に支障が出ているというのです。
その山西省は今、どうなっているのか。
現地を訪ねました。
この辺り、再開発によって住宅が壊され、がれきが広がっています。
しかし、建設される予定だったマンション、工事がストップしています。
汚職取締りの影響は、さまざまなところに及んでいました。
地元市長の肝煎りで始まったニュータウン計画。
再開発で古い住宅を取り壊し、高層マンションを建設する計画でしたが、市長が汚職で摘発された影響で、工事が中断したといわれています。
市政府庁舎の前に行ってみると。
クリーンなイメージを作り上げろというスローガンが掲げられていました。
その地元の市政府が、汚職対策として始めたのが、こちらの銀行に開設した礼金納入専門口座です。
公務員が、業者などから受け取った賄賂を、自主的に納める口座で、国や地元政府が管理します。
国営テレビも、汚職事件をたびたび大きく取り上げています。
この元高官は、不動産開発で業者に便宜を図った見返りに、賄賂を受け取ったとして、懲役17年の有罪判決を受けました。
賄賂は、中国で玉と呼ばれる美しい石。
合わせて日本円でおよそ1億5000万円相当を受け取ったとされています。
こうした状況に対し、中国政府は法律に基づいて、厳しい姿勢で臨むことを強調しています。
これに対し、専門家は、共産党一党支配の中国では、法律が都合よく解釈され、運用されるおそれがあると、懸念を示しています。
北京には、取材に当たった戸川記者がいます。
汚職の数とともに、賄賂の金額が多いことにも驚きますね。
中国では急速な経済発展に伴って、政府の許認可が必要な大規模な開発が増えたことが、汚職の数と金額の増加につながったといわれているんです。
法律や規則よりも、人脈が優先される、いわばコネ社会である中国では、さまざまな許認可権を持つ政府高官に、金品を使って近づき、癒着しようという業者が後を絶ちません。
また、取り締まる側の警察などの組織でさえ、汚職がまん延しているほか、報道の自由もなく、監視機能が働いていないことも、汚職が減らない原因の一つだとされています。
全人代の期間中、政府高官は中国の汚職の特徴として3点を挙げました。
1つ目は組織であること、2つ目は田舎から都市まで各地で起きていること、そして金額が多いこと、この3点を挙げ、問題の根深さを嘆いていました。
今後も汚職摘発の動き、続くんでしょうか。
習近平指導部は、腐敗の撲滅だとして、汚職摘発の手を緩める気配はありません。
背景には、汚職摘発に対する国民の支持や期待に応え、共産党統治の正当性を示すねらいがあります。
一方で汚職の摘発は、政敵を追い落とすための手段で、内実は権力闘争、政治闘争だとの指摘もあります。
そうした中、日本企業との合弁会社の中国人の幹部が、摘発されるというケースも出ていて、汚職摘発の動きは日本企業の活動にも決して無縁ではなくなっています。
習近平指導部としては、みずからの思い描く盤石な体制と政策を実現するため、今後も腐敗の撲滅という看板を掲げ、さまざまな抵抗勢力を排除していくものと見られます。
次です。
新年度・平成27年度予算案はきょう、衆議院の予算委員会と本会議で採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参議院へ送られる運びです。
ただ、予算案の年度内の成立は困難で、暫定予算案の編成は避けられない見通しです。
新年度・平成27年度予算案は、きょう、衆議院予算委員会で締めくくりなどの質疑と採決を行ったあと、衆議院本会議に緊急上程することで、与野党が合意しており、予算案は自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参議院へ送られる運びです。
参議院予算委員会は、週明けの16日から、安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて、基本的質疑を始めることで、与野党が合意しています。
こうした中、安倍総理大臣はきのう、自民党の谷垣幹事長と会談し、谷垣氏が、国会の審議日程が窮屈になっているとしたうえで、年度内に成立させることは厳しいが、早期に成立させるように進めなければならないと述べたのに対し、緩まないようにしっかりやらなければならないと述べました。
政府・与党は、景気への影響を避けるためにも、新年度予算案を速やかに成立させたいとしていますが、年度内の成立は困難で、社会保障費などの支払いに支障が出ないよう、暫定予算案を編成することは、避けられない見通しです。
夜空にきらめく満天の星。
東日本大震災の起きた4年前の3月11日の夜。
被災した地域では、これまでにないほど多くの星が輝いていたことをご存じでしょうか。
当時、被災した多くの人たちがさまざまな思いで、この星空を見つめていました。
仙台市にあるプラネタリウムです。
震災が起きた日の被災地の星空を再現したプログラムが上映されました。
あの日、星空を見た人たちの記憶が紹介されています。
4年前の3月11日、宮城県は地震による停電が、ほぼ全域で続いていました。
さらに昼間は降り続いていた雪がやみ、空気がとても澄んでいました。
停電と気象条件が偶然重なり、被災地の空に、これまでにないほど多くの星が現れたのです。
一度に多くの人の命が奪われた日。
被災した人たちは、どんな思いであの星空を見上げていたのか。
プログラムを制作した天文台は、体験談を集めました。
津波で夫を失った女性の手記です。
流れ星は天国へ向かう魂なのだというエピソードが、ふと頭をよぎり、その多さに…。
母親の行方を捜していた女性は。
みずからの体験を寄せた人の中に、あの日に感じたことを4年たった今、改めて思い起こしている人がいます。
仙台市の阿部美奈子さんです。
ここが避難所になってました。
地震の直後に、近くの中学校に避難した阿部さんは、あまりの被害の大きさに、しばらく途方に暮れていたといいます。
この先、どうやって生活していけばいいのか、不安に押しつぶされそうになっていた阿部さん。
勇気づけられたきっかけは、当時小学5年生だった、次男の耀さんの一言でした。
ただいま。
おかえり。
ああ、ただいま、ごめん、遅くなって。
うん。
あれから4年、耀さんは、中学3年生になりました。
この春、京都の高校に進学することが決まっています。
大好きなサッカーを続けるため、強豪校を選んだのです。
仙台を離れる耀さんに、阿部さんは、伝えたいことがありました。
耀さんが仙台を離れる5日前。
阿部さんは、プラネタリウムを見ようと誘いました。
頭上に広がるあの日の星空。
阿部さんがつづった思いが、会場に流れます。
思い切って重い頭を上に向けて見た。
するとそこに広がっていたのは、こぼれ落ちてきそうな星、星、星。
見たこともない美しい星空に、ためていた涙が一気に溢れ出した。
子どもはこんなときでも、それに気付くことができるんだ。
こんな悲惨な状況でも、美しいものや、楽しいものを見つけられるすてきな子どもたちを、なんとしても守っていかねばと、弱気になっていた心に活を入れられた、忘れられない夜だった。
苦しいとき、これからきっとたくさんあって、もうどうしようって、下を向きたくなるようなことが絶対あると思うんですけれども、そのときに、あのときも上を向いたんだっていうのを、忘れないでいれば、自分一人ででも上を向いていけるような気がするので。
プラネタリウムでよみがえったあの日の星空。
4年たった今なお、震災を体験した人々の心に、語りかけています。
耀さんが、上映中に、ちらりとお母さんの様子を見ていましたが、思いが伝わったんでしょうね。
あの夜、被災された皆さんがさまざまな思いで星空を見つめていたことを、心に刻みたいと感じました。
震災の日の星空を再現するプログラムは、今後、全国7か所で上映されるということです。
さて、その美しさから、海の宝石ともいわれるウミウシです。
宮崎県日南市の海は、この時期、その姿がたくさん見られ、ダイバーからウミウシ天国と呼ばれています。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
フリースタイルスキーのワールドカップ女子ハーフパイプで、初の快挙です。
小野塚彩那選手が、初めての総合優勝を果たしました。
小野塚はソチオリンピックの銅メダリスト。
ワールドカップ最終戦に臨みました。
ハーフパイプはエアの高さや回転などの難度を競い、3回滑って一番よい得点が採用されます。
小野塚は持ち味の高さを生かして、1回目に高得点をマーク。
2位に入り、初めての総合優勝を手にしました。
快挙ですね。
さあ、続いてはサッカー日本代表、新監督が正式に決定しましたね。
ハリルホジッチ氏は、きょう来日して記者会見に臨みます。
どのようなチーム作りを目指すのか、その発言が注目されます。
日本サッカー協会は、きのうの理事会で、旧ユーゴスラビア、今のボスニア・ヘルツェゴビナ出身のハリルホジッチ氏の監督就任を正式に決めました。
ハリルホジッチ氏は62歳。
かつてはコートジボワール代表の監督を務め、去年のワールドカップでは、相手に応じてフォーメーションを使い分ける臨機応変の戦いで、アルジェリア代表を、初めてのベスト16に導きました。
19番、ハリルホジッチ、このハリルホジッチはね。
現役時代は1982年のワールドカップに出場し、ユーゴスラビアのフォワードとして活躍しました。
日本サッカー協会では、こうした経験や実績を高く評価しています。
新監督が記者会見でどんなコメントするのか、楽しみですね。
さあさあ、日本代表、このあとのスケジュールどうなってましたっけ?
このようになっておりまして、日本代表は今月下旬に強化試合2試合を戦います。
代表メンバーは、今月23日から合宿に入る予定です。
強化試合では、27日がチュニジアと、31日にウズベキスタンと対戦します。
ワールドカップロシア大会の出場がかかるアジア2次予選は、4月の組み合わせ抽せんを経て、6月に行われます。
もう3か月後には、アジア2次予選が行われるんですね。
そうなんですよね。
それだけに、ハリルホジッチ新監督がどのようなチーム作りを目指すのか、きょうの記者会見での発言が、本当に注目されますね。
ここまでスポーツでした。
けさの知りたい!中山アナウンサーです。
おはようございます。
けさはまず、こちらの写真をご覧いただきましょう。
これ、この前の日曜日、東京大学で行われたある除幕式の光景なんです。
こちらの犬、忠犬ハチ公。
そして右の紳士は、飼い主だった東京帝国大学教授、上野英三郎博士です。
渋谷駅のハチ公とはずいぶん違いますね。
そうですよね。
こちらが渋谷駅のハチ公像なんですが、じっと飼い主の帰りを待ち続けています。
一方、今回お披露目されたハチ公像。
うれしそうですもんね。
上野博士と再会して、ハチの表情もこのとおりです。
この日はハチの没後、まさに80年に当たります。
この銅像、製作費用、1000万円余りかかったんですけれども、すべて寄付で賄われたんですね。
その資金集めに使われたのが、クラウドファンディングという方法なんです。
クラウドファンディング、インターネットを通じて、趣旨に賛同したクラウド、たくさんの人たちから、ファンディング、資金を集めるという意味なんですね。
最近よく聞くようになりましたね。
そうですよね。
もともと、クラウドファンディングって、ベンチャー企業などが新しいビジネスを始めるときに、使い始めたものなんですけれども、今ではさまざまな人が利用するようになっていますね。
ちなみに、この東大にある今回のハチ公像の資金集めなんですけれども、クラウドファンディング使ったところ、東大の関係者以外からも、次々と寄付が寄せられるようになったということなんです。
さあそして、今、こんな人たちもクラウドファンディングを使っています。
イベント会場でスイーツを売る、鯖江市役所JK課の皆さん。
JKというのは、女子校生という意味なんですけれども、福井県鯖江市が、女子高生にもまちづくりに参加してもらおうということで呼びかけた、プロジェクトなんですね。
何するの?
去年4月、13人のメンバーで発足しまして、例えばいろんな活動してますよ。
街のごみを拾う、ピカピカプランという活動をしたり、あるいはスマホのアプリまで開発してしまいました。
これ、図書館の自習机、どこが空いているのか一目瞭然で分かるという、高校らしい発想なんですが、ここで活動にかかる費用、一緒に活動した企業や団体に出してもらっていたんですけれども、やっぱり活動の幅をさらに広げていきたいということで、ことし1月、クラウドファンディングを使って、資金を集めることにしたんです。
目標金額は50万円。
でもそこに集まったのは、なんと、75万4000円と。
すごいですね、たくさんの人が応援したんですね。
当初の予定をはるかに超える金額が集まったというわけなんですよね。
来年度も参加したいという高校1年生の2人。
予想以上にお金が集まって、びっくりしました。
あるいは、活動をこの多くの人に知ってもらって、鯖江市を変えていきたいと意気込んでいました。
そして今度は、高校生の次には中学生をご紹介しましょう。
こちらの中学1年生、鈴木智也さん。
彼の呼びかけでなんと、700万円以上が集まったんです。
何?
自分が卒業した小学校の廃校を食い止めたいということで、クラウドファンディングを利用しました。
その小学校、島根県津和野町、左鐙小学校です。
すてきじゃないですか。
全校児童は現在6人と。
山に囲まれた小学校です。
このままだと来年度には統廃合で廃校になってしまうかもしれません。
そこで鈴木さん、地元のNPO、それから企業などと協力しまして、お金の管理は大人に任せるんですけれども、この街に移住しようとする家族のために、空き家のリフォームを考えたんです。
なるほど。
子どもを増やすために、まずは家を確保しようと、そういう発想なんですね。
そうなんですね。
しっかりしていますよね。
目標600万円のところ、700万円集まったというわけなんですね。
さらに地域の人たちからも寄付をもらいました。
これで2棟の空き家をリフォームすることができます。
そのうちの1棟は、先週リフォームが終わりました。
見学者も来ているそうですよ。
鈴木智也さん、豊かな自然に囲まれた学校をなんとか残してほしいと話しています。
こうして皆さんの思いが集まって、夢に一歩近づけそうですね。
ということで、締めくくりになってましたけれども。
いきますか?
きょうもやる?
そんなクラウドファンディングとかけまして、車の教習所と解く。
その心は?
きょうかんが力になります。
ちょっとだけ…。
寄付集まるかな?今ので。
きょういらなかったんじゃないかなって。
いろんな人たちの思いが集まります。
けさの知りたい!でした。
よくできました。
さあ続いて、気象情報です。
東京は日中、だんだん日ざしのぬくもり、感じるようになってきましたよね。
けさはどんな様子でしょうか。
渡辺さん。
けさはもうすでに春の日ざしが力強くて、そのぬくもり感じることができます。
きょうは私も春物のワンピース着てきました。
そう、そして春物のコートも羽織って、うきうきしますよね。
ちょっと今、空気冷たいので中にカーディガンも着ています。
この時期、重ね着お勧めです。
というのも、朝空気ひんやりですが、日中はといいますと、ぐんぐん気温が上がりまして、暖かくなりそうなんです。
きょうのポイントは、全国的に気温上昇、気分上々です。
そしてこの先の気温なんですが、来週にかけては全国的に平年よりも高い予想です。
ただ、今月下旬はまた東日本、西日本で寒さが戻る傾向ですから、寒暖の差で体調を崩さないようにご注意ください。
ではきょうの全国の予報を見ていきましょう。
けさお伝えしているニュースです。
過激派組織IS・イスラミックステートが拠点とするイラク北部の都市ティクリットでの軍事作戦は、イラク政府軍が市全体の6割を制圧しました。
イラク政府軍は、ティクリットの奪還に向けて、今月2日から大規模な軍事作戦を展開し、これまでに市全体の6割を制圧しました。
ただ、ISが占拠する市の中心部には、数百人の市民が取り残されているものと見られています。
イラクのオベイディ国防相は、すべてを制圧するにはまだ数日かかるとして、住民が犠牲にならないよう慎重に作戦を進める考えを示しました。
中国政府が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行に、G7・先進7か国では初めて、イギリスが参加することを明らかにしました。
中国との経済面での連携を強化するねらいもあるものと見られます。
為替と株の値動きです。
2015/03/13(金) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
福島県内の除染で出た土などの「中間貯蔵施設」への搬入が13日始まります。政府が30年以内とする最終処分に向けた課題について詳しくお伝えします。
詳細情報
番組内容
▼福島県内の除染で出た土などの「中間貯蔵施設」への搬入が13日始まります。政府が30年以内とする最終処分に向けた課題について詳しくお伝えします。▼去年1年で公務員55000人超が汚職で摘発された中国。その実態と背景をリポートで伝えます。▼4年前、東日本大震災の日の夜、仙台では普段とは違う満天の星空が広がりました。その下であの日、人々が抱いたさまざまな思いを見つめます。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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