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【純と愛の内緒話】スーパー美女「マリヤ」の涙…NHK審査員をメロメロにした「おとうちゃん愛」
その経緯とは-。
モデルデビューは父の後押し
昭和62年、京都市で日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれ、滋賀県大津市で育った高橋さんは平成15年、ボーカル・オーディション「横浜・湘南オーディション」を受けた。動機は、「4人兄弟の長女として、家計を助けたくて芸能界を目指したんです」。
書類審査を通過し、2次審査は実費で横浜市に行かなければならなかった。裕福ではない家計を案じ、「辞めるわ、新幹線代かかるし」と諦めようとしたところ、父は「せっかくのチャンスだから、車を使ってでも送る」。家族みんなで車に乗り込み、ワイワイ、ガヤガヤとにぎやかに横浜までたどり着いた。緊張もほぐれ、高橋はグランプリを獲得し、芸能界入り。ファッション誌「CanCam」の専属モデルとしても8年間活躍することとなった。
涙ながらに語る高橋さんの姿を見て、NHK側は急遽(きゅうきょ)、脚本にはない役柄を作って、ドラマに抜擢(ばってき)したという。
「審査員のみなさんが、ちょうど娘さんがいらっしゃる方々。後から聞かされた話ですが、家族のことを泣きながら話した私を見て何か役柄を与えたいとなったみたいです」と振り返る。
母からフィリピンなまりの日本語習得
今回のドラマの役柄、マリヤは日本人とフィリピン人のハーフ。家族を支えるためにフィリピンから出稼ぎで日本にやってきたという設定だ。「マリヤは、まさしく私の母。7人兄弟の長女として、大家族を支えるためにマニラから日本に働きにきた母と通じるものがある」という。
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