自分の部屋にしてもらえるはずだったところに謎の化粧品とかが大量に置いてあってヤバい。
自分はいま高3で、この歳まで自分の部屋がないのってどうなのって話はマンションなのでしょうがないと思うんだけど、やっと一室開けてくれるってところにこれ。父が言うにはとにかく場所が足りないって言うんで、ダンボールが家中を占拠してる。
マルチ商法自体はネットとかで聞いたことがあって、個人的に別に儲かるならそれでいんだけど、すごい不安だったのでちょっと前に父と話した。正確に言うと父と話したあとに細かく調べた。だから話した時はマルチ商法自体には「そういうあぶないなにかもあるんだなあ」て感じだった。
なにをしたいの?→この商品がすばらしいから使ってるし皆にも広めたい
マルチってやばくないの?→そういう偏見も日本ではあるけど欧米では普通のやり方
自分も母も聞いてないんだけど→そういうことをいうな家族の支えが必要?何も聞くな?
誰からこういうことを聞いたの?→何とかの何とかみたいな感じで、恐らくそのマルチ商法で成功したひとの話を言っていた
とにかく印象的だったのはあーこのひとマニュアルに沿って喋ってんだなあということ。ああいえばこういうっていうか、たとえばなにをしたいの?て聞いたときに「儲かるからさー」とか素直に言ってくれればまだ良いんだけど、現実は「アンタそんな謎の化粧品使わないよね」ってのを熱心に勧めてくるのが怖い。わかんないけどもしかしたら「家族が疑ったらこうしたら」てマニュアルもあるのかね。
で、そんなマニュアルどおりにすんごく淀みなく喋る父がとにかく怖くてしょうがない。昨日までの父親が全くの別人に入れ替わったような怖さがある。正直父親との会話では何度も叫んじゃったけど、叫んだ息子に淡々と答えを返してくる父が怖い。向こうからすれば最先端のビジネスを理解できない息子に淡々と聞かせてみたて感じなんだろか。