登場キャラクター紹介
こんにちは。「カメラの学校」公式キャラクターのカメです。今まで「ゆかりとめぐみ」親子の存在感に負けていましたが、大器晩成型なので、これから愚直にがんばります!この新企画では、私カメが色々な街に行って、カメラの学校で学んだ撮影技術を実践していきます。本日は「動物園で学ぶカメラの基礎!」を復習するために、都内某所に来てみました。
おいお前。いくらカメだからって、いきなり亀有はないだろう。
ハッ、うさぎさん
東京には色々な街があるぞ。どうして第一回から、亀有を選択したんだ。
ついてきちゃったの。せっかく僕が主役の新企画だったのに。
赤坂、代官山、自由が丘。いくらでも撮影すべき街はある。最近は清澄白河がおすすめ。
うさぎさんはオシャレが過ぎるんだよ。ぼくは等身大で愚直にがんばるから、一番好きな街に来てみたんだ。
まあ、それなら仕方ない。亀有でしっかり、撮影テクニックを実践するんだぞ。
こち亀の両さん像で、背景ボケに挑戦!
ここが亀有のロータリーだよ。バスがたくさんで、すごく賑わってるでしょ!
あまりピンと来ないな。
うさぎさん、あそこに「こち亀」の両さんがいるよ!僕の尊敬する人なんだ。
よかったな。じゃあ「動物園で学ぶカメラの基礎!」Chapter2で勉強した「背景ボケ」を、両さんを被写体に実践してみよう。
そうしよう!あれ、どうやるんだっけ、F値を設定するんだっけ…
カメはすぐモタモタするから嫌いだ。ちょっとカメラを貸してみろ。
あっ、背景がボケているね!うさぎさん、どうやったの?
まずは、カメラを「絞り優先モード」にする。お前のNIKONなら、この「A」というマークにダイヤルを回すのだ。それから、絞りを開放にするために、F値を小さく設定した。今はF値4だな。そして、レンズを望遠側に設定する。シャッターを半押しにして、主役の両さんにピントを合わせれば、背景がボケてくれるのだ。
なるほど!思い出してきたよ!
まったく、愚鈍なカメだ。ちょっとお前も撮ってみろ。
おいお前!完全にピントが「日高屋」に合ってるじゃないか!お前の尊敬する「両さん」を前ボケに使用してどうする!上級者テク・前ボケの実践場所を完全に間違えてるぞ!
ちょっと、お腹すいちゃって…。
いくらカメだからって、熱烈中華食堂のことを考えていい時とダメな時があるぞ。今はダメな時だ。撮影に集中しなさい。
腹ペコで、もう歩けないよ…
カメの歩くスピードがこれ以上下がったら、撮影し終わるまで一万年はかかるな。仕方ない、お昼ごはんにしよう。この辺に、LA BOHEMEは…
ないよ。
うさぎさん、あれが食べたいよ。
おいお前!いくらカメだからって、昼食に「わかめそば」はないだろう。カメとワカメは、似て非なるものだ。インドとインドネシアくらい違うぞ。
立ち食いでパパッとすませるから…
カメのくせに、そんなこともできるのか。それなら早く食べてこい。私はそこのPRONTO でペペロンチーノを食べてくる。
石碑で、最短撮影距離での撮影に挑戦!
わかめそばで元気回復!もう、何でも撮っちゃうよ。
その割に、わかめそばは撮影しなかったのだな。まあいい、そこに石碑があるから、Chapter5「最短撮影距離とISO感度」で学んだことを生かして撮影してみて。
亀有の由来について書かれているね。ええと、鎌倉時代に…。ちょっと読みにくいなあ。
近すぎてピンが甘いんじゃないか。カメラの撮像素子マークを見て、最短撮影距離を考えて撮影しなさい。
あれ?石碑のとなりに何かあるよ。
なんだあれは。
うわーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
おいお前!カメのくせに、カメの石碑で驚きすぎなんだよ。カメだったらカメらしく堂々と対峙しろ。
日ごろあんまり、カメに会う機会がないから…。
特異なカメだな。でもそのおかげか、最短撮影距離を確保していて、しっかりカメにピンが合って撮影できている。しかも、先ほど失敗した前ボケも実践できている。
驚いて撮影すると、上手に撮れるみたいだね!
そんなテクニックは応用が利かないから、ノウハウみたいに言うんじゃないよ。
商店街のポールで、アスペクト比を変えた撮影に挑戦!
あっうさぎさん!あれを撮ってみようよ。
商店街の歩道にあるポール、カメがモチーフとなっているのだな。ていうかお前、さっきからカメ関連の撮影しかしていないぞ。まさか今日一日、カメしか撮らないつもりじゃないだろうな。
カメはカメらしくって、うさぎさんが言ってたから…
まあいい。そのポール、Chapter6「写真のタテヨコとアスペクト比」で学んだことを生かして撮影してみて。ポイントは「被写体に応じて、表現方法の一つとして、画面のタテヨコの比率を変更する」ということだぞ。
おいお前!なんでそんなパノラマモードを使用したんだ。完全にカメラメーカーの意図に反しているぞ。PTOをわきまえていない上に、カメが全然見切れている。
カメの雄大さを表現したくて…
そんな願望を持っていたのか、だったら別の方法で表現するよう努力しなさい。ちょっと貸せ!これは被写体が正方形だから、写真も1:1に設定すべきだ。
なるほど、このほうがしっくりくるね。
Instagramにアップしちゃおうかな。いつもは空の写真を投稿しているのだが。
うさぎさんはオシャレだからなあ。
映画館の看板で、ガラスを使った撮影に挑戦!
ここがアリオ亀有。グルメ、ファッション、映画館まで、なんでもある大型ショッピングモールだ。私の好きな雑貨店「フランフラン」も入っている。
こんな楽しい場所があったなんて!はやく中に入ろうよ。
お前、亀有が一番好きな町とか言ってる割に、けっこう何も知らないのだな。
あそこに映画館の上映作品が掲示されている。ちょうどいい、「動物園で学ぶカメラの基礎!」Chapter3 の、ガラスを使った撮影を実践してみよう。
そうしよう!
ガラスに撮影者が写りこまないために、まず黒子に徹することが大切なのだ。っておい、カメ、どこへ行く!
カメのくせにダッシュとかするんじゃない。一体どうしたのだ。
僕、これが観たいよ。
最高にクールで熱く、超ハイテンションな4人のニューヒーローが活躍するカメ映画「ミュータント・タートルズ」じゃないか。お前は本当にカメにしか興味がないんだな。
背負っているのは、人類の未来。
それは選ばれしカメだけの使命だから、お前が背負うにはあまりに重すぎるから。それに私はうさぎだ、カメ礼賛映画は観ないからな。
しょうがないな、じゃあこれを観ようよ。
おいお前!それは亀梨和也主演の大々的な海外ロケを行ったエンタメ作「ジョーカーゲーム」じゃないか。カメに固執するのはいい加減にしろ、亀梨君もいい迷惑だ。
ガラスを使ったときの撮影は、何だっけ?黒子?
もういい、教える気が失せた。
いやー、今日は一日つかれたね。ちょっとフードコートで休憩しよう。
そうだな。お前がカメばかり撮影するから、すっかりカメ焼けしたぞ。
お腹がすいてきたよ。あ、あれを食べよう!
いい加減にしなさい。