トップページ国際ニュース一覧シエラレオネで治療支援の英兵士がエボラに感染
ニュース詳細

シエラレオネで治療支援の英兵士がエボラに感染
3月12日 21時54分

西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱の治療の支援に当たっていたイギリス人の兵士1人がエボラウイルスに感染していることが確認され、イギリスに搬送されて治療を受けることになりました。
イギリスの保健当局の12日の発表などによりますと、エボラウイルスの感染が確認されたのは、シエラレオネに派遣され現地でエボラ出血熱の治療の支援に当たっていた兵士で女性だということです。
年齢や容体などは明らかにされていません。
この兵士は12日中にイギリス空軍の飛行機でロンドンへ搬送され、専門の設備を備えた病院で治療を受けるということです。
また、この兵士と接触のあった同僚の兵士のうち2人も、予防措置として同じ飛行機で帰国し、病院で詳しい検査を受ける予定です。
イギリス人の患者は3人目で、いずれもシエラレオネで医療活動に従事して感染し、これまでの2人は、同じロンドンの病院で治療を受け退院しています。
WHO=世界保健機関の今月の統計によりますと、西アフリカでは隣国のリベリアで流行が始まった去年5月以降、初めて患者の数がゼロになった一方、シエラレオネでは新たに感染が確認される患者の数は増えているということで、イギリスからは600人余りの兵士のほか医療ボランティアが現地に入り治療の支援を続けています。

関連ニュース

k10010013411000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ