株主の皆様へ
謹啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、株主の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
株式会社 大塚家具は、私、大塚勝久が、「お客様の財産になるような家具を、世代を超えて提供していきたい」という理念を企業価値の源泉として、昭和44年3月に設立いたしました。その後、昭和55年には株式を店頭公開銘柄として登録し、ジャスダック最古参銘柄の一社として、多くの株主の皆様に支えられ、成長してきた会社でございます。
このような会社でありながら、今回の経営権を巡る騒動によって株主の皆様にご迷惑をお掛けする結果となり、創業者として、また代表取締役会長として、大変忸怩たる思いでございます。私は、騒動が大きくなればなるほど当社の企業価値は毀損し、株主の皆様に大きなご迷惑をお掛けすることになるとの考えから、大塚久美子社長による自主的退任という理性ある判断を行うことを期待して、水面下での説得を重ねて参りました。
しかしながら、私の思いは一切通じず、大塚久美子社長は、2月25日の取締役会において、自らのクーデター行為を改めて正当化したうえで、独断的な取締役選任議案を強行採決いたしました。これは、経営を担う社長として本来もっとも重視するべき企業価値の源泉や経営理念、社会的な存在意義、責務などを全く無視し、従業員の思いをも踏みにじる行動でございます。私は、もはや、大塚家具の存続にかかわる事態であると判断し、同日に記者会見を開催して私の考えを明らかにいたしまして、さらにこの度、3月27日開催予定の定時株主総会に向けて委任状勧誘を開始いたしました。詳細は、「新経営体制による企業価値向上策と株主提案へのご支援のお願い」(こちら)をご覧ください。
今回の定時株主総会は、株主の皆様によって、私、大塚勝久体制か、現経営陣である大塚久美子体制か、どちらかをお選びいただくための総会でございます。大塚勝久体制(株主提案)が株主の皆様によって可決された際には、粉骨砕身して企業価値の早期回復に向けた経営の陣頭指揮を執る所存でございます。そして、この株主提案は、大塚家具という企業を存続させるための、大塚家具に携わる者の総意であると信じております。株主の皆様におかれましては、大塚勝久に対して委任状をご返送いただきますよう、心からお願い申し上げます。
謹白

株主提案について
大塚家具の創業者かつ筆頭株主である大塚勝久は、
現経営陣の刷新を図るべく株主提案を行いました。
詳細は「株主様向け資料」をご覧ください。
第5号議案 取締役10名(大塚勝久、大塚勝之、渡辺健一、池田真吾、所芳正、岩﨑二郎、宇田川秀人、富松善彦、名取勝也、伊藤勝彦)選任の件
第6号議案 監査役2名(渡辺弘和、毛塚邦治)選任の件
取締役候補者
大塚 勝久
大塚 勝之
渡辺 健一
池田 真吾(新任)
所 芳正(新任)
岩﨑 二郎(新任)
宇田川 秀人(新任)
富松 善彦(新任)
名取 勝也(新任)
伊藤 勝彦(新任)
監査役候補者
委任状について
大塚家具に委任状または議決権行使書を送付済みの株主様へ
大塚勝久事務局宛てに、新たに委任状をご提出いただければ、株主提案に賛成の議決権を行使いただくことができます。
下記より、委任状・宛名ラベルをプリントアウトして、本人確認書類を同封の上、大塚勝久事務局までご返送ください。
委任状のプリントアウトはこちら
※印刷の際は、カラー印刷をお願いいたします。
(切手をお貼りいただく必要はございません)
委任状は3月24日(火)までにご投函ください
委任状の書き方
株主提案にご賛同いただける場合は、委任状用紙にご記入いただき、返送用封筒でご返送くださいますよう、お願い申し上げます。
ご返送の際には、本人確認書類の同封が必要になります。
お手数ではございますが、ご返送時に、株式会社大塚家具から送付された『議決権行使書』 の原本を必ずご同封ください。
※ 議決権行使書を紛失された際には、こちらの本人確認書類のいずれか1点をご同封ください。
本人確認書類として有効な書類
個人株主様
- ・株式会社大塚家具から送付された『議決権行使書』の原本
- ・印鑑登録証明書の原本
- ・運転免許証(運転経歴証明書を含む)のコピー
- ・各種健康保険証のコピー
- ・国民年金手帳のコピー
- ・旅券(パスポート)のコピー
- ・母子健康手帳のコピー
- ・身体障害者手帳のコピー
- ・住民基本台帳カードのコピー
- ・在留カードのコピー
- ・特別永住者証明書のコピー
- ・上記のほか官公庁発行書類等で氏名、住所の記載があり、顔写真が貼付されているものの原本
法人株主様の場合には、下記の書類いずれか1点をお願い申し上げます。
- ・株式会社大塚家具から送付された『議決権行使書』の原本
- ・登記事項証明書の原本
- ・上記のほか官公庁発行書類等で法人の名称及び本店又は主たる事務所の記載があるものの原本
1.委任状にご記入ください。

- 委任状を記入された当日の日付をご記入ください。
- 株主様ご自身のお名前をお書きください。(法人名義の場合には、会社名と代表者名の両方をお書きください。)
- ご捺印(認印で結構です)をお願いいたします。
- 第2号議案及び第3号議案については「否」の欄に〇印を、第5号議案及び第6号議案については「賛」の欄に〇印をそれぞれご記入ください。
第1号議案及び第4号議案につきましては、ご自由に賛否をお書きいただきたいと存じますが、賛否の指示がない場合には両議案とも白紙委任とし、賛成の議決権行使を行います。
2.議決権行使書の原本(本人確認書類)を同封し、白色の返送用封筒でご返送ください。

大塚家具から送付された議決権行使書の原本は、本人確認書類となります。
委任状には、本人確認書類の同封が必要になります。
※ 議決権行使書を紛失された際には、こちらの本人確認書類のいずれか1点をご同封ください。
本人確認書類として有効な書類
個人株主様
- ・株式会社大塚家具から送付された『議決権行使書』の原本
- ・印鑑登録証明書の原本
- ・運転免許証(運転経歴証明書を含む)のコピー
- ・各種健康保険証のコピー
- ・国民年金手帳のコピー
- ・旅券(パスポート)のコピー
- ・母子健康手帳のコピー
- ・身体障害者手帳のコピー
- ・住民基本台帳カードのコピー
- ・在留カードのコピー
- ・特別永住者証明書のコピー
- ・上記のほか官公庁発行書類等で氏名、住所の記載があり、顔写真が貼付されているものの原本
法人株主様の場合には、下記の書類いずれか1点をお願い申し上げます。
- ・株式会社大塚家具から送付された『議決権行使書』の原本
- ・登記事項証明書の原本
- ・上記のほか官公庁発行書類等で法人の名称及び本店又は主たる事務所の記載があるものの原本
株主提案にご賛同いただける株主様は、
大塚家具から委任状が送付された場合でも、
同社に委任状を返送されないよう、お願い申し上げます。