ここから本文です

編入後「最高位の外国要人」=鳩山氏クリミア訪問―ロシア紙

時事通信 3月12日(木)19時58分配信

 【モスクワ時事】12日付のロシア経済紙コメルサントは、鳩山由紀夫元首相がウクライナ南部クリミア半島訪問を強行したことについて「(国際社会がロシアへの編入を承認しない中)このような高いレベルの(外国)政治家が訪問したのは初めて」との識者の話を伝えた。
 同紙によると、訪問日程はロシア外務省が計画した。鳩山氏は2014年8月にクリミア行きを希望し、ベラベンツェフ・クリミア連邦管区大統領全権代表に書簡を送付し、ロシア査証(ビザ)取得のための招待状を受け取ったという。日本政府は鳩山氏の訪問を批判している。
 クリミア編入後に訪問した外国要人は、欧州サッカー連盟(UEFA)関係者、ジンバブエ閣僚、フランス極右政党「フランスのための運動」とイタリア中道右派「北部同盟」の両党首にとどまる。鳩山氏に同行する政治団体「一水会」の木村三浩代表は14年9月にも訪れた。 

最終更新:3月12日(木)20時4分

時事通信