兵庫県洲本市で5人が刺されて死亡した事件で、逮捕された男の家族が最近まで保健所への相談を繰り返していたことが分かりました。
洲本市や明石市の保健所によりますと、平野達彦容疑者(40)の家族から「物を壊す行為」や「近隣トラブル」などで10年前から合わせて7回の相談を受けていました。その際、病院を紹介して入院させていたということです。最後の相談は去年10月で、離れて暮らす母親が「息子が金の無心に来る」「怖い」と訴え、職員が達彦容疑者と面談しましたが、入院の緊急性は感じられなかったということです。
明石健康福祉事務所・坂口智副所長:「金銭面では困っている部分もあったが、(職員は)普通の生活はできているように感じた」
この事件では2つの世帯の男女5人が死亡していて、達彦容疑者は接見した弁護士に対して、「裁判になるまで捜査員に何も話さない」などと話しているということです。