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 米原子力規制委員会(NRC)のスティーブン・バーンズ委員長は10日、ワシントン近郊のメリーランド州で開かれたNRC年会に参加し、東京電力福島第一原発の事故の教訓について触れ、「原発に実績のある国も、新たに参入した国と同じように国際協力のもとで安全性を高めていくことが大事だ。引き続き安全対策の向上に注視する」などと述べた。4月上旬に訪日し、福島原発などを視察するという。

 バーンズ氏は、日本の原子力規制当局者らと面会するほか、原発事故後に強化された新規制基準を満たしていると認定された関西電力高浜原発(福井県)も訪問し、原発の安全性がどのように強化されたか視察する。

 バーンズ氏は弁護士出身で、NRCの法律顧問も務めた。昨秋、NRC委員に就任。今年1月、オバマ大統領から、退任したマクファーレン前委員長の後任に任命された。(ワシントン=小林哲)