震災から4年 明日へコンサート 2015.03.09


≫あれから4年。
被災地の復興は、まだ道半ばです。
大変な思いで過ごしている人たちもたくさんいます。
しかし、被災地の皆さんは前を向き一歩ずつ歩みを進めています。
震災前よりも魅力的な街にしたい。
震災に負けない地域の絆を作りたい。
努力が少しずつ実を結び始めています。
励まし合い、感謝し合い新しい未来を作り上げていく姿はたくさんのことを教えてくれました。
被災地の皆さんへそして日本中の皆さんへ。
「がんばろう」と「ありがとう」の気持ちを込めて。
「私たちの心の中にある東北」歌とともに見つめていきたいと思います。
「“明日へ”コンサート」始まります。
生字幕放送でお伝えしています≫SMAPの皆さんでした。
ありがとうございました。
≫「震災から4年“明日へ”コンサート」。
司会を務めさせていただきます中居です。
よろしくお願いします。
≫NHKアナウンサーの有働由美子です。
よろしくお願いいたします。
この番組では震災の記憶を風化させたくないという思いとそして復興への願いを込めて歌で送り続けてきました。
≫今年で4年目となります。
たくさんのアーティストの方々よろしくお願いします。
さて、福島県出身の西田さん。
毎年のご出演です。
ありがとうございます。
≫ありがとうございます。
こちらも。
≫いかがですかね。
4年たった今というのは。
≫4年たちました。
まだ復興半ばでしょうね。
でも、ちらほらと明るい話題もこれから希望がわいてくるような話も聞こえてくるので復興へ向かって着実に一歩一歩進んでいるという感じはします。
≫ここで、宮城県名取市と中継がつながっています。
北島三郎さんです。
北島さん、中居です。
≫中居ちゃんこの人、見てくれる。
≫ものすごい人ですね!≫みんなで盛り上がっていくからよろしくね。
≫よろしくお願いいたします。
後ほどたっぷりとお話を伺いたいと思います。
それでは、AKB48の皆さんKis‐My‐Ft2の皆さんです。
よろしくお願いします。
≫皆さんは去年ドラマ「あまちゃん」でもおなじみになりました岩手県の三陸鉄道を訪ねてくださったんですよね。
当時は全線開通まで残り1か月で新人運転士の小松翔さんと出会って当時の状況をご案内くださいました。
そして去年、無事に全線開通で最初の列車を運転したのが小松さんだったんです。
地元の皆さんをはじめ全国からも観光客が押し寄せました。
今夜はその三陸鉄道がある岩手県と中継がつながっています。
呼んでみましょう。
AKB48の小嶋真子さんそして岩田華怜さん。
≫私たちは今、北リアス線の終着駅、久慈駅で名物のこたつ列車に乗っています。
こちらがVTRにも登場していただいた三陸鉄道の運転士小松翔さんです。
≫どうも、こんばんは。
中居です。
去年、北山君も行かれたということですが。
≫小松さんご無沙汰しております。
Kis‐My‐Ft2の北山です。
全線開通のときの列車も小松さんが運転されたそうでいかがでしたか?≫震災直後に入社した身としてこうして全線開通の場に立ち会えたことはすごくうれしいですしまた、運転させてもらうこともすごく光栄に思っています。
≫小松さん、全線開通を受けて今、全国の皆さんに伝えたいことはありますか?≫まずは、全国の皆様三陸鉄道を応援してくださり誠にありがとうございました。
これからも地域の皆さんそして三陸鉄道社員一同で頑張ってまいりますのでこれからも応援のほうよろしくお願いします。
≫三陸鉄道…。
片道1850円ですよね!AKBの皆さんも全線開通後三陸鉄道に行かれたと伺いました。
≫去年4月に訪ねたんですけどあの列車の中でお客さんの皆さんと「恋するフォーチュンクッキー」を地元の皆さんと一緒に歌って踊って。
お子さんも来てくださってすごく盛り上がって楽しかったです。
≫AKBの皆さんはいつも東北のほうに行かれているとか。
≫月に一度訪問活動を続けています。
≫月に一度、今でも行かれているということですね。
≫その思いを込めて歌っていただきたいと思います。
≫AKB48の皆さんもそうですけどKis‐My‐Ft2の皆さんも“明日へ”ファミリーの一員だといっても過言ではないです。
4年連続の出演、ありがとうございます。
この4年間、どうですか?いろいろな思いがあると思いますが。
≫毎年、東北のほうに明るいニュースが増えてきているというのが。
≫間違いなくそうですよね。
前向きなニュースが増えてきているというのは。
藤ヶ谷さんは?≫ぜひ、7人で小松さんの運転する列車に乗りたいなと。
≫もう、口だけになっちゃうからこの1年の間に必ず行ってきて。
≫行きます!師匠、師匠。
時間がありませんでした。
すいません。
それでは、AKB48の皆さんなんですがこちらの「恋するフォーチュンクッキー」世界中でも踊られて社会現象になっています。
今回は東北の皆さんと一緒に踊ってくださるということですね。
久慈駅にいる皆さんとともにお届けいたします。
AKB48の皆さんで「恋するフォーチュンクッキー」。
どうぞ。
≫全国の皆さん。
≫岩手に遊びに来てください。
≫続いての曲はKis‐My‐Ft2で…。
≫「Thankyouじゃん!」。
≫Kis‐My‐Ft2の皆さんありがとうございました。
≫いつの間にか後ろの4人の衣装も一緒になったんだね。
ただ、よく見ると襟が白いという。
≫あとちょっとです。
≫ありがとうございました。
続いては、こちらをご覧ください。
≫津波で大きな被害を受けた宮城県名取市。
今もその爪痕が残されたままです。
≫北島三郎さんが訪ねたのは赤貝漁で知られる閖上漁港です。
≫閖上の赤貝は水揚げ量日本一。
天然の味は高級なすしネタとして取引されています。
≫4年前、震災で漁船が全滅。
赤貝も津波で流されたかと思われました。
6か月後、ようやく船を出すと引き揚げた網の中にがれきとともに赤貝を発見。
漁は再開され今では、閖上の港に活気が戻りつつあります。
≫ここは毎週日曜日大きなにぎわいを見せる閖上の朝市です。
震災のあと3週間後には営業を再開。
地元の人たちを喜ばせました。
≫30年前から続く魚屋さん。
今も仮設住宅で暮らしています。
≫どんなに苦しいときでも前を向いて必死に生きる閖上の人たちに出会いました。
≫必死だという気持ちが本当にそれが正直な気持ちなんじゃないかと思いますよね。
≫今の名取市と中継がつながっているんですね。
高橋篤史アナウンサーが行っています。
高橋さん。
≫閖上漁港から車でおよそ20分宮城県名取市のビール工場の敷地にありますホールにお邪魔しています。
北島三郎さんそして、漁師の皆さん市場の皆さんにお越しいただいております。
≫こんばんは。
中居です。
北島さん昨日は朝市のほうに行かれたと。
皆さん、元気でしたね。
≫すごい活気があってさ。
今、VTRで見たでしょうけど貝やらなんやら…。
皆さんが…。
俺が生意気に頑張ってっていったら頑張ってねは言わないでって。
それ言われると涙が出るって。
今、それどころじゃない。
今はそれを超えて頑張ってやるしかないんだという姿に胸を打たれたね。
やっぱり、そんな元気のいい姿にほっとするのと本当にもう少し…。
俺が言えることは頑張ってねとしか言えませんからね。
皆さんが頑張っている姿に感動しました。
≫こちらのほうが元気もらうんじゃないかと思いますよね。
≫海底の底のがれきの下から赤貝がいたと。
その赤貝を見たときに私は生意気、言っちゃった。
この赤貝が、もしかしたら漁をやめた漁師の方もいらっしゃる。
残っている漁師の方々のこの赤貝が漁師の皆さんの道しるべになったんじゃないかという気がする。
それで、これが本当に赤貝がどんどんとれてきて今ものすごい、いい感じですよ。
≫閖上のブランドも復活してきていますからね。
≫中居君、赤貝好きかい?≫赤貝好きですけどちょっといい値段するんですよね。
≫値段、関係ない。
よかったら持っていくから。
≫ありがとうございます。
赤貝漁をされている漁師さんにも伺いたいと思います。
出雲さん、中居です。
赤貝漁の復活おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫ここまでくるのに本当にたくさんのご苦労もあったと思いますけど全国の皆さんにメッセージがございましたらお願いできますでしょうか。
≫全国のご支援をいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
閖上の赤貝は味も香りも最高です。
ぜひ、日本一の赤貝を閖上に食べに来てください。
≫最高級の赤貝ですからね。
ありがとうございました。
≫本当にうまいんだからね。
分かったっちゃ?≫そしてこちらにはSMAPの皆さんとそしてKis‐My‐Ft2の皆さんがお越しくださいました。
≫こちら、東京のほうも皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。
それでは北島さんよろしくお願いします。
≫分かりました。
それじゃあ、皆さんいきましょう。
やっぱり、こんな雰囲気だとこの歌が合うかな。
「北の漁場」。
いえーい!最高だっちゃ!こうなったらのりに乗ってもう1曲いこうか。
何やるかな?「まつり」か!よーし、じゃあ「まつり」だ!皆さん、こっちおいで。
≫北島三郎さん、宮城の皆さんありがとうございました。
続いてはゆずのお二人そして西田敏行さんにお越しいただきました。
≫よろしくお願いします。
皆さん、4年連続のご出演となりました。
“明日へ”ファミリーですね。
≫ありがとうございます。
≫ゆずのお二人は毎年、被災地でコンサートを開催されていると。
≫実は昨日も郡山に行ってまして。
≫本当の昨日ですか?≫はい。
本当に昨日。
≫郡山、俺が生まれたところだ。
≫すごいすてきな場所でした。
≫ありがとうございます。
≫昨日で、今日、帰って来た?≫昨日やって、昨日の夜ここのリハーサルに来て。
で、今日また来ました。
≫そんなゆずのお二人は西田さんのふるさと福島のある女子高生を訪ねたそうなんですよね。
どんな女子高生だったかご覧いただきましょう。
≫ゆずの2人が訪れたのは福島県いわき市。
地元の女子高生が案内するバスツアーに参加しました。
≫このバスツアーを企画した白岩春奈さん。
震災後ふるさと・いわきの魅力を伝えようと市内の高校生と一緒に始めました。
これまで全国から訪れた200人以上を案内してきました。
最初に訪ねたのはいわき市の特産品かまぼこの工場です。
慣れ親しんだふるさとの味には特別な記憶があります。
≫自分たちで作ったかまぼこが焼き上がりました。
≫いただきます。
≫ここは、江戸時代に建てられた古民家です。
津波で大きな被害を受けましたが地元の人たちが中心となり修復しました。
古民家で、お気に入りの場所に案内してもらいました。
≫自分たちの手でふるさと・いわきの魅力を届けたい。
その思いが地域の絆を深めています。
≫ありがとうございました。
≫直接、触れることが大事だと思いますね。
女子高生バスガイドいかがでしたか?この旅は。
≫ふるさとに残る大切なものを自分たちで受け継いで、それを懸命に伝えていこう残していこうという姿にとても感動しました。
≫知恵を絞って何かを考えた何か、一歩でも進もうというその気持ちがうれしいですよね。
≫自分たちなりに一生懸命やっている姿がすばらしいなと思いました。
≫岩沢さん。
≫またこの春で3年生なので卒業して進んだりとかして。
でも、ちゃんと下級生がまた代を継いで≫受け継いでいくってことでしょうね。
楽しみにしています。
≫実は、VTRに登場していた女子高生の皆さんに会場に遊びに来ていただいています。
どの辺かな?≫ありがとう、ありがとうね。
≫ありがとうな。
力強いよ、あんたたちは。
頑張ってるな。
≫VTRは2分ぐらいなんですけど半日以上、一緒にいたんです。
≫西田さん福島の女子高生の方がこういう活動されています。
≫力強いですね。
本当に心強いというかやっぱり、若い力がどんどん、これからいろんなことを体験した世界で初めての体験だと思うんです。
地震と津波とそれから原発事故と。
この3つの災害に遭ったわけですから。
これは世界初の体験です。
これを逆にむしろ自分の逆手にとって自分のエネルギーにしてやっていってもらいたいなと思います。
≫僕たちができることは限られていると思いますが直接行って触れ合うってことが大事ですね。
それでは歌のほうにまいりましょう。
ゆずのお二人で「雨のち晴レルヤ」、どうぞ。
≫ゆずのお二人ありがとうございました。
≫大切な家族や仲間が失われた3月11日。
一方で、新たな命が誕生しました。
≫福島、宮城、岩手では110人以上の赤ん坊が産声を上げたのです。
混乱の中、生まれた新しい命。
その命の誕生に歓声が上がりました。
ふるさとで生まれた命は希望の光そのものでした。
あの日、生まれた男の子、女の子たちはまもなく4歳を迎えます。
あの日、生まれてきてくれたあなたたちへお父さんやお母さんが手紙を書いてくれました。
未来を生きる君たちへ歌とともに届けます。
≫虎が生まれた日パパの同僚やママの友達が虎のために力を尽くしてくれました。
ミルクやオムツをかき集めてくれたりガソリンを調達してくれたり。
みんな、私たち家族を助けてくれた恩人です。
虎は、いつも寝るときに「ママ、今日もありがとうね」と言ってくれますね。
そのときに、みんなのことも思い出して「ありがとう」と心の中で伝えてね。
パパがいつも言っている感謝の心の第一歩です。
虎、生まれてきてくれてありがとう。
虎はこれからもずっとずっとパパとママの宝物です。
≫一花が生まれた日石巻でママのおばあちゃんが亡くなりました。
大きな声で誕生を祝えず複雑な思いもありました。
生まれたあとも悩んだあなたの名前。
一つの花と書いて「一花」と名付けました。
「世界に一つだけの花」のように家族にとって一つだけの特別な存在だから。
そして、大変なときだからこそ一つの希望の花になってほしい。
そんな願いを込めました。
一花に伝えたいことがあります。
あなたが生まれてきてくれて家族みんなが救われたこと。
多くの人が心からあなたの誕生を祝ってくれたこと。
3月11日はあなたの大切な誕生日です。
≫雛咲ちゃん、私たちのもとに生まれてきてくれてありがとう。
生後1か月のときに無呼吸発作を起こした雛咲ちゃん。
あのときママは集中治療室で雛咲ちゃんの手を握り頭をなでることしかできませんでした。
ようやく安心できるようになったあと今度はパパがくも膜下出血で倒れてしまって。
退院するまで、毎日「パパがんばれ。
パパがんばれ」って言ってくれていましたね。
そんな優しい雛咲ちゃんの夢はお医者さん。
それを聞いたときあなたの成長を感じてパパもママも本当にうれしく思いました。
今では、たくさんおしゃべりしてやんちゃ盛り。
雛咲ちゃんの未来に最高の幸せが訪れますように。
≫皆さんありがとうございました。
今年で阪神・淡路大震災から20年。
震災直後、神戸の街で生まれた1つの歌があります。
「しあわせ運べるように」。
この歌が東日本大震災のあと東北各地で歌い継がれています。
≫「しあわせ運べるように」。
復興への決意が込められたこの歌を福島で歌い継ぐ子どもたちがいます。
今回、その子どもたちを訪ねた渡辺大知さん。
神戸出身のバンド黒猫チェルシーのボーカルです。
小学生のとき授業で、この歌と出会い今も歌い続けています。
20年前、神戸で生まれた歌を福島の子どもたちはどんな気持ちで歌っているのか聞いてみました。
≫まっすぐな歌詞に最初は戸惑った子どもたち。
原発事故で避難を続ける人たちに歌を届けることで心に変化が起き始めます。
≫子どもたちはこの歌が持つ人を励ます力に気付いたのです。
≫神戸から東北へ。
ふるさとの復興を願う気持ちが歌を通して子どもたちの心に受け継がれていました。
≫福島を訪ねた渡辺大和さんそして渡辺さんがボーカルを務める神戸出身のバンド黒猫チェルシーの皆さんです。
よろしくお願いします。
今夜、この歌を歌い継いできた神戸の大学生の皆さんも一緒に歌ってくださるということです。
よろしくお願いいたします。
改めていかがですか?福島に直接行って。
≫この曲は小学生のころから僕たちは自分の歌のように歌ってきた歌で。
それが今、20年近くたっているんですけどこうやってさっきのVTRのように福島の人たちも歌っているというのを知れて本当に改めて気付かされることがたくさんありました。
≫歌い継がれているなと感じたんじゃないですかね。
≫今日は思いっきり自分たちの歌い方で自分たちの思い、気持ちのままで無理せずに多くの人にこの曲を知ってもらえたらと思ってやります。
聴いてください。
≫それではお聴きください。
「しあわせ運べるように」。
≫黒猫チェルシーの皆さんそして神戸親和女子大学の皆さんありがとうございました。
≫しっかり気持ちは届いているんではないでしょうかね。
ありがとうございました。
続いて、復興へ思いを寄せる若いアーティストの方々をご紹介しましょう。
SEKAINOOWARIの皆さんです。
宮城県気仙沼市を訪れたVTRをご覧ください。
どうぞ。
≫去年12月、宮城県気仙沼市をSEKAINOOWARIの4人が訪ねました。
2011年秋にオープンした復興屋台村。
震災で店を失った人たちが営業を始め今では地域に欠かせない交流の場所になっています。
4年間、屋台村の人たちが大切にしてきたものがあります。
広場の中心にあるきずなの塔です。
震災の年、この塔はクリスマスツリーとして飾り付けられその明かりは被害の大きかった気仙沼の人々を勇気づけました。
≫以来、毎年12月街の復興を祈ってツリーが飾られています。
今回はすべて子どもたちによる手作りです。
≫この日、屋台村ではクリスマスの準備が行われていました。
≫願いを込めて思い思いに飾りを作る子どもたち。
その表情には、明るい笑顔があふれていました。
≫3、2、1、メリークリスマス。
≫気仙沼の子どもたちがともした希望の光。
ふるさとの笑顔を輝かせています。
≫こちらにはSEKAINOOWARIの皆さんとそしてPerfumeの3人にお越しいただきました。
≫よろしくお願いします。
≫希望のツリー一緒に飾り付けられたんですね。
いかがでしたか?≫最初のうちは子どもたちも緊張していたんですけど…。
≫距離感も難しそうですしね。
≫でも作っていく中で、だんだん打ち解けていくことができたような気がしてすごくうれしかったです。
≫やっぱり触れ合うことって大事だなって改めて…。
≫体で感じました。
≫その希望のツリーですがご覧ください。
こちらに本物を持ってきていただきました。
高さ8mです。
きれいですね。
≫このツリーとともに歌っていただきます。
≫Perfumeの皆さんですけども今回は東北の高校生の皆さんと一緒に盛り上げてくれると伺いました。
≫今回「HoldYourHand」という楽曲ハンド手を使った歌なんですけどもたくさんのみんなの手をとりたいということで手をテーマに、東北の高校生のみんなが写真を撮ってきてくれまして。
その写真とともに今日はステージをお届けしたいと思います。
≫この会場にもその高校生が実に来てくれているんですよ。
どこにいるのかな?いた!ありがとうございます。
≫すてきな写真ありがとうございます。
≫最後まで十二分に楽しんでいただきたいと思います。
≫それでは気仙沼の希望のツリーとともにSEKAINOOWARIで「RPG」。
そして、高校生の写真とPerfumeで「HoldYourHand」。
2曲続けて、どうぞ。
≫Perfumeの皆さんありがとうございました。
去年11月、俳優・高倉健さんが亡くなりました。
遺作となった映画「あなたへ」では草なぎ君が共演されていました。
どんな印象を持ちましたでしょうか。
≫本当に優しくしていただきまして。
スタッフの皆さんにも平等に健さんは接してくれて。
大先輩なのに朝ごはんまで用意していただいて。
一緒に朝食を食べたりとかして。
≫配慮と気配りですね。
この映画の撮影中、高倉健さんが大切に持っていた写真がありました。
健さんは新聞で見たこの写真を貼り付けて台本に貼り、毎日のように見ていたそうです。
震災後、被災された方々を思い心を痛めていたという健さん。
その健さんと被災地の少年2人の間には心のつながりがありました。
≫写真に写っていた少年松本魁翔君。
宮城県気仙沼の中学2年生です。
4年たった今も自宅は中学校の校庭に建てられた仮設住宅。
十畳ひと間に家族4人で暮らしています。
あの日、気仙沼は津波で壊滅的な被害を受けました。
これは3日後に撮影された写真です。
自宅は全壊し避難生活を送っていた魁翔君は1日に何度も井戸の水を運んでいました。
≫高倉健さんは過酷な映画の撮影中台本に貼った魁翔君の写真を見て自分を奮い立たせる力をもらっていました。
そして、2013年魁翔君のもとに健さんから手紙が届きました。
そこには、魁翔君への感謝と励ましの言葉がつづられていました。
≫今も続く仮設暮らし。
将来を思うと不安に襲われることもあります。
魁翔君は心が折れそうになったとき必ず健さんの言葉を読み返してきました。
≫魁翔君と高倉健さん。
互いに励まし合い感謝し合う心のつながりは東北の新しい未来を築く力となっていきます。
≫震災から4年。
復興に取り組む皆さんの前向きな姿に僕たちは大切なことをたくさん教えていただきました。
≫東北の皆様の笑顔に僕たちはたくさんの勇気をもらいました。
東北の、そして日本中の皆様に感謝の思いを込めて「ありがとう」。
≫SMAPの皆さんありがとうございました。
そして、ご出演のアーティストの皆さん会場に来てくださった皆さんも本当にありがとうございました。
≫お別れの時間が近づいてまいりました。
Kiroroのお二人にもお伺いしましょう。
いかがでしたか?≫やっぱり子どもたちの笑顔を守るために私たち、親も一生懸命前を向いて生きていかなきゃいけないなって思いました。
≫ママですもんね、お二人。
そして西田さん、4年になります。
≫4年たちましたけど1歩1歩です。
完全復興までは。
でも今日のみんなの力が皆さんの胸に届いたと思います。
あしたからまた1歩1歩完全復興に向けてしっかり歩んでいきましょう。
≫そして4年連続司会を務めてくださった中居さん、ひと言。
≫4年というのは本当に長く感じた方もいらっしゃいますし。
さまざまだと思いますけど関心を持つことが大事なんじゃないかなと。
2015/03/09(月) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
震災から4年 明日へコンサート[字]

豪華アーティストが「音楽の力」を通して、復興へのメッセージを届けるとともに、東北からの中継も交えて、NHKのスタジオから生放送でお送りします。

詳細情報
番組内容
豪華アーティストが「音楽の力」を通して、復興へのメッセージを届けるとともに、被災地の今や復興への取り組みを東北からの中継も交えてNHKのスタジオから生放送でお送りします。【司会】中居正広、有働由美子アナウンサー【出演】AKB48、Kis−My−Ft2・北島三郎、Kiroro、SMAP、SEKAI NO OWARI、西田敏行、Perfume、ゆず ほか(五十音順)
出演者
【出演】SMAP,AKB48,北島三郎,西田敏行,Kis−My−Ft2,Kiroro,SEKAI NO OWARI,ゆず,Perfume,【司会】中居正広,有働由美子

ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
音楽 – ライブ・コンサート
音楽 – 歌謡曲・演歌

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:19883(0x4DAB)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: