安倍総理大臣は、日本を訪れているドイツのメルケル首相と２時間近くにわたり首脳会談を行い、Ｇ７で協力していくことなどを確認した。
首脳会談では、今年、Ｇ７サミットの議長国を務めるドイツと来年、議長国になる日本との連携を確認した。
またメルケル首相が停戦合意を仲介したウクライナ情勢についても意見交換したが、会談後、安倍総理は現下のウクライナ情勢にかんがみればロシアを含めたＧ８では意味のある議論を行える環境にないと述べてＧ８サミットへのロシアの復帰は時期尚早だという考えを示している。
一方、首脳会談では過激派組織イスラム国を念頭に国際的なテロ対策の取り組みに両国が一致して取り組んでいくことや国連安全保障理事会の改革に向けて協力していくことも確認した。
さらにメルケル首相は同じ第二次世界大戦の敗戦国として周辺諸国との和解をどう進めればよいかという質問に対し、過去の総括が和解のための前提になるとした。
（佐藤）ここは東京中央線の線路上2015/03/09(月) 20:54〜21:00
ＭＢＳ毎日放送
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