なんと駐車場にとめた車のどまん前にまた別の車が繋がってとまっているではないですか。
するとちょうど駐車場の奥からすると…。
自分の車の前を塞いでいる車を押し始めました。
そして車1台分通るスペースを作るやいなやそしらぬ顔で車を出したのです。
よく見ればあちらこちらでとまった車を手で押して動かしている人々の姿が。
それにしてもとまっている車をよく見てみると確かにサイドブレーキがかかっていません。
しかもギアもニュートラルのまま。
これがスロバキアでは普通のことなんだそう。
そのためブレーキをひかず暗黙のルールで自由に車を動かして出し入れするようになったんだそう。
駐車場不足もこんな変わった助け合い精神で乗り切るここスロバキアで今回我々が探している…。
スロバキアへは直行便はないのでまずは経由地のスイスのチューリッヒまで。
12時間かけて向かいます。
たどり着いたのはスロバキアではなく…。
ここからはスロバキアまで陸続きなので車に乗っての移動。
しかたなくウィーンからの入国になってしまったのです。
中央ヨーロッパに位置する建国22年の新しい国です。
街の中心には中世ヨーロッパの雰囲気が今でもいたるところに残っています。
そんなスロバキア国民の8割は敬虔なキリスト教徒のため昔ながらのちょっと変わった宗教的慣習も今なお残っています。
例えば…。
そんなスロバキアには…。
そして現在それらを上回る大発明品があるといいます。
さっそうと走るこの青と白の自動車がその発明品だというのですが一見普通に見えるそうですね。
前がシュッとなってる。
はい!この車はね…。
これはやっぱりね村上さんが。
そうですね。
僕の知り合い結構電気自動車…。
世界的なですよ。
あっ世界的な発明。
スロバキアのじゃなくて。
笑いすぎなのよ岡田さん笑いすぎ。
車の後部からなにやら板状のものが出てきました。
これはまさか…。
なんとさっきまで道路を走っていた車が飛んだ!今はまだ試作品ですがここで本題。
今回探している日本人は車で3時間かけてたどり着いたここクルピナは周りを山で囲まれた小さな町。
のんびりとした田舎町といった雰囲気の場所。
そんな魔女狩りの地の特徴が…。
気温をはかってみると…。
とにかく寒い。
いったいどんな人物なのか。
すみませんちょっと聞きたいんですけど早速教えてもらったその家に向かうことに。
いったいどんな日本人が待っているのか?すると…。
こんにちは。
こんにちははじめまして。
そんなに。
はい。
ありがとうございます。
じゃいろいろと見せてください。
早速ご自宅におじゃまさせていただくことに。
長男のニコライです。
長男のニコライです。
何歳か言って。
18歳です。
長女のサラ・恵です。
サラ・恵ヴィツィアンです15歳です。
次男のナタン・千紘です。
言ってほら。
何歳か。
小学5年生のナタン君ははいナタン!邦子さんも対応に困る更に…。
言って自分で名前。
次女のエステルちゃんは恥ずかしがり屋の小学2年生。
そして末っ子はそう邦子さんは上は高校生2人。
そして小学生2人。
一番下は保育園児まで5人の子どもを育てる肝っ玉母さんだったのです。
邦子さんはそんななか7人家族ともなれば洗う食器の数も大量。
更に洗濯物の量だってハンパではありません。
それでも…。
今日にいたるその道のりにはすごくショックで…。
そう彼女がここに来ることになったその裏には…。
邦子さんの過去に邦子さんの一日がスタート。
やってきたのは家の裏庭。
自宅で飼っているニワトリに餌を与えるのが邦子さんの朝一番の仕事。
その理由がこちら。
えい!おぉやった。
邦子さんはそして5人の子どもを育てる邦子さんには朝からゆっくりしている時間はありません。
慌ただしく洗濯機を回したら…。
カバンに。
そして自分の朝ご飯もそこそこに次女エステルちゃんのお弁当をリュックに入れると今度は外へ。
年齢の低い次女のエステルちゃんと三男のベンヤミン君は送り迎えするのが邦子さんの日課。
保育園と小学校までのおよそ1キロの道のりを子どもの足に合わせおよそ30分かけて送っていきます。
朝からホント大変ですね。
ちなみに現在反抗期小学5年生の次男一方こちらは長男と長女の通う高校。
スロバキアの高校は4年制で長男ニコライ君は最終学年の4年生。
実はニコライ君なんと一人の女生徒がニコライ君の前で肌をあらわに。
実は…。
そう手先の器用なだからいつもこうしてクラスの一方その頃邦子さんは自宅に戻るのではなく行きつけのスーパーへ。
レタスはまだあるし…。
冬の間は自分の畑で野菜がとれないためゆっくり買い物を楽しんでもいられません。
両手で持てるだけの食材を買いこんでまたほとんど在宅で仕事をしています。
この日の昼食は発酵させたキャベツを煮込んだグラーシュというシチューのようなスロバキアの伝統料理。
夫も忙しいが邦子さんだって忙しい。
かきこむようにしてチャチャっと昼食を済ませます。
食事が終われば駆け足で洗濯機の前へ。
ここスロバキアではホントにゆっくりしている暇はないんですね。
と思っていたら…。
聞けば再び早足でどこかに向かうことおよそ20分。
やって来たのは朝子どもを送り届けた小学校。
自宅に連れて帰るのかと思いきや…。
また学校のような場所にやって来ました。
娘を音楽学校へ送り届けたあと邦子さんはお風呂掃除を手早く済ませたら…。
いたいた。
もうみんな帰っちゃった?すると今度は邦子さんエステルちゃんを連れて…。
どうやらこちらの団地に用があるそうなんですが…。
実はここは邦子さんの夫ラドさんの両親が暮らす実家。
そしてここに来た理由が…。
一番下の息子この日は忙しい邦子さんに代わってとはいえこの日はその頃自宅では学校から帰宅していた長男のニコライ君がなにやら作業をしています。
薪を暖炉のようなものの中に入れ火をつけました。
これはいったい?実はこれセントラルヒーティングと呼ばれる北国特有の暖房設備。
薪に火をつけ…。
長男ニコライ君はこうした仕事を買って出てくれています。
そして高校1年生の長女サラちゃんも昼間乾ききらなかった洗濯物を干してくれていました。
現在反抗期の小学5年生の次男ナタン君はお母さんの言葉に耳を貸さずゲームの真っ最中。
なかなか言うことを聞きません。
ふてくされて部屋を出ていってしまいました。
と思っていたら…。
一番下の弟なんだかんだ言ってもある日の夕方。
頼りになる長男ニコライ君が外出するというのでついていってみると…。
1台の車に人だかりができています。
しかも皆何かを手に持って並んでいます。
実はこれある日の夕方邦子さんの息子長男ニコライ君についていってみると1台の車に人だかりができています。
しかも皆空っぽになったペットボトルを持って並んでいます。
いったいこれは何なのか?ニコライ君もカバンから空のボトルを取り出し車の側面にある機械にセット。
そして出てきたのはなんと…。
そうこれはスロバキアの田舎町ならではのシステムなんだとか。
とここでスタッフはあることに気づきました。
そこで邦子さんにさりげなく聞いてみると…。
実は先日ということが決まったんだそうでニコライ君は頭を悩ませていたというのです。
母の邦子さんもそんな思春期の息子の気持は察しているようで…。
邦子さんは結局プレゼントは邦子さんに付き添ってもらって選ぶようです。
とはいうものの邦子さんそして…。
ニコライ君かなり緊張の面持ち。
彼女は喜んでくれるのか?ついにニコライ君の番。
渡す相手はもちろん…。
すると…。
なんと彼女からキスのプレゼントが。
ぽっぺにばっちりキスマーク!しかし問題は彼女が母の邦子さんと選んだプレゼントは…。
邦子さんのアドバイスのおかげでこうして5人の子育てに奮闘する毎日を送る邦子さんですが彼女がここそしてこの日その理由がわかる場所に彼女はある大切な食べ物を作って出かけるといいます。
そこにいたのは彼女が恩人と呼ぶ人物。
恩人とは邦子さんの更に…。
邦子さんが作ってここに持ってきた…。
するとそれを食べたおばあちゃんの目には…。
しかしそもそもいったいナゼ邦子さんは日本から遠く離れたスロバキアに来ることになったのか?彼女が言う更に…。
そこには家族の絆に支えられた…。
テレビ東京開局50周年特別企画。
『松本清張黒い画集草』より主演の村上弘明さんにお越しいただきました。
どうもはじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
立派っていうかやらないともたない。
(笑い声)青春してるみたいなそういう…。
しかしそもそもいったいナゼ邦子さんは日本から遠く離れたスロバキアに来ることになったのか?3人兄弟の真ん中として育ちました。
帰国のたびに話してくれる異国の土産話が大好きだった邦子さんは…。
そう思うようになりました。
その夢を叶えるべくしかし現実の仕事は厳しくすぐにでも会社を辞めたいと思う出来事の連続でした。
そんなとき何度もくじけそうになった邦子さんを引きとめてくれたのは…。
仕事には厳しいキャリアウーマン。
一方家では家事もしっかりこなす主婦。
邦子さんにとっては…。
自分も上司のようにその思いは年々強くなり25歳のとき邦子さんはついに…。
勝負ですね25歳…。
朝から晩まで語学学校で英語漬け。
充実はしている。
けれど孤独を感じる日々でもありました。
そんなとき同じ学校で知り合ったのが日本語の通じない不慣れな環境に戸惑う邦子さんにとはいうものの…。
そう当時ラドさんのことなどまったく眼中になかった邦子さん。
そんなただのいい人がナゼかけがえのない伴侶となったのでしょうか。
そこには邦子さんのするとなぜか邦子さんのそうそのとき初めて彼のことが好きだと気づいたのです。
相談できない。
悩んだ末邦子さんは受話器を取りました。
相手はあの女性上司。
その言葉が邦子さんの背中を押してくれました。
喜びにわく一方まだ国自体は混沌としていた時期。
そんな状況下でも…。
しかしその直後彼女のもとにまさかあんなに元気だった先輩が…。
邦子さんは言葉を失いました。
すごくショックで。
実は以前から邦子さんが会社にいたときもそれを隠して働いていたのです。
まさに…。
そんな人生でした。
彼女が身をもって教えてくれた生き方は邦子さんの背中を再び押しました。
決意したのです。
こうして新婚生活はスロバキアの片田舎小さなアパートからスタートしました。
しかし週末だけ家に帰って来る結婚生活でした。
邦子さんの貯金を切り崩しながらの質素な生活。
しかしなにより更に当時の他にも。
どんどんやつれていく邦子さん。
これはなんとかしなければと立ち上がったのが…。
みんなで話し合いました。
そのとき…。
と手をあげたのがラドさんのおばあちゃん。
邦子さんが恩人だと言っていたこの女性だったのです。
日本の料理はよくわからないけれどとにかくそれは邦子さんがつらいとき苦しいときずっとスロバキアでの生活を支えてくれたもの。
邦子さんがつらいとき苦しいときずっとスロバキアでの生活を支えてくれたものその食べ物こそ…。
邦子さんがおばあちゃんに届けた手作りのシュークリームだったのです。
そしてこの地に根を張り子を育てる。
そんな母としての強さも。
日本から遠く離れたここでですね本日のゲスト村上さんからお知らせが。
放送されますのでぜひ見てほしい。
どういった話なの?私の役が出版社の編集長の役なんですよね。
でその編集長が意識を失って病院に運び込まれるところからストーリーが始まるんですよ。
不倫があったり三角関係があったり復讐があったり誰が犯人かわからない。
ぜひご期待ください。
ご期待ください皆さん。
2015/03/09(月) 21:00〜21:54
テレビ大阪1
世界ナゼそこに?日本人「スロバキアの片田舎に嫁ぎ5人の子どもを育てる日本人妻」[字]
スロバキアの片田舎に嫁ぎ5人の子どもを育てる日本人妻。今では幸せに暮らす彼女だが大切な人を失った辛い過去が。一体ナゼそこに?その裏には波瀾万丈の人生ドラマが…。
詳細情報
番組内容
【ナゼそんなところに日本人が?世界で活躍する知られざる日本人をご紹介】
▽スロバキアの片田舎に嫁ぎ、5人の子どもを育てる日本人妻がいた。慣れない異国で幼稚園から高校生までの5人の子供の世話をするため、毎日バタバタ動き回っている。今では幸せに暮らす彼女だが、大切な人を失った辛い過去が。
一体ナゼそこに?その裏には波瀾万丈の人生ドラマが…。
出演者
【MC】
ユースケ・サンタマリア、杉崎美香
【ゲスト】
村上弘明、岡田圭右(ますだおかだ)、渡部陽一、たかのてるこ
番組概要
◆「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝」は世界の果てで暮らす、知られざる日本人の活躍に密着!そこから元気や勇気をもらい、日本人としての誇りが持てるドキュメントバラエティ!
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/
お知らせ
【ゲストの村上弘明さん出演のドラマ】
3月25日(水)夜9時放送
テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張「黒い画集−草−」
村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則の共演で清張異色の医療サスペンスを半世紀ぶりドラマ化!
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/seicho_kusa/
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