ビートたけしのTVタックル 2015.03.10


米軍基地移設問題で揺れる酒場ではさまざまなニュースが好き勝手に語られている。
お酒のあるところに本音あり。
会社の経営方針を巡り創業者の父と争う娘の姿に…。
お嬢さんに問いたい。
メジャーリーグダルビッシュ投手と交際中の元レスリング世界女王山本聖子さんにおめでた。
前の夫と9月に離婚したばかりですが…。
冬季オリンピック開催を3年後に控えスポンサーが集まらず崖っぷちの韓国に…。
それもちゃんと考えてやってくださいよっていう話だと思うので…。
そこで今夜は…。
最初のニュースな町は普天間基地移設問題で揺れるそもそも普天間基地移設問題とは宜野湾市普天間にある米軍基地施設を名護市辺野古に移すというもの。
辺野古移設が唯一の解決策とする安倍政権の要請を受け2013年年間3000億円の沖縄振興予算が約束されたのを受けて辺野古移設に伴う埋め立て工事を承認したのが…。
前沖縄県知事の仲井真弘多氏。
直後の世論調査では仲井真県知事不支持が61パーセントに。
そして…。
去年11月の沖縄県知事選では辺野古移設阻止を掲げた翁長雄志氏が10万票の大差をつけて圧勝。
仲井真氏を破り新知事に。
そんな翁長氏をよそに移設準備を着々と進める政府。
辺野古では抗議のデモが活発化している。
世論調査でも県民の73.8パーセントが辺野古への移設を反対と答えた。
そんなニュースな町沖縄県名護市辺野古の酒場ではどんな本音が語られているのか行ってみた。
(スタッフ)ごめんください。
すいません私テレビ朝日の者なんですけどニュースな町でちょっと酒場でいろいろ話を聞きたいみたいな事で…。
(スタッフ)わかりました。
なかなか取材を受けてはくれない。
(スタッフ)ごめんください。
すいません。
(スタッフ)ありがとうございます。
4軒目のお店でやっと取材オーケーに。
(スタッフ)辺野古の話を聞きたくて来たんですよ。
基地の話。
(スタッフ)いりますか?いりませんか?
(スタッフ)いらない?
(男性)いらないです。
タコスが自慢の味というお店のママは辺野古生まれの辺野古育ち。
果たしてママの意見は?
(スタッフ)辺野古の人たちがみんな反対してるってみんな思ってるんですよ。
ただ…。
辺野古では米軍基地の辺野古移設に反対するデモが連日行われている。
そのデモ隊と住民では反対の意味が違うという。
一体どういう事なのか?
(スタッフ)そうなんですか?
(男性)そうだよ。
ではママが言う移設反対の意味とは?
(スタッフ)お酒1本飲んだらわかる?
(男性)わかる。
(スタッフ)じゃあオリオンビールください。
実は辺野古は1950年代からおよそ60年もの間米軍基地と共存してきた町。
米軍海兵隊が駐留するキャンプ・シュワブとともに歴史を歩んできた。
(スタッフ)推進派?
(男性)そうだよ。
しかしこうした意見もある中去年1月に行われた名護市長選。
投票率は76.71パーセントで結果は辺野古移設に反対の稲嶺氏が移設推進派の末松氏を破って勝利。
この結果についてママが意外な話を口にした。
(スタッフ)えー!目がキレイな自分は嘘をつかない。
そう語る男性は基地を県外に移す事が沖縄県民の気持ちなのだという。
しかしそれがかなわない場合は…。
辺野古の酒場でも意見はさまざま。
皆さんどう感じました?何言ってるかわかりゃしないな。
酔っ払ってるだけだよ。
(ミッツ)絵に描いたようにろれつが回ってなかった…。
話がだんだん…コロコロ変わってねえかおい。
おやじ。
しょうがねえって…。
でもなんかやっぱり報道されるのとちょっと違うずれがあるんでしょうか。
今こちらの地図ご覧いただきますと沖縄の基地の状況というのはこの黄色いところが全部基地でその普天間飛行場があってここの海兵隊の部分をキャンプ・シュワブ…。
もうすでに基地はあるんだけれどもそこに加えて移そうという事ですでに工事は進んでいるんだけれども地元の人たちが8割が反対といわれていたというのがあの酒場のお話を聞いている限りそうでもなさそう…。
ここで辺野古に基地を移すべきというジャーナリスト仲村氏が移設反対派が勝った去年の名護市長選について語る。
名護市…名護市っていうのは北部で結構東側と西側と分かれてて辺野古ってのは人口わずか1700人ぐらい。
名護市は5〜6万いますのでいわゆる名護市の中のもっと少数派が名護市で選挙をやると実際は飛行機が飛んできても音の聞こえない人たちが投票するような仕組みになっていると。
マスコミだけ見ると。
するとああない方がいいのかなっていうのでそっちの方にいっちゃうと。
ただ名護市の人に聞いてみるとテント見にいった事ある?って聞くといや行った事ないっていう人がほとんど。
更に選挙のため数千人が引っ越してきたという辺野古のスナックママの話について沖縄に基地はいらないという沖縄国際大学教授の前泊氏が反論。
シュワブの…あるいは辺野古の問題でいうとですね市長選で実際に動いた数字データ確認するとですね総務省のデータを見ると700人ぐらいしか動いてないんですよ。
数千という数字はちょっと…。
大げさなんですか?
(前泊教授)大げさというか事実がない。
それから自然増がありますから出生率高いとこですから。
それで増えてる部分が200人ぐらいでそれを引くと大体500人ぐらいが動いたという風な見方は出来るんですけどね。
(パックン)でも500人が移動したとしても
(仲村)名護市長選挙での稲嶺進市長が得票率1万7950で島袋吉和議員が1万6362なんですね。
影響がない事はないぐらいの…。
影響ありますね。
(仲村)影響はない事はないぐらいはありますね。
どっちの人が動いたかですね。
(仲村)ただ私もわからないですそれは。
そういう事をやる前にだね鳩山前総理に文句言って…。
あんな言いたい放題言わせてだよ。
そうだね。
1999年辺野古への移設でまとまっていた沖縄の米軍基地問題。
しかし2009年の衆院選を控えた民主党鳩山由紀夫代表がこう発言。
この言葉に多くの沖縄県民が大きな期待を寄せた。
だが翌年5月「全てを県外にというのはなかなか難しい」と発言を撤回したのだ。
まるっきり違うじゃない。
えー!最高で。
最低という言葉につい引っ張られてしまうけどそういう事…。
そんなトリックですか?河北どう思う?もう難しいです。
この方は辺野古に移設した方がいいと思っている人です。
あちらの先生は移設しない方がいいと思っている人ですね。
でもそんなにねいろんな数字が出てるんですけど本当に辺野古の皆さんが賛成であれば1000人2000人に電話して世論調査取ればその数字は出るはずですよ。
沖縄の人結構慎重なんですよ。
(大竹)疑り深いって意味ですか?いや…。
簡単には答えないって事ですか?本音を。
辺野古移設反対ってさっきのママさんみたいにはっきりすぐに私は賛成ですよっていう人が少ないと。
それは空気が…。
反対以外の事は言っちゃいけないみたいな空気が…。
地元にあるんですか?
(パックン)酔っ払いの方も最初は「反対。
それいらんっすよ」って言ってそのあと「賛成。
持ってこい」って言ってましたよね。
そこには沖縄の複雑な地元感情があった。
仲村氏によれば沖縄には本当は移設に賛成なのに反対としか言えない空気があるという。
一方前泊氏は逆の意見。
辺野古にはむしろ反対したくても出来ない理由があると指摘する。
地元の人はやっぱり賛成反対の中で反対が言いにくいとかいうのがあるとしたらですよ。
例えば軍用地主さんっていますね。
これは沖縄に4万4000人ぐらいいますけども。
年間で大体900億円ぐらいお金入るんです。
で平均すると1人大体200万円ぐらいです。
一番たくさんもらってる人は1年間に25億ぐらいもらいますけどもそういう人たちが…基地に集めてですよ基地の土地を提供している人たちに賛成か反対かっつった時に黙って不労所得で200万円もらえるあるいは25億もらえる人が反対って言いにくいなってのありますね。
それから辺野古でいえば今回の工事の時にですね…。
請け負っている。
ええ。
いわゆる漁業補償の問題が出ますね。
漁業権を持っている人たちに埋めるからっていう事で補償金が出るんですよ。
そうすると補償金2000万円ぐらい出たりしますね。
そうするとこれはねやっぱりもらおうかって話になるんじゃないかと思うんですよ。
こういうお金を税金で払ってる事について本当に国民は知ってるんだろうかっていうのはありますね。
実際にどれだけ埋めてどれだけの被害があるか。
あるいはその算定基準になるような漁獲高がどれぐらい出てるかっていうのを示してそれに適正なやっぱり補償っていうのがあればいいんですがつかみ金でやるような形になるとこれはちょっとね地域の問題じゃなくて日本のタックスペイヤーたちがもう少しね税金払ってる人たちがなんでこんなあげるんだと。
本当にこんなに補償必要なのかって話があっていいのかなと思いますね。
辺野古への移設が完了すれば米軍から返還される予定の普天間基地。
そんな普天間基地周辺の酒場で聞いた住民の本音とは…。
一方こちらは基地がなくなる予定の軍用機が住宅密集地を飛ぶその返還に向けての動きが本格化したきっかけはこの事件を受け日米両政府は5年から7年以内に普天間飛行場を返還すると約束。
あれから20年。
普天間基地は今もそこにある。
それが2013年に当時の仲井真知事が移設のための辺野古埋め立てについて承認した事で事態が再び大きく動きだしたのだ。
早速普天間の酒場で聞いてみた。
(3人)乾杯!
(スタッフ)これなんですか?
(スタッフ)当たり前に食べられる?
(女性)居酒屋にあります。
(スタッフ)沖縄は…?
(女性)ありますはい。
(スタッフ)冷えてますね。
生まれも育ちも沖縄という双子の女性に基地がある事について聞いてみた。
これで…。
わかります?電波なのかわからないんですけど。
しかしこちらの年配女性の意見はちょっと違うようだ。
やっぱりこの女性のように基地内に土地を持ち地代を受け取っている軍用地主が沖縄県にはおよそ4万人いるという。
(スタッフ)これちなみになんですか?
(スタッフ)これ豆腐チャンプルー。
ハイボールとチャンプルーでご満悦のこの男性も基地は必要と考えている。
出来たらだけどみんな市長なんかも知事なんかも沖縄のこちらの若い3人組は…。
危ないものだし。
だからもう前基地が?…やったら沖縄たたかれるよ本当に。
そうだけど…。
じゃあ…って感じじゃん。
そこら辺もまた自分たちで考えないといけないよね。
実はそこにはある理由も。
って聞いたらやっぱり…。
そう酒だけ。
普天間基地近くの酒場で聞いたこの意見。
皆さんどう思いますか?若い人たちとねやっぱりそれで経済支えてきた世代とちょっとだいぶ違うような気がするんですけどどうご覧に…。
時代がもう変わってしまって。
それこそ沖縄は戦後はですね全部道路も港湾もそれから空港も全部壊されてしまって。
農業で75パーセントが生きていく中で土地を全部基地に取られちゃったんですね。
農業出来なくなったら何で食べるかっていうと出来た基地で働くしかなかった時代があって。
そこからスタートして民間経済がどんどんどんどん…。
どんどん大きくなってきたわけですね。
そうすると今比較をするとですね例えば普天間基地を見るとフェンスの内側で上がってくる軍用地料とか周辺対策金全部含めてですよ1ヘクタールあたり大体2500万円ぐらいの経済効果です。
ところがフェンスの外側の宜野湾市は今約8500万円ぐらい。
地価が全然違う。
つまり民間の経済の方がパワフルなんですよね。
そうなってくると基地はもういらないって話になっちゃう。
そういう理屈。
宜野湾市では基地内よりも外民間地域の方が経済的に発展しているためもう基地は不要だというのだ。
一方こんな問題も。
(パックン)それ普天間はもちろんいらないと思うんですよ。
ただ…。
普天間は盛り上がってますよ。
過疎化してる地域は必要としてるんじゃないかなと…。
山の部分ですよ。
だから普天間の中でも土地を持ってる人たちはそれは軍用地料入ってくるわけですから。
でフェンスの1枚隔ててこれを基地だとすればフェンスを1枚隔てたここは売るに売れない土地になるんですよ。
被害があるんで。
そこは被害だけ受けてお金もらえないんですよ。
この人たちは当然もうとっとと出てってくれという話になっちゃいますね。
(ミッツ)本当に不平等なんですよね。
(前泊教授)被害と受益の分離の問題をどう解決するかっていうのがありますね。
米軍基地に土地を貸し地代を受け取っている軍用地主の場合それで生計が成り立つため別の場所に引っ越す事も出来るがフェンス1枚を境に基地にならなかった土地に住む人の場合は地代どころか騒音などの影響で土地の値打ちまで下がってしまったのだという。
では前泊氏の考える普天間基地の移設先とは…。
皆さん岩国行かれた事あります?岩国。
山口の岩国。
岩国ものすごい立派なね海兵隊の基地があるんですよ。
オスプレイが入ってきた…。
(前泊教授)最初に入ってきたとこですね。
米海兵隊岩国航空基地は朝鮮半島に対する抑止力として重要な役割を持ち極東における米軍の最重要基地の1つ。
そこがやっぱり海兵隊にとって要になってきてるんですよ。
(仲村)それ誰の意見なんですか?海兵隊の意見ですか?
(前泊教授)海兵隊の人たちの話です。
そこにやっぱり集中してなぜいいの?って言うとやっぱり旧ね日本軍の要が…。
そこを抑える。
(仲村)私も海兵隊の方にじかに確認したんですけども岩国ではダメだと。
なんでですか?
(仲村)南シナ海があるし要はアジアの紛争地っていうのは台湾それから今南シナ海。
南シナ海でも中国がドンパチ始めてますよね。
侵略始めてますので岩国だったら朝鮮に対しては有効に効くけども今度南の方が効かなくなる。
(ミッツ)あれじゃないですか。
もう基地反対してる沖縄の人からしたら別にそんな遠いとか近いとか…勝手に言ってないで普通にグアムとかなんかからとっとと飛んでいけばいいじゃんっていう。
今日本を代表する軍事のエキスパートですけど森本敏さんが防衛大臣最後の会見の時にね政治…「軍事的に沖縄に基地を置く理由はないけども政治的理由から置かざるを得ない」って言ったんですよ。
でその政治的理由っていうのは「他が引き受けないから沖縄にある」って言ったんです。
(パックン)他の国が?
(前泊教授)他の県が。
都道府県が。
だから日本中どこか引き受けてくれるところがあったらどこでもいいんですよ。
でもさっきおっしゃった岩国…。
それは防衛大臣が言ってもでもさっきおっしゃったのは要するに辺野古…辺野古じゃない。
普天間はもういいと。
それの分だけ岩国に置けばいいって。
(前泊教授)いやいや岩国だけでも十分だという事です。
岩国の人はどうなんですか?
(前泊教授)大変ですよそれは。
(仲村)岩国はオスプレイの訓練を受け入れたんですよね確か市長が。
あんなの無理やり買わされたような気がするけどね。
(パックン)オスプレイね。
うんなんの意味もねえよあんなもの。
プロペラの角度を自在に変える事でヘリコプターのようにも飛行機のようにも飛ぶ事が出来るオスプレイだが開発段階から…。
そんな中防衛省は2015年度におよそ500億円で5機のオスプレイを購入するというのだ。
果たして本当に必要?なんの役割を持っているかっていうのが議論されないんですよ。
(仲村)何がですか?オスプレイがどんな役割を果たせるのか。
どんな役割なんですか?オスプレイは。
人運ぶんですよ。
輸送機ですから。
沖縄では実は…。
救急…。
(仲村)病人が出た時に…。
(ミッツ)それ使ってるんですか?
(仲村)今自衛隊のヘリコプターで運んでるんですけど。
それがオスプレイだったら助かる命が…。
ちょっと待って。
(大竹)だから自衛隊がオスプレイを装備しろって話?オスプレイは17機もう予算取りましたよ。
いやだからそれを自衛隊に本格的に入れようっていう…。
入れた方が離島の多い沖縄では…。
でもそのオスプレイは優れものだとしても普天間基地の周りに民間の住宅街の上に飛んでるわけですね。
そこからなくせっていうのは当然ですよ。
パックンはどこに基地があるといいと思ってます?僕はアメリカ人のパックンが考える果たしてどこに普天間基地を移設するのがいいのか。
まず今地方創生という名前でいろんな政策を通してるじゃないですか。
その中で本当に過疎化してる地域で何も産業がなくてもう自分のお家の値段も全部下がって資産が消えていって困ってる方々いらっしゃると思うんです。
逆にコンペ形式で基地欲しいって言ったら誰かどこかで手挙げてくれるんじゃないかな…。
軍事的に本当に基地そんないるの?アメリカ軍基地や自衛隊基地もそうだが基地は不況にあえぐ地方を救う手立てとなるのか?ここは高齢化により10年以内に3つの集落がなくなるといわれてきた由利本荘市の酒場ではこんな話が。
でもねまあ正直言ってねどんどんどんどん人口減るっていう事をどうなのかなっていう事で。
私はね…。
秋田に正直言ってそうですよ。
じゃあ結局この辺野古問題はどう収まる?どこでさやを収めればいいんですか?
(前泊教授)だからこれもなぜ普天間は辺野古に移設をしないと返らないっていう事になっちゃったのか。
撤去問題がいつの間にか返還問題に変わって返還が移設問題にすり替わっちゃったんですよ。
移設しないと返らないというのももう本当に刷り込まれてるような感じがしますね。
伝統文化かそれとも動物虐待か。
ある漁を巡って揺れる町。
その町の酒場で聞いた本音とは…。
先月13日アメリカワシントンの日本大使館前で行われたデモ活動。
実は彼ら日本のイルカ漁は残酷だとして中止を訴えているのだ。
問題となっているイルカ漁は…。
このイルカ漁についてケネディ駐日アメリカ大使は…。
これを受けて安倍総理は…。
日本の彼らは…彼らの文化であり慣習としてですねそしてまた生活のためにとっているんだという事を理解をしていただきたいと思っています。
思わぬところでそこでイルカ漁の町和歌山県太地町へ向かった。
人口およそ3100人。
和歌山県で一番面積が小さいこの町では至るところでイルカの像やイラストを目にする。
耕作地が少なく古くから沿岸でとれる現在では資源保護上問題のない範囲でイルカの種類や頭数を制限し捕獲している。
早速お待たせしました。
まずお通しで出されたのは店のイルカのお刺し身?歯応えのある赤身と脂肪の甘みがマッチした絶品。
やはりここでは飲み仲間だというこちらの
(男性)イルカは僕らはあの…。
幼稚園小学校…。
小学校のはいはい…年少時分から…。
ありがたかった。
そんな感じです。
これをね全国…。
地元の人が愛してやまないすき焼きがこちら。
まずは熱したをよく煮込めば…。
これぞ伝統の割り下とイルカの脂が絶妙に絡み風味が引き立つ。
これがでもでもなんでも…。
僕らから見たら。
ねえブタちゃん可愛いでしょ。
だからね…。
そしていろんなものを…。
シー・シェパードとは…。
イルカやクジラなどの海洋生物の保護を掲げる海洋環境保護団体。
女優ブリジット・バルドーやロックスターミック・ジャガーなど数々の有名人がシー・シェパードを支援している。
しかしその方法は捕鯨船に体当たりをするなど過激すぎる妨害行為のためエコテロリストとも呼ばれる。
(記者)本船と接触しました。
そんな果たして本当なのか?車で町を走っていると…。
前方にパトカーが追っていた車から出てきたのは…。
どこかへ向かう彼らの後ろには2人の和歌山県太地町でイルカ漁に反対する環境保護団体シー・シェパードを発見。
2人の一体どこに行くのか?そんな彼らのそこではイルカの調教が行われていた。
その様子を熱心に撮り続けるシー・シェパードたち。
一体
(スタッフ)CanyouspeakEnglish?
(男性)Yes.地元の人が通うこれは何?可哀想食べちゃ…。
他に食べるものがあるから食べるなって言ってる事なの?いやイルカは…。
(ミッツ)単純に可愛いから。
(パックン)アメリカ人の意見なんですけどオーストラリア人の意見なんですけど本当に特別存在ですイルカというのは。
例えば日本の方が食べてる馬も我々食べられない。
もう家族の一員だからと思って。
(ミッツ)だから例えば犬食べるような国があってえー!犬なんて!みたいな。
犬よりも。
そういう感じでしょこっちも。
犬よりも強いんですよ!でもそれは…その国の人はそう思って。
だってモンゴルの人はお魚は神様ですよ。
でもモンゴルの人が日本にお相撲さんとして来たら神様毎日食べなきゃいけなくなったんですよ。
現在モンゴル人力士は25名。
そんな中モンゴル人初の関取となった旭鷲山は魚についてこう語る。
もちろん食文化において人に口出しちゃいけないというのは常識です。
でも出してきてます。
だからイルカをそういうぐらいに扱ったらなんでイルカを囲ってショー見せるんだって。
イルカは餌が欲しくてやってるだけでこれは虐待じゃないかと思うんだけど。
シー・シェパードはそういうイルカショーのイルカも解放せよって言ってるんですよ。
(ミッツ)絶対そうだよ。
(一同笑い)ジュゴンかマナティーの方が少しは知恵少ないんじゃないのか。
ちょっとすみません。
新しいお客様いらっしゃるんで。
イルカ漁の反対についてお詳しい…。
ここでシー・シェパードの活動に詳しい『産経新聞』外信部記者の佐々木正明氏が動物愛護活動の実態を明らかに。
イルカっていうのは特別な存在でして。
動物愛護活動をされてる方にとっては特別な存在なんですよね。
(ミッツ)中でもイルカが特別なんだ。
私も太地町に行ってですね活動家と話をすると目の前でですね男の子とか女の子が例えばいじめられたりするとあなた助けるでしょ?それで身を割って助けるような感覚で来てます。
でも生き物としてイルカだけ特別っつったらそれは差別じゃないの?逆に。
そうですね。
だって動物全部可哀想っていうんだったら草は可哀想じゃないの?
(佐々木)はい。
実は彼らはビーガンといいまして。
ベジタリアンでも更に位が高いというか。
ミルクも卵もダメなんです。
でもパックンの言うようにイルカは特別だと。
それもわかるよ。
たださそれは俺たちが…自分たちの文化の中でそろそろイルカもねっていうのはそれは俺たちはわかるよ。
だけどさ外から入ってきてさ…。
感じ悪いやつらに言われてもね。
(ミッツ)しかもなんであんななんかドクロマーク付けてさ。
(大竹)お前みたいに鼻のでかいやつが入ってきて…。
鼻のでかいやつが入ってきてガタガタ言うなと。
お前らがあいつらに反対しろと。
みんなのおっしゃるとおりですよ。
その次に何か言いたいんでしょ?ただ広報活動負けてます。
アメリカ人のパックンはイルカ漁に反対だという。
しかしその理由とは一体?
(ミッツ)何が負けてる?
(パックン)広報活動。
つまりこの正しい議論は世界に伝わってない。
世界の皆さんがそうだと。
日本はその食文化だからクジラを食べたって…。
(ミッツ)だって大前提でクジラ…イルカは人間と同じぐらい尊いわけでしょ。
(パックン)そうなんです。
そしたら通じないじゃない…。
そもそもこのイルカ漁注目を集めるようになったのが和歌山県しかしこの映画に対し『THECOVE』は違法な盗撮と捏造によって作られている。
上映すればシー・シェパードの資金源にもなると日本各地で上映中止が相次ぐ騒動となった。
『コーヴ』の事に関して言うとですねアカデミー賞ドキュメンタリー賞をとったんですね。
それからやはり太地町に来る方々活動家増えたと。
で活動家の方々は太地に来るとですね自分にはくが付いたっていう…。
太地の町に。
和歌山県の先ほどの太地の町に。
それでやってくるんですね。
で今今年に入って1日あたり23人のシー・シェパードのメンバーが来た。
これは1日あたり過去最高です。
世界にいるんですか?シー・シェパードのメンバーというのは。
シー・シェパードっていうのはやはりパックンさんがおっしゃいましたように宣伝媒体としてはかなりの力を持っていまして。
代表のポール・ワトソンはFacebookの「いいね!」っていう支持者のページ数が50万人いるんですよ。
全世界にいてその人たちがワトソンのメッセージを見て太地にやってくると。
その資金源はなんなんです?動物愛護と環境保護で活動してる方々がいらっしゃるんですね。
どうやって?やっぱりそれは寄付に集まる。
寄付が大きいんです。
寄付をいただいてえっとその団体なりその企業は成り立ってるんだけども。
じゃあその人たちがどこをスケープゴートにするかというと太地にやってくるんです。
それはアカデミー賞をとった場所でもあるし。
それで太地町にやってくると。
スペインの闘牛だって散々やられたじゃん。
そうそう…。
あんな残酷な話…。
でももうスペインはそれが文化で。
スペイン行くと死んだ…やられた牛を食う店もあるんだよ。
ステーキ…。
(大竹)そうなの?スペインはみんなの世界の目を気にしてそのやっぱり評判が悪いっつってやめてる地方もあります。
そのスペインの皆さんも多分不本意なんですよ。
これも文化です。
なんでお前らが口出すんだと怒ってるかもしれないですけど結局は広報活動負けてます。
でその論理的に考えて間違ってる主張でもみんながそれを信じてしまったらそのイメージを持ってるこの国が損します。
河北。
どうなんだ?ここまで聞いて。
この問題をどう思うんだ?えー…。
でもやっぱり16歳までアメリカにいたのでどうしてもイルカは食べないものっていう認識は高いです。
(大竹)そうなんだ。
(パックン)麻友子さんはアメリカにいらっしゃる時は「お前の国はクジラ食べるんだ」といじめられた事あります?ないですないです。
でも多分アメリカはなんかクジラは食べちゃいけませんよっていう認識を持ってほしいがために皆さんにこういう活動をしてるんじゃないかなと思います。
(大竹)だからって船ぶつける事はねえじゃねえか。
はいごめんなさい。
なんで君が謝るのかわからないけど。
(記者)今衝突しました。
非人道的な漁と海外から批判されるイルカ漁。
間違いなくいろんな動物をいろんな風に人間は使ってます。
ただ…。
だって普通に環境破壊していって人間の文明が。
いろんな生き物も殺生してるの。
(佐々木)それねイルカとクジラをターゲットにするとお金が集まりやすいというのが…。
(大竹)そういう事だろ?またビジネスになっちゃうんだ。
そういう団体はそういう純粋な人の気持ちを利用してるっていう風に私は思ってるんですね。
で実はコアな人になると絶対動物は食べちゃダメです。
毛皮もダメです。
環境破壊しちゃいけませんっていう原理主義者がいるんです。
その人たちに近付いていくステップアップとしてクジラを…イルカをターゲットにするとお金と資金力もしくは勢力が高まるという現状があってそのコアな団体がシー・シェパードなんですよね。
(大竹)でもそういう波は世界的にどうなの?これから高まっていくっていう…。
(ミッツ)欧米はすごいですよ。
私だって人のまな板でベーコンを切っただけで激怒された事あるから。
その子はベジタリアンだったんだけど。
その子のまな板借りてそこでベーコンを切ったらもう脂が付いたっつってそのまな板捨ててるんですよね。
ただ日本のイメージが大事なんですよ。
イメージが国益であって。
イメージが悪い事を続けると損するっていうのは間違いないです。
(パックン)野蛮人だっていうイメージになっちゃってるんですよ。
ただでさえ周辺諸国で反日感情あおってる方がいらっしゃるじゃないですか。
その武器になってるんですよイルカ漁が。
なんか日本はたたきやすいって事じゃないんですか結局は。
(パックン)たたきやすいんですよ。
(佐々木)日本というのはやっぱり寛容の国っていうイメージもあって。
じゃあなんで他の国に活動家行かないのかっていうと日本に来るとやっぱり安全だし食べ物もあるし…。
(ミッツ)なんかいたぶりやすい国民だって思われてる。
私思い出した。
なんかね初めて女装してロンドンのディスコで踊ってた時になんか年老いた汚いオカマにトイレに連れていかれて個室で「お前はなんでクジラを食べるんだ!」ってすごい言われて。
俺はなんだろう?その土地ならいいっていう…。
どうだろう?その県外に出しちゃいけないとかそのぐらいのルールはダメかな?でも太地の人だけが野蛮の人っていわれるのも可哀想じゃないですか。
(パックン)でも僕それだったらイルカを愛する町という風にイメージを変えて逆にイルカと泳げる海水浴場を作ったり…。
(佐々木)パックンさん実はね泳げるんですあそこは。
夏に行くとクジラとイルカと泳げる場所なんです。
いいんじゃないですか!それを世界に発信しましょうよ。
そこにだからシー・シェパードを呼んでシャチを放してやれば…。
怖い怖い怖い!25年ぶりに復活『ビートたけしのスポーツ大将』。
数々の名勝負を繰り広げたカール君が最新技術で暴流闘くんにスケールアップ!更に…。
今回はナインティナインも参戦。
プロアスリート天才キッズとガチンコ勝負。
また新たな伝説が。
(実況)上がった!一方どんなに頑張っても上がらないからもう…。
(スタッフ)上司が大嫌い?
(スタッフ)いくらぐらいもうかったかなんて…。
いやそこはシークレットでお願いします。
2015/03/10(火) 00:30〜01:32
ABCテレビ1
ビートたけしのTVタックル[字]

ニュースな町の酒場で聞いてみたSP…お酒のあるところにホンネあり!?世間の関心を集める「ニュースな町」の酒場を直撃取材!そこには知られざる「町のホンネ」があった!?

詳細情報
◇番組内容
▽米軍基地移設問題で揺れる…フクザツな地元感情。沖縄県・辺野古&普天間の酒場で聞いてみた…スナック美人ママのホンネとは?「1日も早く基地に来て欲しい!?」「反対デモの人は地元民には迷惑!?」「選挙の時だけ人が増える!?」…にわかには信じがたい酒場の意見が続出!果たしてコレって本当なの?一部の意見なの?スタジオで徹底討論!
◇番組内容2
▽イルカ漁で緊迫する…和歌山県・太地町の酒場で聞いてみた…伝統の食文化はどうなるのか?イルカを守れと…海洋保護団体が監視で巡回。「子どもの頃からご馳走だった」
◇出演者
【レギュラー出演者】ビートたけし、阿川佐和子、大竹まこと
【ゲスト出演者】前泊博盛(沖縄国際大学教授)、仲村覚(ジャーナリスト)、佐々木正明(産経新聞外信部記者)、パックン、河北麻友子、ミッツ・マングローブ
【ナビゲーター】江口ともみ
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/

ジャンル :
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – 討論・会談
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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