ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第49話「ディスクから完全解放」 2015.03.11


(みんな)あっ!
(キャプテン・アメリカ)ダークゲート…ついに開いてしまったか。
(みんな)うわっ!
(ソー)これは!?
(エドワード)な何なの!?これ。
(クリス)見ろ!
(ジェシカ)ああれが!?
(アイアンマン)ドルマムゥ…。
聞け人間どもよ。
愛友情信頼思いやり貴様らが脈々と受け継ぎ守り抜き育んできたすべての価値あるものは私の世界ダークディメンションにのみ込まれる。
(ドルマムゥ)貴様ら人間に残された選択は2つしかない。
闇にのまれて完全に消滅するかあるいは私に魂を捧げてダークディメンションの住人となるかだ。
あれは!?
(悲鳴)た〜っ!みんなここは僕に任せて早く安全な場所に!うっあぁ〜!えっ?ちょっとちょっとこれってどういうこと?ここら!
(ニック)つまりドルマムゥは世界中の人間に幻覚を見せたそういうことか?
(ドクター・ストレンジ)ああおそらくドルマムゥはこの世界を絶望のエネルギーで覆い尽くそうとしているのだろう。
(ペッパー)絶望のエネルギー?
(ドクター・ストレンジ)世界中の人々が恐怖にとらわれている。
無理もない。
あれほどのビジョンを見せられてしまったのだからな。
そんな人々の心が放つ絶望のエネルギーが今世界を覆い尽くそうとしている。
(ドクター・ストレンジ)ドルマムゥが自らの力を完全に発揮できるのは絶望の力にみちみちたダークディメンションの中だけだ。
だがもし私たちの世界が絶望に染まりきってしまえば…。
うぅ…やつは全力でこの世界を潰しにかかることができるというわけか。
ドクター・ストレンジキミの意見を聞きたい。
我々の戦力を100とした場合ドルマムゥの全力はどれくらいになる?うむ…1万。
(みんな)えっ!?
(ノゾム)私たちまで絶望にとらわれてどうする。
(アキラ)父さん。
あっ!
(ヒカル)横になっていなくちゃダメだ。
ん?
(エドワード)そそれって?
(ジェシカ)バイオコードのインストーラー?
(ジェシカ)ロキが全部壊したって言ってたけどもしかして…。
アカツキ!まさかお前そんな体でそいつを作っていたのか!?絶望に対抗できるものはひとつしかない希望だ。
(ノゾム)当初の予定どおりフューリー長官に完全なバイオコードをインストールしそれを使ってここにいるすべてのヒーローをディスクから解放する。
彼らはもう活動限界時間に縛られることはない。
このニュースは間違いなく世界中の人々に希望をもたらすだろう。
(ニック)確かに預かったぞ。
うん。
いくぞ!Dスマッシュ!あっ…。
トニー?完全解放の時間だ。
(ニック)アイアンマンキャプテン・アメリカソーハルクワスプ。
ファルコンアイアン・フィストノバパワーマンブラックパンサー。
ドクター・ストレンジジャイアントマンウォーマシン。
心躍るドリームチームだな。
世間の連中もそう思ってくれるといいがな。
フューリー次の一手は考えてあるんだろうな?説明しよう。
こっちに来てくれ。
あ…。
お前たちは外に出ていろ。
(みんな)え?待ってくれ博士。
確かに我々はディスクから解放された。
だが彼らがパートナーであることに変わりは…。
これ以上子供たちを危険にさらすべきじゃない。
違うか?はぁ…。
(キャプテン・アメリカ)ドルマムゥは言いました。
すべての価値あるものを破壊すると。
だが私たちは知っています。
そんな言葉はやつが見せた幻覚と同じくただのこけおどしにすぎないことを!市民の皆さん今こそ自分の中の絶望と戦う時です!はぁもう勝てるわけないよ。
つかキャプテン・アメリカって盾が強いだけの人でしょ?なにリーダーぶってんだろ。
そういやネットの噂じゃトニー・スタークは自分専用の宇宙ステーションを用意してていざとなったらそこに1人で逃げるつもりだってさ。
うわ引くわ〜。
あのヒゲヅラの大金持ちならやりかねないわ。
アキラ気にしちゃ…あっ!トニーはそんなやつじゃないぞ!離せよ!
(ジェシカ)ちょっと!スタークさん私たちが聞きたいのは精神論じゃない。
ドルマムゥを倒す具体的な方法です。
それは言えない。
この番組をドルマムゥが見ているかもしれませんからね。
ごまかされませんよ。
アベンジャーズにはもう打つ手がない。
違いますか?まったく!マスコミってやつはこんなときまで世界のことより人の揚げ足取りばかりだ。
トニー。
よっ!トニー!!おいおいよせよせ!「トニー・スタークに隠し子発見」なんてパパラッチに写真を撮られちまうだろ?話って?うん…。
ヒーローたちは解放されインストーラーも復旧している。
お前たちがバイオコードを身に宿し続けている意味はもうない。
エボリューション・バイオコードは未知のコードだ。
幸い今のところ好ましい反応だけがあらわれているがこの先何が起こるのか予想がつかない。
僕たちの体から消去するべきだ。
そう言いたいんだね?そうだ。
(ヒカル)いずれそうするべきだとわかってた。
何度も僕たちを救ってくれたコードとさよならするのは寂しいけれど…。
(ノゾム)もうひとつ言っておかなければならないことがある。
(ヒカル)え?
(ノゾム)消去の際バイオコードを宿していた間の出来事を忘れてしまう可能性がある。
通常はコンマ数パーセント以下の確率でしか発生しない。
だがエボリューション・バイオコードは私の設計をあらゆる意味で超えてしまっている。
かなりの高確率で記憶障害が…。
ふざけんなよ!パートナーをクビにされて今度はパートナーだったことすら忘れろってか?俺たちの気持を何だと思ってやがる!
(エドワード)落ち着いてよクリス。
お前はいいのかよ!?ハルクと一緒にいたことをまるごと忘れてそれでもかまわないっていうのか?そんなはずないだろ!僕だって僕だってハルクのこと…。
それだけじゃない。
えっ。
私たちお互いのこともここで一緒に暮らしたことも忘れちゃう。
いつだってそうだ。
父さんはいつだってそうだ。
つらいことは全部僕たちに押しつけて僕たちの誕生日にも母さんの命日にも連絡ひとつくれなかった!ディスクを探してヴィランと戦ってる間僕たちを支えてくれたのは父さんじゃないソーたちなんだ!やめて。
兄さん父さんが悪いんじゃない。
でしょ?アキラ。
みんなすまない。
トニー。
だから俺に会いに来てくれたんだね。
ああ。
さよならを言うために。
違う。
たとえお前が俺のことを忘れてしまったとしても俺はお前を忘れやしない。
だからさよならなんかじゃない。
俺だって忘れない!頭の中から消えたってここに残ってる。
だから俺たちは永遠にパートナーのままだ!〜《俺たちの冒険は終わった》《始まりは偶然だった》《ヴィランたちの脱獄に偶然巻き込まれてそこに居合わせたみんなと偶然出会って》なあ。
俺たち最高のチームだったよな。
(アキラたち)うん。
みんないろいろありがとう。
こちらこそ。
フッ。
僕たち最高!〜《偶然じゃなくて必然だった。
最高の仲間最高のパートナー。
俺は絶対に忘れない。
絶対に》
(ロキ)まだか!絶望のエネルギーはまだみちぬのか!?甘い果実が熟すのを待つ。
それもまた楽しいとは思わぬか?少しも思わぬ!
(ドルマムゥ)フッいかにも小者らしい。
なっ!おっと言葉がすぎたか。
ロキそなたの協力なくしてはダークゲートを開くことはできなかった。
感謝しているぞ約束どおり征服の際はあの地球とかいう星の半分をくれてやろう。
全部という約束だ!そうだったか?フッフッフ…。
ぬっ。
冗談の通じぬやつだ。
どれわが友の機嫌をとることにしよう。
(ペッパー)まずアメリカまでクリスを送るわ。
それからエドジェシカの順に。
さっさと飛ばせよ姉ちゃん。
(エドワード)あっあのここに残っているヒーローの写真はネットにアップしてもいいんでしょうか?あっ僕スーパーヒーローの応援サイトを運営していて。
(ジェシカ)あぁメガネ君悪いんだけど静かにしてくれる?みんなほんとにごめんなさい。
ん。
うわっ。
(ざわめき)人間どもよ。
貴様らにチャンスを与えよう。
私への忠誠を示すのだ。
アベンジャーズを生け贄に捧げればお前たちの命は奪わんと約束してやろう。
繰り返す。
私にアベンジャーズの魂を捧げるのだ。
(ハルク)ええい!ふざけた真似を。
(ワスプ)どうすればいいの?このままじゃ…。
諦めてはいけない!私たちは絶望に沈む人々の最後の希望だ。
(アイアンマン)最後の希望か。
あっ。
出てこいアベンジャーズ!隠れてないで出てきなさいよ!なあキャップ。
俺たちは何のために戦ってるんだろうな?私に尋ねるまでもあるまい。
キミの胸の中にすでに答えはあるはずだ。
そうだなあぁ。
わかってるだが…。
どうせ何もできないんだ!せめて生け贄になって俺たちを救うのがあんたらスーパーヒーローの責任だろ!そうだそうだ!そうだよ!
(キャプテン・アメリカ)みんなどうか落ち着いてくれ。
心を強く持っていればドルマムゥに屈することはない。
何とか言えよ!うぬぬ…。
よせハルク。
もう行こうアキラ。
うん。
聞いてくれ!ん?
(アイアンマン)今からドルマムゥを倒す計画を説明する。
だから落ち着くんだ。
(キャプテン・アメリカ)アイアンマン。
しかたあるまい。
クリーマクトという力の源がある。
俺たちはかつてそれを利用して強力なビーム砲を作り宇宙レベルの強大な敵を撃退した。
一撃必殺無敵の最終兵器だ!そんな武器一つでドルマムゥを倒せるものか!誰が一つと言った?合わせて10門急ピッチで調整を進めている。
完成したらダークゲートにまとめて撃ち込む。
ゲートを壊してダークディメンションとの連結を完全に断ち切るって寸法だ。
ほんとか?信じて大丈夫なのかよ!そんなすげえ武器かよ。
切り札さらしちゃったわね。
やむをえまいこれ以上絶望が蔓延するのを放ってはおけない。
む?フン相変わらず仕事が遅いやつらだ。
大丈夫だ騒ぎはもうおさまった。
(アイアンマン)何!?話は終わりだ。
何度でも言わせてもらいます。
ヒーローをとらえるなんてバカげている。
彼らの身柄を使ってドルマムゥと有利な取り引きをする。
寝言は寝てからほざけ!マリア・ヒルニック・フューリー元長官を拘束しろ。
恐怖絶望憎悪。
あぁみちてゆく時は近い。
どうするの?ん…。
ねえどうすればいいのよ!これで終わりかこれで終わりなのか。
俺たちは何のために戦ってきたんだ?この力は何のためにある?俺たちはスーパーヒーローってのは何なんだ。
あっ…。
(ヒカル)アキラ!《俺どうして走ってるんだろう。
どこに行こうとしているんだろう》ハァハァ…あっ!《でも行かなくちゃダメだって俺の中で声がする》あっ…兄さん。
アキラ乗れ僕も行く。
行かなかったら一生後悔しそうな気がするんだ。
うん!また独房に逆戻りだな。
マリアさあ拘束しろ。
(マリア)長官のいるべき場所はここヘリキャリアです。
マリア。
貴様。
アイアンマン!すみません。
アキラ。
ヒカル。
(3人)あっ!
(キャプテン・アメリカ)クリス!
(ワスプ)ジェシカ。
(ハルク)エド!待て!たった今フューリー長官から作戦中止の命令が。
〜フッ。
一人ひとりの力じゃ乗り越えられないこともある。
でも俺たちは一人じゃない。
フッ思い出したんだな。
ええ。
私たちは。
俺たちは。
アベンジャーズのパートナーだ。
(キャプテン・アメリカたち)フッ。
トニーやっぱり俺たちがいないとアベンジャーズはいまいちだね。
おいおいお前たち抜きでこれまで何年やってきたと思ってる?でも俺たちが力を合わせれば絶対に負けない。
ああ。
今回紹介するヒーローは
ハンク・ピム博士が変身したヒーローでものすごく巨大化できるんだ。
大きくなると腕力も耐久力もケタ違いにアップするぞ
2015/03/11(水) 18:30〜18:57
テレビ大阪1
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第49話「ディスクから完全解放」[字]

遂に開いたダークゲート!闇の王ドルマムゥが人類に絶望をもたらす中、アベンジャーズやセカンドヒーローたちがディスクから完全解放される。その時、アキラたちは…。

詳細情報
出演者1
【声】
 アイアンマン:花輪英司
 ソー:加瀬康之
 キャプテン・アメリカ:中谷一博
 ワスプ:水橋かおり
 ハルク:松田健一郎
出演者2
【声】
 アカツキ・アキラ:斎賀みつき
 アカツキ・ヒカル:井口祐一
 クリス・テイラー:桑畑裕輔
 ジェシカ・シャノン:大空直美
 エドワード・グラント:菅谷弥生

 スパイダーマン:川田紳司
 ロキ:武藤正史
原作脚本
【キャラクター原案】
マーベル・コミックス

【シリーズ構成】
キング・リュウ
監督・演出
【シリーズディレクター】
小村敏明
制作
【アニメーション制作】
東映アニメーション
音楽
【オープニング主題歌】
「突キ破レル-Time to SMASH!」
 アーティスト:T.M.Revolution

【エンディング曲】
「Thread of fate」
 アーティスト:T.M.Revolution

ホームページ

http://ani.tv/dw_avengers/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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