白鵬の30回目の誕生日がきょうです。
きょう3月11日4年前に東日本大震災が発生しました。
自分にはいったい何ができるのか。
そればかりを考えていたと白鵬が言っています。
3月11日が来るたびに、自分の誕生日が来るたびにいつまでも東日本大震災のことを風化させてはいけないと支度部屋で話していました白鵬です。
白鵬は被災地にも出向いています。
復興祈願して土俵入りも行ってきました。
30歳新たな区切りの日でもあります白鵬です。
満員御礼の垂れ幕が4日連続下がっています。
春場所は409回連続の満員御礼という記録があります。
平成13年は15日間春場所すべて満員御礼が出ています。
それ以来の4日連続の14年ぶりの満員御礼が出ています春場所です。
注目が高まっているこのところの大相撲です。
きのうは波乱の一番がありました。
逸ノ城が横綱日馬富士を破って自身2つ目の金星を挙げました。
きのうの相撲をご覧ください。
押し倒しました、軍配逸ノ城です。
日馬富士、思わず首をかしげました。
芝田山さんが解説です。
先ほども今の一番についてお聞きしましたが体重差がありますから、横綱自身も言っていますがちょっとでも歯車が狂うと、そこをつかれてしまうという話をしていましたね。
体力的に体の大きさが違いますからね。
日馬富士としては痛いところをつかれたということですね。
日馬富士から見れば逸ノ城がなるほど前に出てくるとは思ってもみなかったんですね、きっと。
あたり、流れはどうですか。
あたり、日馬富士はいいですよ。
悪くないです。
でも下がらないんですね。
逸ノ城がどんどん出ましたね。
なんとか中に入ろうと日馬富士は中に身を沈めたんですけどもそこを押し倒しました。
きょうは横綱白鵬に逸ノ城が挑戦しますね。
きのうの勢いを果たしてきょうも続けることができるかですね。
逸ノ城としては流れとしてはいいと思いますよ。
いい形できのう勝ったんですから。
ただ白鵬には、なかなかああいう形にはなれないと思うんですね。
両者の対戦は過去3回あります。
白鵬が3連勝です。
右の相四つですね、両者は。
そのあたりがどうかということですがそのへんの話はまた取組の合間などにお話をしていただきます。
隠岐の海がきょうから休場です。
玉鷲が不戦勝です。
小学生時代からのライバル豪栄道は栃煌山。
琴奨菊は返り三役の妙義龍と対戦します。
結び日馬富士と佐田の海です。
ニュースをお伝えします。
TPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉で関税の取り扱いが焦点となっている牛肉や豚肉について、国内の畜産団体の代表者らが、林農林水産大臣に対し関税撤廃の例外とする国会の決議を守るよう要請しました。
農林水産省を訪れたのは、畜産農家の団体などでつくる日本の畜産ネットワークの代表者ら11人で、林農林水産大臣にTPP交渉に関する要請書を手渡しました。
交渉で、牛肉の関税は現在の38.5%から10%前後に、豚肉は価格の安い肉1キロあたりにかけている最大で482円の関税を50円前後にそれぞれ長い期間をかけて段階的に引き下げる方向で調整が続いています。
要請書では畜産物の供給を海外に依存することは、食の安全保障上リスクが大きいとしたうえで、TPP交渉で、日本の畜産が縮小しないよう牛肉や豚肉など、農産物5項目を関税撤廃の例外とする国会の決議を守ることを求めています。
中国政府で台湾問題を担当する部門の報道官は、台湾の与党国民党の朱立倫主席の大陸訪問を歓迎すると述べ朱主席が去年の統一地方選挙で大敗した国民党の勢いを回復させることに期待しているとみられます。
台湾の与党国民党の朱立倫主席は、おととい訪問先の香港で、中国共産党との交流を継続する意向を示し中国を訪問することに前向きな姿勢を見せました。
これについて中国政府で台湾問題を担当する国務院台湾事務弁公室の報道官は次のように述べました。
中国政府は去年の統一地方選挙で大敗した国民党のホープとして党のトップに就任した朱主席が、1つの中国という考え方で一致する国民党の勢いを回復させることに期待しているとみられます。
生字幕放送でお伝えしています再び大阪府立体育会館です。
初場所四日目個性的な新十両が誕生しました3人です。
番付順に新十両のインタビューをお伝えしていきます。
まずきょうは元関脇寺尾の錣山親方が育てました新十両阿炎
(あび)をご紹介します。
インタビュールームに阿炎関に来てもらっています。
初々しい阿炎関です。
新十両、錣山部屋の阿炎関です。
フレッシュな笑顔が出ましたね。
阿炎関は今場所、新十両2年足らずで初土俵からすぐにスピード出世。
ここまで4日間きょうも相撲を取りました。
3勝1敗3連勝ときましたけれどもどうですか関取になってみて。
最初は緊張したんですけれどもだんだん慣れてきてもういつもどおりの自分の相撲でいい感じにきているのでこのまま波に乗っていけたらいいなと思っております。
僅か2年足らずでの新十両スピード出世、自分はどうですか。
早かったそれとも遅かったですか。
同級生が大学卒業までに上がりたいと思っていたのでちょっと順調すぎて怖いぐらい。
まあでも、このままいきたいですよね。
今場所はすでに二日目から3連勝を決めました。
特に二日目の初日を出したあときのうの取組を見てみましょう。
重い相手の明瀬山戦がきのうでした。
突っ張りについてはどうですか?自分なりには、たぶんいちばん手が回ってると思うんですけれども現役時代の親方に近づきたいのでもっと手を回していきたいです。
錣山親方の話がありました。
母校の流山南高校からもらった化粧まわしがあります。
ここにある阿炎というしこ名に今場所から変えました。
これは親方の小さいころのアッ、ベビーからとった名ですね。
阿炎に込められている意味は何ですか。
あしゅらのように燃えて戦うようにつけてもらいました。
まさにそのような気合いを前面に出した突き押しをやっていこうということですか。
そうですね。
関取、まず相撲と出会ったのはいつのことだったんですか。
小学校3年生のときのわんぱく相撲という地域の大会でそれで3位になって負けて悔しくて誘われたときにじゃあやろうかなと思ってやりました。
4人きょうだいの末っ子で写真が出ていますが非常にわんぱくそうな笑顔がはじけている。
幼稚園のころです。
末っ子ということで大変かわいがられたそうですね。
相当かわいがってもらえました。
どんなお子さんだったんですか?ビニール以外だったら何でも食べていたらしいんです。
お母さんが言っていたのでたぶん間違いないと思います。
それだけよくごはんを食べる子だったんですね。
ごはん以外のものもよく食べていたそうです。
1m86cmの大きな体が、今出来上がっているんですね。
小学校6年生のときの写真もあります。
このときすでに突き押しの相撲を取っています。
何の大会ですか?地域の市の大会です。
このときから突き押しにこだわっていたんですか?頭であたることができなかったので根性なしだったので、ちょっと監督に突き押しを教えてもらって。
錣山親方の突き押しにほれ込んだという話も聞きました。
錣山親方の現役時代の相撲についてはどんな印象でしたか?客を沸かしたりとかかっこよさ、負けん気の強さとか全部憧れですね。
中学校、高校でも全国大会に出場しています。
そのときから全国大会でも実績を残されました。
そのときのVTRをまた後ほど一番相撲が終わったあとにご紹介します。
館内に勝負審判が紹介されました。
阿炎の師匠、錣山親方が向正面の白房下にいます。
西から、返り入幕の臥牙丸東からは逆に、今場所十両に陥落した千代大龍が上がっています。
前に前にという相撲がようやく先々場所辺りからかえってきました。
千代大龍は血行障害で先場所途中休場をまだ万全ではありません。
一方的です。
ぶつかり稽古を見るような臥牙丸の完勝。
向正面は元高見盛の振分親方です。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
きょうの相撲が臥牙丸の相撲ですね。
いちばんいい形で思い切り胸からぶつかっていきましたから千代大龍も抵抗しようとしたんですが突きが出てこなかったので、臥牙丸が思い切りいくことができましたね。
臥牙丸、2勝2敗千代大龍は4連敗です。
新十両阿炎関のインタビュー田所アナウンサー、お願いします。
師匠の激しい突き押しを目指して錣山部屋に入ったということです。
その師匠に阿炎関について話を伺っています。
まだまだ相撲については注文がたくさんあります。
本当に図太い、土俵に上がってから、稽古場で相撲は土俵に上がったら極端な場合は50ぐらいしか力が出ない人が多いと思いますが土俵になって逆に150の力が出ますまだまだ体ができていないのでその中で突き押しで勝っていますから若いころの寺尾みたいな相撲を取ってほしいですね。
このあとも今のままであとは一生懸命稽古してトレーニングして体を作ってお客さんが喜んでくれるような相撲を取ってくれればいいんですね。
錣山親方の話、どうですか。
足りないところは体なので頑張って体のほう、でかくしてトレーニング。
毎日やれよと言われているのでやるようにして頑張っていこうと思っています。
150にする力もあると師匠はおっしゃっていましたね。
そんな感じは自分にはないです。
いつもどおりのいい感じでやっています土俵に上がっても。
このあと目指す力士像について教えてください。
今場所は残り全部勝つつもりで挑んでいって目標は現役時代の親方のような相撲を取れるといいなと思っています。
きょうはどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
この二文字で、阿炎と読ませます。
足が出ました阿夢露。
佐田の富士、4連勝です。
今場所はこの突っ張りがよく出ます。
阿夢露は一瞬相手のまわしに手がかかりましたが起こされてしまいました。
正面の解説は芝田山親方です。
決まり手は突き出しです。
芝田山さん、今場所佐田の富士が前に出ますね、よく。
きょうも相手をよく見て突っ張って前に出ていましたね。
阿夢露は佐田の富士にしっかり見られていますからね。
佐田の富士は足を生かして前に出ていますからね。
どちらかというとおとなしいタイプの佐田の富士ですが波に乗ってきていますね今場所。
白星をさらに積み上げて初日から4連勝です。
阿夢露は2勝2敗と星が変わりました。
満員御礼の館内。
両力士に声援が飛びます。
千代丸と蒼国来です。
蒼国来、今場所は2連敗中でもうひとつ中に入ることができません。
千代丸は23歳。
土俵下には弟の千代鳳が控えています。
千代鳳は22歳。
若く楽しみな兄弟関取。
千代丸は幕尻です、今場所。
千代丸と千代鳳は年子で互いに相撲を取ってきました。
お母さんも大きくて大変だったでしょうね。
そうでしょうね。
2人もこんな大きな息子がいたら。
でもこれからが楽しみでしょうね。
僕は入ってきたときは80kgくらいしかありませんでした。
この2人の対戦は、このところ蒼国来が3連勝しています。
蒼国来、1勝2敗千代丸は2勝1敗。
蒼国来としては丸い体型の千代丸を横から攻めていきたいところです。
木村元基が合わせます。
蒼国来の勝ちです。
今場所もよく組み止めました蒼国来です。
決まり手は寄り切りです。
芝田山さん、うまく取りましたね。
そうですね千代丸のあたりをうまくかわしました。
前みつがうまく取れましたね。
相手の懐の中に入っていきましたから千代丸も体が起きてしまいました。
このあとのかいなの返し下手を使ったあたりうまさがありましたね。
千代丸も突き放しにいこうとはしたんですけれど中に入られてしまいましたね。
今度は弟の千代鳳が登場です。
こちらは3連勝と相撲内容もよく落ちない、前へ前へという千代鳳らしい相撲です。
きょうは押し相撲の豊響戦です。
ご覧のように初場所は豊響の手がまげに掛かりまして反則で千代鳳が勝つということがありました。
向正面は元小結高見盛の振分親方です。
今場所の千代鳳は相撲内容がいいですね。
そうですね前に前に、とにかく前にいくんだというそういう気合いが感じられますね。
この人の将来性、楽しみなところはどう見てらっしゃいますか?そうですねまず最初突きばかりの相撲だったんですけれど突きだけではなくて組んだときの力が入ってくることがあってうまく磨いていけばいいと思いますね。
最近は押すだけではなくて前みつを引いてという相撲もありますね。
そこをうまく基本の基本を生かしていろんな相撲を覚えていったらうまく成長すると思います。
まだ22歳の若手。
平成4年生まれです。
幕内最年少です。
一方、豊響は去年の九州場所に痛めた右の肩に今場所もテーピングが施されています。
ここで制限時間いっぱいです。
過去は反則の結果もふまえて3対3です。
千代鳳3連勝は幕内に入って初めてです。
立ち合いからのあたりにすべてをかける豊響です。
寄り切りました千代鳳4連勝です。
序盤は一方的に豊響が攻めまくりましたが耐えました、しのぎました千代鳳です。
気合いの乗った表情。
幕内4連勝の千代鳳です。
振分さん、よく辛抱しましたね。
辛抱しながら動いて動いて自分の有利な体勢になって左を差して寄っていったときにきまりましたね。
豊響の攻めもいい攻めだったと思います。
そうですね。
とにかくやられる前に先手を取って攻めようという気迫が見えました。
うまく千代鳳が回って回ってこらえていながら自分の形になって、何というか形が決まって一気にいったという感じが見えましたね。
スローVTRで見てみても9割方しのぐ相撲でした。
最後は寄り切りでした。
今後が非常に楽しみな千代鳳です。
きょうは朝からお伝えしていますように東日本大震災そして、東京電力福島第一原子力発電所の事故からちょうど4年です。
今でも全国でおよそ22万9000人の方々が避難生活を余儀なくされています。
午後2時半からは政府主催の追悼式が東京の国立劇場で行われました。
そして被災地への支援日本相撲協会もこれまでさまざま行っていました。
平成23年には6月に東北の10の市と町を巡回しました。
そのあと復興応援フェスティバル名前を変えながら復興土俵入り、去年は福島県いわき市で復興土俵入りが行われました。
去年はいわき市の総合体育館で行われました。
8700人の方々が応募されてそのうちに選ばれまして4000人の方々が抽せんで選ばれました。
3人の横綱が鎮魂の土俵入りを披露しました。
福島県出身の双大竜関大関と子どもたちの土俵初っ切りなども披露しました。
解説は巡業部で副部長を務めていらっしゃいます芝田山親方です。
親方もいわき市復興土俵入りにいらっしゃいましたね。
行ってきました。
たくさんの方々が来ていただきましてみんな喜んでいましたよ。
毎年毎年こうして東北を各地回ってきましたけれど。
そうですね巡業の合間にどこか1か所作ってくまなく回ってあげようということでやっています。
これまで岩手県、宮城県、福島県と回ってきました。
ことしは4月に茨城で行われるんですね。
巡業も春とか夏、秋ありますけれどその中でたまたま夏がうまくかみ合わなかったものですから今回ことしは4月の巡業の合間に組みました。
ひたちなか市復興祈願土俵入りが行われます。
日本相撲協会から発表されました。
水戸巡業のあとに行われます。
太平洋に面した町ひたちなか市で大きな被害がありました。
ことしは東北から茨城に場所を移しての復興祈願土俵入りが行われます。
琴勇輝と荒鷲の対戦です。
去年の九州場所は荒鷲がうまくつかまえました。
琴勇輝⇒ほっ!琴勇輝は23歳の新鋭です。
攻めきりました、押し出し琴勇輝の勝ちです。
香川県の小豆島の出身の琴勇輝です。
小豆島は関西、大阪から見るとすぐそこの瀬戸内海の島です。
いつも以上に琴勇輝への声援も大きくなっています。
決まり手は押し出しです。
気持ちのいい相撲ですね。
そうですね、下から思い切ってあたっていきました。
爽やかでしたね。
きっぷのいい相撲とよく言いますね。
きょうはどこがよかったですか?ひたすら足を前に出していくところそれから、手数ですね。
荒鷲は防戦一方でした。
終わったあとの気合いの表情です。
気合いが1つ代名詞です。
2勝2敗と星を戻した琴勇輝です。
館内がさらににぎやかになってきました。
勢の登場です。
地元大阪は交野市の出身。
小さいお子さんの勢!という声援が飛んでいます。
左肩にテーピングが見られます勢です。
このところ左肩の痛みがやや続いている勢です。
こちらは旭天鵬。
本人の話では、どこも痛くもかゆくもないんだけれど歯車がかみ合わないということで3連敗です。
過去4対3ときっ抗しています。
去年8月7日に、いわき市総合体育館で行われました復興土俵入りのもようをお伝えしました。
さまざまな催しがある中で美声の持ち主、勢が相撲甚句を披露しました。
その一部だけなんですがお聞きいただきましょう。
いわきよいとこどこにも負けぬよリポートです。
被災地の方々に元気になってもらいたいと思って歌いましたということでした。
自分が歌ったことで泣いて喜んでくれた人たちの顔が忘れられないということです。
きょうは自然と被災した人たちの顔が浮かぶようですと話していました。
元気のなかった人たちに自分が逆に励ましにいったのに頑張って、と元気をもらって相撲でも東北の方たちには負けてられませんねと気合いをまた1つ新たにしていました。
先ほどことしの4月20日にひたちなか市でとご紹介しました。
ひたちなか市での復興祈願土俵入りでも勢は相撲甚句を披露することになっています。
制限時間いっぱいです。
勢の肩が心配なんですが旭天鵬の3連敗というのも確かに本人が言うようにもうひとつ相撲の歯車がかみ合っていません。
土俵際の逆転を食らっています。
右の相四つというこの両者です。
寄り切りました。
旭天鵬は上手が引けたんですがそのあと攻めがありませんでした。
あるいははどこかあたったのか旭天鵬すぐる動作がありました。
決まり手は寄り切りです。
勢の勝ちです。
勢、星を五分に戻しました。
勢は肩の痛みもいいのか元気ですね。
右四つで勝ちました旭天鵬どうしましたかね。
右四つで上手を引いたんですけど。
顔にあたったんでしょうかね。
最後、顔を押さえてましたね。
得意の上手も引いたんですよ。
流れが悪いのかもしれません旭天鵬。
振り回していたところにちょっと、勢が胸を合わせてきたときに頭があたったんですね、きっと。
被災地の皆さんからも元気を逆にもらいましたという勢の話がありました。
毎日元気をもらっている勢です。
肩の痛みの中で2勝2敗。
得意の右四つの相撲が展開されました。
向正面は元高見盛の振分親方です。
4年前の大震災のときは振分さんはまだ幕内の力士でしたね。
そうでした。
青森出身ということで心配されましたか。
電話をかけようと思ったんですけども混線しました。
家族からの連絡をじっと待つしかありませんでした。
あのころは本当どうしたらいいか分からない状態でしたね、自分も。
板柳町津軽半島の付け根になりますね大きな被害はなかったんですか?3日か4日ぐらいしてから、電話がつながりました。
街のほうでは大きな被害がなかったというのがほっとしたところです。
勢が花道を下がっていきました。
春場所といいますと、花道の奥でファンが待ち構えています。
なにわのファンが勢を迎えました。
旭天鵬のリポートです。
立ち合いで相手の頭があたったのではなくて上手投げで潜ったときに相手の顔が振ったときに戻るような形になって立ったあとちょっとくらっとしたと話しています。
鼻血も出たと話しています。
振分親方を子ども用の甚平
じんべい
を作って270着作って寄贈したんですね。
震災のあとですから被災地の人たちがちょっと寒そうにしていたので冬も寒いけれども夏も厳しいのかなと思ったので自分が持っていった浴衣の反物を使って子どもたちのを作ろうかと話したんですよ。
子どもたちの甚平
じんべい
を作ろうと思っていろんな人中に協力してもらって。
届けられて本当によかったと思いました。
写真をもらったとき子どもたちの姿を見たときは本当にうれしかったです。
当時の人気力士高見盛をはじめ力士会が募金活動を行ったりこれまでさまざまな支援活動を行ってきました。
白鵬自身が常に口にしているように決して忘れてはいけない風化させてはいけないという思いが誰にもあります。
先場所十両優勝の勢いをこの春大阪にもってきました北太樹。
制限時間いっぱいになりました。
4連勝と星を伸ばすことができるか北太樹。
対戦相手は大砂嵐。
去年の名古屋場所は2日続けての金星を挙げています。
史上初の出来事でした。
そのあと、けががあって何か勢いが止まった感じの大砂嵐です。
場所前には伝染性紅斑いわゆる、りんご病を患っていました。
高熱が出た大砂嵐1週間ほど入院したと話しています。
なかなか熱が下がらなかったと話しています。
過去、2対1と大砂嵐がリードしています。
北太樹は白星を伸ばすことができるでしょうか。
上手は大砂嵐。
寄り切りました大砂嵐の勝ちです。
久しぶりに何か大砂嵐らしい元気な相撲を見せました。
北太樹は4連勝なりませんでした。
大砂嵐はどちらかというと右四つですがけんか四つの両者の対戦でした。
芝田山さんきょうは、ようやく大砂嵐らしいいい相撲でしたか。
そうですね。
手順よく、相撲を取りましたね。
右を返して上手を引き付けて寄る。
このところ、何かけがもありましたしやや勢いが止まったという気もしたんですけどね、大砂嵐は。
そうですね。
かち上げですか相手のあごにエルボードロップのような形で入りますがきょうは突っ張りにいきました。
そして差し手を返して寄りましたね。
けがを治して体調を整えるとともにそうやって相撲の真価を問われる必要がありますね、大砂嵐は。
相撲も変わってこないといけないと思います。
きょうはいいと思いますよ。
こちらをご覧いただきましょう。
♪〜なにわ名勝負きょうは昭和42年の春場所をご覧いただきました。
フックの花福の花、突っ張りが出ました。
そして、藤ノ川の身のこなし大相撲ファンの皆さんにとってはあの藤ノ川の元結が飛んでざんばらになった思い出される方も大勢でいらっしゃると思います。
昭和42年ですから芝田山さんはこの相撲は覚えていますか。
昭和42年、5歳でした。
持ち味がよく出た相撲でしたね。
よく動いてますね。
ああいう攻防あって最近では元結が飛んでざんばらになるようなことは見たことがありませんね。
しばらくないですね。
土俵に上がった嘉風などは気迫、気合いがありますよね。
動きが早いですね。
嘉風の勝ちです。
旭秀鵬の引きはまともでした。
嘉風のよい動きが見えました。
向正面は元高見盛の振分親方です。
振分さん、嘉風らしい相撲でしたね。
立ち合いから速いですしちょっと突っ張り合いになったとしても速く動いて自分に有利な相撲でいきました。
嘉風の体勢がありましたか。
とにかく動きが速い力士でした。
向こうは突き放そうこちらは先にいこうという攻防が多かったですね。
旭秀鵬もうまく差したと思うんですがね。
嘉風の形勢になってしまったんではないでしょうかね。
それで苦し紛れに引いてしまいましたね。
引きの前の張り手も余分でしたね。
あそこはじっくり組んだほうがおもしろい勝負になったかもしれません。
嘉風のきょうの動きのよさは反応の速さがよく土俵に出ました。
平幕の3連勝は6人いると申し上げましたが3連勝どうしの対戦になります。
序盤好調なスタートを切った2人です。
両者は幕内での対戦はこれが初めてです。
誉富士、初日からの3連勝は幕内では初めてということです。
そして常幸龍は先場所、右ひざの負傷で途中休場しました。
そして再出場してきました。
まだ、ひざの状態は万全ではないと思うんですが。
たまたまですという話をしています、常幸龍不安しかありません、と話しています。
きのうは右から投げを打ったんですが怖さがあった。
一瞬思ったけれども、思い切っていきました。
ひざのほうは悪くはなっていないですと話しています。
とにかく立ち合いだけは、1本あたれると思って。
押されてもここまで対応ができている気がすると話していますね。
春場所の負け越しはないんですね。
本人も分かっていまして、初めての春場所は胸の上の骨を骨折そして次は足首をけがしている。
いつもけがをしているという印象があります。
手順どおり誉富士4連勝としました。
常幸龍は3勝1敗と星が変わります。
決まり手は押し出しです。
幕内では自身初の3連勝そしてさらに4連勝とした誉富士です。
このところ力をつけてきている誉富士ですね。
やっぱり同じ部屋に照ノ富士や宝富士という人がいますからね。
横綱もいますし、安美錦もいます。
よく足も出ていますし稽古十分だということが分かりますね。
もともと誉富士は稽古場では強かったです。
なかなかそれを土俵で発揮できなかった。
精神面での成長がみられますね。
稽古をしている中に精神面も養われてきてなおかつ3連勝という部分でやっぱりいい相撲を取りましたね。
部屋の兄弟子安美錦に水をつけます。
3連勝どうしの水つけです。
弟弟子の誉富士が先に4連勝と星を伸ばしました。
3連勝の安美錦が時天空との対戦を迎えます。
安美錦は青森県の深浦町の出身。
きょう向正面の元高見盛の振分親方は青森県の板柳町の出身です。
振分さん安美錦とは2つ違いですね。
角界に入る前からよく知っている部分がありましたか?振分⇒高校生のころですかインターハイの予選の県大会そこで見たことがありますね。
そのときは今よりかなり細かったんですけれども動きが切れているそういう印象がありましたね。
親方が弘前実業出身で安美錦は鯵ヶ沢高校ですね。
そうです。
角界に入ってからはどうですか安美錦の印象は。
彼は高校を卒業して入門したのでちょっと兄弟子になるんですけれどもちょっと何回も新十両のときから新入幕のときとか一緒に昇進したのでちょっと彼には負けたくないなという気持ちはありましたね。
確かに入門でいうと安美錦は平成9年の初場所です。
高見盛は平成11年春場所幕下付け出しです。
60枚目格付け出しという形でデビューされています。
高見盛は大学を出てきた分プロの世界では後輩になるわけですね。
ここまで強くなっているんだなという実感もしましたからね。
勝敗は負けたくないと思っていてでも技はすごいなと。
そういうふうなのが、相撲を取っての印象ですね。
今場所はきびきび動いています。
先手先手と技を編み出している安美錦です。
業師ということでは時天空も多彩な足技があります。
送り投げ、安美錦の勝ち。
何もなかったかのような表情。
お見事、安美錦4連勝。
誉富士、安美錦と伊勢ヶ濱部屋の力士が相次いで4連勝を決めました。
向正面の振分さんきょうもうまかったですね安美錦。
そうですね時天空がいきなり胸で受けて立ち合い間違えたのかなと思って動いたんですけれどもその隙を見逃さず安美錦が動きましたからね。
こういう動きと直感は鋭いですよ。
動きがしっかりしていますからどういう状況になっても首を取られていても慌てずにじっくり攻めていっていますからね。
後ろについて最後は投げにいきました。
送り投げという決まり手になりました。
やられた、という感じの時天空です。
芝田山さんにもお聞きします。
今場所、安美錦はさえていますね。
さえていますね。
手順がいいですあたりがいいですあたった瞬間に時天空が胸、まともに受けてしまいました。
送り投げは幕内では平成25年夏場所、豪栄道が琴奨菊を相手に決めています。
それ以来の送り投げということになります。
安美錦がいいのは平然と取組が終わったあとに帰ってくるというところですね。
満員御礼の垂れ幕の中春場所は四日目を迎えています。
新十両の石浦と返り十両の琴恵光から始まりました。
琴恵光が今場所初白星です。
幕下西の2枚目伊勢ノ海部屋の錦木が十両で相撲を取りました。
2勝1敗としています。
尾車部屋からの新十両天風
(あまかぜ)は寄り切りで勝ちました。
新十両、中入りの時間にインタビューをお伝えした錣山部屋の阿炎も勝ちました。
十両では、ただ1人勝ちっぱなし富士東です。
幕内の取組は前半戦最後の取組です。
西から魁聖、東から松鳳山ともに今場所、もうひとつ序盤しっくりとくる相撲が取れていません。
特に松鳳山は攻め込みながらばたっと前に落ちる相撲が2日続いています。
うまく押っつけました押し倒しました、魁聖の勝ち。
松鳳山が4連敗。
土俵下の井筒審判のところに落ちていった松鳳山です。
決まり手は押し倒し。
どうも松鳳山は手順が悪いんですか?きょうもあたっていますが攻め込まれています。
反撃に出ますけども足がなかなか出ていません。
お伝えします。
来年のアメリカ大統領選挙への立候補を検討しているヒラリー・クリントン氏が、国務長官当時、私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で釈明しましたが、共和党は、議会で説明するよう求めるなど、追及を強める構えで、大統領選挙を見据えた攻防が続くことになりそうです。
来年行われるアメリカ大統領選挙の、民主党の最有力候補と見られているクリントン氏は、国務長官当時、私用のメールアドレスを使って、公務に関するやり取りを行っていたと批判され、対象となるメールを国務省に提出し、現在、検証が行われています。
この問題について、クリントン氏は10日、初めて記者会見し、当時、国務省では認められており、便利だったので使った。
私用のアドレスから機密情報は送っていないと述べ、情報管理に問題はなかったと釈明しました。
これに対して、アメリカ議会で多数を占める共和党のガウディ下院議員は声明を発表し、メールシステムの安全確保などについて、多くの疑問が残ったと批判し、クリントン氏に議会で証言するよう求めました。
共和党としては、クリントン氏が国務長官を務めていた2012年に、リビアのアメリカ領事館が襲撃された事件と合わせて、クリントン氏への追及を強める構えで、大統領選挙を見据えた攻防が続くことになりそうです。
東京都内のフットサルクラブなどのホームページが、過激派組織IS・イスラミックステートのマークが貼り付けられるなどして改ざんされていたことが分かり、警視庁などが不正アクセスなどの疑いがあると見て調べています。
府中アスレティックFCによりますと、今月8日、ホームページにISの黒い旗と見られるマークが貼り付けられるなどして、改ざんされているのを、スタッフが確認しました。
この中には、ISによるハッキングと英語で書かれていたということです。
また同じ日に、東京・中央区のカメラ部品の販売代理店、銀一が管理するホームページの一部も、同じように改ざんされているのが確認されたということです。
いずれもすでに復旧し、フットサルクラブは警視庁に相談しているほか、販売代理店も今後、相談することにしています。
生字幕放送でお伝えしています大阪府立体育会館です。
春場所、四日目幕内後半戦の取組が始まるところです。
幕内前半戦の結果佐田の富士、千代鳳きょうも白星を重ねました。
誉富士、きょう勝って4戦4勝です。
幕内の最年少は逸ノ城平成5年の生まれです。
安美錦も勝って4連勝です。
後半戦は豊ノ島と徳勝龍からです。
隠岐の海はけさの稽古で左足のふくらはぎを痛めてしまいましてきょうから休場です。
玉鷲が不戦勝です。
注目はきのうは日馬富士を破って自身2つ目の金星を挙げた逸ノ城きょうは全勝の白鵬に挑んでいきます。
春場所は初日から4日連続の満員御礼です。
平成13年春場所、15日間満員御礼が出ました。
それ以来14年ぶりの、初日から4日連続の満員御礼です。
徳勝龍は関西奈良市の出身です。
182cm175kgという丸い体で突っ張りの相撲なんですが四つでも相撲が取れます。
とったりを得意としたりもしています。
器用なところがありますね徳勝龍は。
そうですね。
豊ノ島は差し身のよさ。
もろ差し名人です。
引きに乗じて押し出しました豊ノ島の勝ち。
徳勝龍がまともに引いてしまいました。
豊ノ島勝って3勝1敗。
徳勝龍、敗れて1勝3敗となりました。
決まり手は、押し出しです。
芝田山さん豊ノ島もちょっとベテランの部類に入ってきましたがまだまだ存在感を見せてほしいところですね。
きょうなんかはいいんじゃないですか。
立ち合い、豊ノ島のほうが、低い立ち合いを見せましたね。
いい出足でした、豊ノ島。
豊ノ島、今場所は東の5枚目です。
外の様子をご覧いただきます。
この建物が、大阪府立体育会館。
難波の街の中にあります。
1つのランドマークがこの通天閣です。
きのう、きょうとこの通天閣も粉雪が舞うという少し寒い大阪です。
気温は10度に達していません。
きょうは7度2分の最高気温でした。
日ざしもありますが時折雪も舞うまだ春遠しの、なにわです。
十両ただ1人4戦4勝の富士東はあす大道との対戦です。
幕内は4戦4勝が平幕では4人になりました。
4戦4勝の安美錦は豪風との対戦が組まれています。
日馬富士と高安の過去の対戦は高安が3勝日馬富士が8勝ですが高安のこの3つの白星はいずれも日馬富士から挙げた金星です。
豊ノ島のリポートです。
私もベテランなんで、と。
超ベテランの安美錦関が頑張っているので自分も負けるわけにはいきませんと話していました。
軍配は高安に上がりました。
しかし、物言いです。
高安は先日も妙義龍戦で土俵下でなかなか上がれないという場面がありました。
大丈夫でしょうか?高安の歩き方が気になります。
協議は終わりました。
軍配は高安に上がっています。
ただいまの協議について説明します。
軍配は高安に上がりましたが高安の手が先についており軍配差し違えで栃ノ心の勝ちとします。
高安の足の運び、二日目の豪栄道戦でしたか土俵下で足が痛そうにしていました。
高安の場合は古傷もあります。
足の甲ですとか股関節辺り。
高安の右手が先に確かについています。
栃ノ心勝って3勝1敗。
高安は初日からまだ白星がありません。
けんか四つですから、芝田山さんまず、差し手争いでした。
右四つの形になりましたね、高安。
逆に上手が引けなかった栃ノ心はどうやって上手を取るか。
高安は栃ノ心の上手を嫌ってうまい相撲ぶりを見せていましたがね。
栃ノ心の、け返しが出てきました。
その瞬間に栃ノ心の右からの投げが強烈でしたね。
栃ノ心は先場所も内無双を見せました。
時々、意外な手を見せますね。
土俵上に遠藤と碧山を迎えて館内はにぎやかになっています。
東日本大震災からきょうで丸4年になりました。
午後2時半からは政府主催の追悼式が行われました。
この大阪府立体育会館でもあの大地震が発生した午後2時46分相撲協会のそれぞれの部署で黙とうがささげられました。
土俵の進行を止めてということはありませんでした。
いつもどおり土俵の進行は進められました。
芝田山さんも巡業部で黙とうをささげられたそうですね。
部長をはじめ、黙とうさせていただきました。
栃ノ心帰ってきました。
土俵際のときはもういっちょうかなと自分は思っていた。
左上手が取れないかなあ取れないなとぼやいていました。
足を飛ばしたのはどうしてですか覚えていないとにやっとしていました。
高安についてのリポートです。
ゆっくりと歩を進めて風呂場に向かっていきました。
まわしを取るときに痛みをこらえながらまわしを取っていました。
階段を上がるとき両手をつけて、一歩一歩痛みをこらえながら上っていました。
制限時間いっぱいです。
遠藤と碧山。
両者、過去は1勝1敗の成績。
木村恵之助が合わせます。
押し出しました、遠藤の勝ち。
少しいなす場面がありましたがそのあとの対応が早く遠藤、3勝目を挙げました。
決まり手は押し出しです。
満員御礼、大変な拍手。
振分さん、日大のずっと後輩になるわけですが遠藤、きょうの相撲はどうですか。
正面からぶつかっていったわけですが正面勝負になると思ったんですがうまくいなしましたね、遠藤。
確実に相撲内容も立ち合いもよくなっていませんか、遠藤は。
そうですね。
最初の荒っぽさは見えなくなりましたね。
相撲に勢いだけで細かいミスみたいなものが出てくるときもありました。
相手をじっくり見てうまく攻めていますね。
プロの世界に入ってからちょうど2年の遠藤です。
人気がやや先行して本人も苦しい部分もありましたが徐々に力がこの体にみなぎり始めています。
ここからは三役力士が、土俵に上がります。
新関脇の照ノ富士。
きょうはまだ一度も勝っていない豪風戦です。
新三役の初日からの3連勝は、平成5年夏場所の当時小結の貴ノ浪今の音羽山親方以来22年ぶりです。
田所さん相撲内容もいいんじゃないですか。
きのうの立ち合い、思い切りあたってよかった。
きのうの取組をいちばん評価していました。
照ノ富士相撲内容は普通と言っています。
自分の調子は上がっていないという感じです。
記録については全く知らない様子です。
普通4連勝したらどうなのと聞き返されました。
自分の目標はまずは8勝することですと話しています。
きのうのように一気に相手をもっていくとぽんぽんぽんと持っていく相撲を取りたいと言っています。
どんどん前に出るということを強調していました照ノ富士です。
191cm、180kgの照ノ富士です。
平成のときの貴ノ浪は4連勝でした。
このときの貴ノ浪は10勝5敗で敢闘賞も受賞しています。
きょうの豪風には一度も照ノ富士は勝っていませんね。
合い口が悪いんですかね。
落ち着いてよく見て取った照ノ富士、4連勝です。
今場所も照ノ富士翻弄しましたがもうひとつ攻めきることができませんでした逆に守勢に回った豪風です。
決まり手は押し出しです。
貴ノ浪以来の初日からの新三役4連勝です。
照ノ富士。
けさの稽古で今場所、左のふくらはぎが少し張っていたという話も八角親方はしていましたがけさの稽古で左のふくらはぎの肉離れをおこしまして全治1か月という診断の結果です。
新小結の玉鷲が今場所の初白星です。
隠岐の海は島根県からは谷ノ音以来、121年ぶりの新関脇でした。
後半戦の土俵に復帰ができればという話をしていた八角親方です。
豪栄道の登場で館内沸いています。
先ほどの一番です。
きょうも豪風にかなり動かれましたけれど。
豪風はいいところにあたっていきましたね。
肩すかしにしながら回り込んでいくんですけれど。
きょうは照ノ富士も相手をよく見ていましたね。
よく見ながらいっていましたね。
見られていますから豪風も体が起きていましたしこの照ノ富士の体で前に出られたら豪風はかないませんね。
花道を下がっていくところです。
土俵を下りますと非常に笑顔のかわいらしい照ノ富士です。
照ノ富士のリポートです。
あの笑顔のままきまして4連勝ですね、と言ったらやっちゃったね、と笑顔で答えてくれました。
残ったところあそこ残れるところがよかったと振り返っていました。
やっちゃったとは何ですか?4連勝を達成したことだと私は受け止めました。
館内から大きな声援です。
なにわの大関豪栄道が登場です。
大関で初めて迎えるこのご当所大阪場所の豪栄道です。
大阪府出身の大関というのは昭和45年の秋場所前の山が大関として誕生しました。
それ以降大阪府出身の大関、2人目です。
いやがおうにも地元の期待は高まっています。
芝田山さん新大関、去年の秋場所から8勝、5勝、8勝と過去3場所は非常に苦しかったですね。
そうですね。
初日から3連勝ですけれどやっとなにか大関という地位の中で土俵に足がついてきたのではないかと思いますね。
やはり大関になるときもいろんなプレッシャーの中でなるわけですけれどなったらなったでプレッシャーがありますね。
もちろんなれば維持しなくてはいけないということもありますし勝たなくてはいけないという気持ちが強くなると体がかたくなってしまいますね。
そういう中で自分の気持ちの切り替えをどうするかということ体から出る強さだけではなくて大関というのは精神面でもやっぱり切り替えそういう気持ちの強さを持っていなくてはいけませんね。
3日間はどうですか?3日間は非常にいい流れだと思いますよ。
豪栄道自身は自己最多の13勝を1つの目標に今場所も頑張っていきたいという話をしていました。
13勝ということになりますと優勝争いに当然絡んできます。
優勝争いをこの声援と期待の大きい中で最後まで続けてほしいですね。
これだけの応援者がいるわけですから応援者に押されて千秋楽まで優勝争いに絡んでもらいたいですね。
一方の栃煌山はこの豪栄道とは小学校の5年生のときに初めて対戦してそれ以来中学、高校とライバル関係にありました。
けがで苦しんでいる間に豪栄道が先に大関に上がりました。
栃煌山も秘める思いというのは常に豪栄道戦強いものがあります。
過去も栃煌山11勝豪栄道12勝ときっ抗しています。
連勝伸ばせるか、豪栄道。
なにわの春場所初優勝という大きな花を咲かせることができるでしょうか。
合いません。
この待ったで両者の精神状態あるいは考え方影響があるでしょうか。
豪栄道が寄り切りました。
豪栄道、大きな拍手の中で4連勝です。
立ち合いから集中していました。
厳しさがありました、豪栄道です。
夢に向けては1つも負けられない序盤戦。
横綱白鵬を追います。
決まり手は寄り切りです。
何か栃煌山のお株を奪うようなすばらしい相撲でした、豪栄道。
今場所いちばんのいい相撲じゃないですか。
いい相撲でしたね。
立ち合い、1回待ったをしたときはどうかと思いましたけれどさっと二本入って攻めも厳しかったですね。
そうですね。
右からさっと脇から入ってもろ差しですけれど立ち合いのときにじらすというかいろいろ考えながらいこうとしたんでしょうけれど反対に栃煌山のほうがかたくなったような感じに見えましたね。
栃煌山のほうがかたくなったということですね。
待ったということでかたくなってしまったかもしれませんね。
しかし過去3場所8勝、5勝、8勝ときて大阪の地元のなにわのファンも豪栄道は大丈夫かと心配していたと思います。
もはや大丈夫ですね。
この調子、この流れでいけば問題ないと思います。
この声援が後押ししてくれれば豪栄道、夢の初優勝というのも現実味を帯びてきます。
表情が非常にいいですね今場所は。
そうですね。
やっぱり勝っているときの気持ちというのは上気分になりますからね。
非常に集中した表情視線をぴったりと据えています。
3連勝の大関まず豪栄道が4連勝としました。
もう1人の3連勝の大関琴奨菊。
きょうは返り三役の小結妙義龍戦です。
まだまだ早い序盤戦ですけれど妙義龍としては同じ境川部屋の豪栄道の援護射撃があります。
今、画面に入ってきました逸ノ城、入場です。
まだ大いちょうが結えない逸ノ城です。
きのう日馬富士を破る金星。
自身2つ目の金星を挙げてきょうは白鵬戦です。
そして今白鵬が入場してきました。
33回優勝を誇る白鵬ですけれど実は白鵬の優勝全勝優勝が、先場所はそうでした11回あります。
14勝1敗の優勝が13回あります。
半分以上が全勝が14勝です。
非常にレベルの高いところで白鵬は優勝していますね。
この横綱と優勝争いを演じていくためにはとにかく前半戦あるいは終盤にいくまで負けられません。
そうですね。
十三日目までは全勝でついていかないと、どうしようもないということですね。
先ほどの豪栄道、土俵上の琴奨菊もぜひ直接対決まで白鵬が負けるまで負けないぞという気持ちでいってもらいたいですね。
4連勝の豪栄道のリポートです。
自分からいい相撲でしたと言ってきました。
今場所いちばんの内容でした。
特に踏み込みがよかったですというふうに振り返っていました。
現在、横綱大関では3連勝としているのは白鵬と琴奨菊と豪栄道です。
そして先ほどの新関脇の照ノ富士が4連勝。
平幕ではきのうまで6人3連勝がいましたが4人が4連勝としています。
これまでの白鵬の優勝パターン独走パターンというのは白鵬が勝ち続けていく中で次々と優勝争いを演じる上位陣が脱落ということがありました。
今場所は地元の声援の豪栄道そして立ち合いに集中しているこの琴奨菊と連勝を伸ばしていきたいところです。
対する妙義龍は兵庫県の高砂市の出身です。
去年の秋場所以来三役に返ってきました。
関西大阪で行われる春場所に妙義龍は三役復帰です。
寄り切りました琴奨菊の4連勝です。
豪栄道、琴奨菊そろって4連勝です。
きょうも立ち合いから集中していました。
得意のがぶり寄りも出ました。
向正面には元高見盛の振分親方です。
振分さん両大関が、いい内容ですね。
そうですね。
きょうの琴奨菊にしても途中、左を差されたんですがそれでも、かまわず前に行こうという気迫を感じました。
先場所辺りから琴奨菊は立ち合い、集中してますね。
下手に、相手に攻めていっても何にもならないこのままいこうという、そういう考えてやっているのがいいのではないでしょうか。
とにかく攻めるんだということですね。
自分の相撲で攻める、それだけしか考えていないそういう相撲を見せてくれました。
確かにそうですね。
徹底的に攻めて攻めて攻めまくります。
豪栄道に続いて琴奨菊も4連勝です。
両大関、勝ちました。
きょうの解説は芝田山親方です。
とにかく、もう取りこぼしがほとんどない横綱白鵬に対して優勝争いを演じるというのは非常に難しいわけですものね。
そうです。
結局、負けずについていくしかないですね。
その意味でも、序盤戦はこの琴奨菊といい先ほどの豪栄道といいいい流れできているんじゃないですか。
特に豪栄道はいいですね。
どうでしょうか初優勝、まだ早いんですけども。
まだ四日目ですからね。
まあ、できることなら誰かに、前半戦白鵬に土をつけてもらうとちょっと違うかもしれませんね。
白鵬という力士は序盤、あるいは前半戦星を落としません。
去年1年間でも九州場所に六日目に高安に敗れて金星を配給しましたがストレート8連勝というのは当たり前のごとく、ですね。
優勝33回の白鵬。
平成の大横綱と申し上げていいでしょう。
それだけにきのう日馬富士の1敗が痛いところですね。
鶴竜が休んでしまって2横綱だけにお互い競り合っていく状況がほしかったですね。
そして土俵上の3人目の大関稀勢の里が2連敗スタートです。
苦しいですね。
稀勢の里、2敗というのも痛いですね。
残り全部勝っても13勝2敗。
もちろんまだまだ先が長いので優勝争いの展開は分かりませんがただこの序盤で2敗というのは稀勢の里にとっては初優勝に向けて痛い序盤の2連敗となっています。
きょうは稀勢の里は宝富士戦です。
去年の秋場所、寄り倒しで宝富士が勝っています。
先ほど白鵬の安定感の話をしましたが逆に言いますと稀勢の里は、これで11場所連続で序盤5日間に黒星というそこが払拭されなければいけません。
きょうも左の相四つです。
宝富士は力をつけてきています。
どういきますかね。
そうですねできることなら本当は上手から取りにいくのがいいと思いますがどうしても腰高で左の差し手からいってしまいますね、稀勢の里は。
去年の秋場所の大関戦に初勝利を挙げています宝富士。
その一番から自信を深めたと本人も、そう話しています。
宝富士も力をつけてきています。
制限時間いっぱいです。
寄りました宝富士の足が出ました。
寄り切りで稀勢の里の勝ちです。
連敗スタートのあとは連勝。
2勝2敗の五分に戻しました。
決まり手は寄り切りです。
やはり左の相四つです。
こうして左四つに渡り合いましたね。
左四つに渡り合うのはいいんですけど下手からいっていますね。
上手の取り方が低いところ取れないんですね稀勢の里は踏み込んでそして上手を前みつ探りにいかないといけないんですね立ち合いから。
右四つを固めるようにして前まわしから取りにいくようにしないといけないですね。
左を差したら下手よりも差し手を返しながら上手を取るとかですね。
見ていてちょっと腰高というところもありますしちょっとひやひやする部分がありますね、稀勢の里は宝富士はどんどん前に攻め込んできたら危ない状況になってしまうんですね。
3人の大関陣がきょうそろって勝っています。
横綱大関5人ともすべて勝つという安泰の日がありません春場所です。
そしてきょう注目の一番です。
盤石の横綱白鵬に挑むのはきのう日馬富士を破っている逸ノ城です。
きのうの勢いをきょうも土俵に持ってくることができるでしょうか。
両者の対戦はこのところ3場所続けてありました。
ただすべて白鵬が逸ノ城を下しています。
両者は右の相四つです。
過去の両者の対戦を見ますと白鵬がすべて最終的には上手を取って上手出し投げ逸ノ城はなかなか得意の左上手が取れません。
取れたとしてもそのときは白鵬が十分になっています。
なかなか白鵬に歯が立たないという逸ノ城です。
逸ノ城のリポートです。
やはり右四つでまわしを取るということそれをポイントに挙げています。
今は、いつも左上手が取れないので手を伸ばしたいと言っています。
とにかく自分の左上手が欲しいと話しています、そのためにも踏み込んで手を伸ばすこと。
取ったあとは横綱は速いんだけど先に攻めること、それをポイントに挙げましたね。
ちょっとでも横綱を慌てさせたいと話しています。
そう簡単には横綱は上手を取らせてはくれませんよ。
白鵬は、きのうで幕内の勝ち星が804勝。
歴代3位の北の湖に並びました。
きょう3月11日は白鵬にとって30回目の誕生日です。
誕生日が来るたびにあの東日本大震災を思い出します。
被災地への思いを新たにしますと話す白鵬です。
ことしは特に30歳になるということで特別な思いがあると支度部屋で話していました。
モンゴルには海がありません4年前の津波を見てその惨状に大きなショックを受けた白鵬です。
それ以来自分のできることを探しながら被災地の慰問に出かけたり支援を行ってきました。
逸ノ城が2日続けての金星に挑みます。
場内、大きな歓声と拍手です。
避難生活を続ける皆さんにテレビを通じていい相撲を見せたい。
白鵬、3月11日、30歳の誕生日きょう、逸ノ城戦です。
まだまだ!式守伊之助の声が響きました。
待ったのあとに変化もある逸ノ城です。
白鵬、万全の4連勝です。
逸ノ城、上手を取りましたけどもすぐさま攻め込みました白鵬。
全く逸ノ城の勢いを寄せつけませんでした白鵬。
30歳の誕生日を白星で飾りました。
決まり手は寄り切りです。
元小結高見盛の振分さんです向正面。
上手には手が届きませんでしたね。
そこから何をするのかというのは逸ノ城の感覚が分かりませんでした。
横綱のほうがとにかく先に自分の形になって攻めて気迫がありました。
逸ノ城、上手が、正面方向からは見えましたけれども横綱も速かったですね。
横綱は前みつをがっちり組んで攻めていきましたね。
芝田山さん上手を取るだけではだめですね。
白鵬、上手前みつを引いた瞬間に、逸ノ城の下手を完全に殺していましたね。
そして前に出ながら、どんどんどんどん攻めていましたね。
逸ノ城としても何もできませんでした。
幕内の通算勝ち星805勝魁皇、千代の富士に次いで歴代3位の記録になりました。
横綱北の湖の記録を抜きました。
去年の九州場所からの連勝を28に伸ばしています。
3月11日、去年は遠藤の初挑戦を退けました。
おととし、高安をその前は栃煌山。
力をつけてくる力士は次から次へとやってきている白鵬です。
大相撲の屋台骨、白鵬です。
今場所、気迫の相撲です。
逸ノ城、上手に手がかかりかけていましたけども。
もっと立ち合い鋭い立ち合いで体でどんとあたっていく。
そしてもっと圧倒した状況の中で上手を取らなければだめです。
手を伸ばしてでも上手を取りたいという話がありましたけども横綱は踏み込んでいますね。
踏み込んで相手の下手を封じ込んでいますね、横綱は。
4年前の東日本大震災が起きた平成23年といいますと大相撲は不祥事がありましてこの春場所は開催されませんでした。
そうした中で白鵬は自身の誕生日東京のうちにいてまず地震で家族とともに怖い思いをしたそのあと、テレビで惨状をずっと見続けたと話しています。
そして、結びの一番を迎えます。
日馬富士にとっては痛いきのうの逸ノ城戦です。
去年1年間は優勝がありません日馬富士。
8場所ぶり7回目の優勝へ向けて序盤は早くも1つ白鵬と差がついてしまいましたきょうの佐田の海が初めて日馬富士戦を迎えます。
きょうも去年の夏場所新入幕だった佐田の海、十両に上がりながらけがで幕下以下に陥落するという場面もありました。
よく番付を戻して上げてきています。
今場所は東の2枚目初めての上位戦を迎えています佐田の海。
結びの一番制限時間がいっぱいになりました。
上手を取りにいって裏返し。
日馬富士の勝ち。
きょうは横綱が動いてきました。
動いて上手を求めました。
スピードで佐田の海を上回った日馬富士です。
上手投げの勝ちです。
新鋭の初挑戦に対して横綱が上手を取りに動いていきました。
どうご覧なりましたか、芝田山さん。
スピードがありましたね。
逸ノ城のあとに日馬富士が引き揚げてきます花道。
あたっておいて上手を取ってこの投げ。
スピードがある日馬富士でした。
振分さん、日馬富士はきょうはどうだったですか?佐田の海は、ちょっと腰が高かったんではないでしょうか。
それで速さだけではなくて腰がちょっと浮いたのでああいう、投げを受けたのではないかと思います。
日馬富士のほうが低くあたっていきましたね。
今場所初めて横綱大関が勝ちました。
照ノ富士もいいですよこのところ。
横綱大関陣はご覧のように日馬富士は高安、白鵬は宝富士との対戦になります。
満員御礼の垂れ幕が下がった大阪府立体育会館「大相撲春場所四日目」をお伝えしました2015/03/11(水) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 四日目 ▽新十両紹介 阿炎[二][字][デ]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山,向正面(幕内)振分,【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ロス・ミハラ
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)芝田山,向正面(幕内)振分,【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ロス・ミハラ 〜大阪府立体育会館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)芝田山,向正面(幕内)振分,【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ロス・ミハラ
おしらせ
ハイブリッドキャスト対象番組です
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スポーツ – 相撲・格闘技
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