『般若の会』 代表 加藤 暠です。
信頼という強い絆に結ばれて、暖かい心を持った人達が一つになった時、何かが生まれます。
天・地・人が一つになった時、不可能が可能になります。
再び、「時々の鐘の音」を発信します。
『般若の会』における「般若」とは仏の智慧を意味しています。即ち、「布施、持戒、忍辱、精進、禅定、般若」からなる六波羅蜜の「般若」です。
〈般若の面をかぶった偽者が存在するようですが、私共には全く関係ありません。中国で流行しているようなコピーと一緒であり、文章を盗用して加藤 暠の如く振舞った換骨奪胎です。事実上の振込み投資詐欺のようなものですから、騙されないようご注意下さい。〉
加藤 暠が主宰する『般若の会』は仏の智慧を学ぼうとする同好会ですので、会費を徴収する等、皆様からお金をお預かりするような事も一切行っておりません。
秘密の会員も存在しませんし、会費を払ったら特別の情報が貰えるという事も絶対ありません。
今は「天の時」。かすかに、さらさらと…さらさらと、小川のせせらぎにも似た心地よい「天の声」が、― 「声なき声」― が、私にははっきりと聞こえます。
片手の声を聴け
「片手の声とは?」 ― 今から54年前、高校1年生の夏。私が16歳のとき、広島県三原市の佛通寺(臨済宗)でこの公案をいただきました。臨済宗のお寺では人口に膾炙された公案ですが、私は1ヵ月参禅しても解く事ができませんでした。あるとき臨済宗中興の祖、白隠禅師の 「隻手音声」に辿り着き、電流が走りました。
私達人間には両手の音しか聞こえません。 両手を打つと「ハッシ」と音がします。片手の声は八識(阿頼耶識)の世界です。 カオスの今、阿頼耶識を覚醒させ未来を正しく予知し、二度と来ないであろう「今日の今」の大いなるチャンスを手にする事が大切です。
「天の時」はカオスの時でもあります。カオスの今、新たに、何かが生まれ変わろうとしているのです。
蒙古襲来のとき吹いたと言われる神風、応仁の乱で荒廃した世において信長が天下統一を果たす緒となった桶狭間の戦い、そして秀吉を経て、家康の関ヶ原の戦い、岩崎弥太郎を生み出した明治維新……松下幸之助が出現した戦後の混乱でも同じ事が言えます。
カオスの混乱の中で、苦しみがその人の心を磨き、苦しみがその人を成長させ、そして苦しみが天を掴むための原動力をその人に与えるのです。カオスによって、信長や秀吉、家康といった天下人が誕生したのです。カオスが、岩崎弥太郎や松下幸之助を生み、日本経済の礎を作りあげたのです。
「昨日の今」における天の時の一つ、桶狭間の戦い ― 六識で考えるならば、誰の目にも今川義元の勝利が映った事でしょう。 しかし秀吉は、八識(阿頼耶識)を働かせ、「信長の勝利」という「明日の今」を正しく予知し、信長側に馳せ参じました。秀吉は信長に命を預け、心を一つにしました。そして、信長を通じて秀吉は天を掴んだのです。
信長は、数千の味方でなく数十騎の「味方の味方」だけで数万の今川義元軍に勝利するために、「天の時」「地の利」が整うその時を窺い、啐啄の機を外さなかったのです。
天の時においては強い者が勝つとは限りません。天を味方にした者こそが勝利するのです (なぜ信長に天が味方をしたのかは、機会があれば「時々の鐘の音」の中で是非触れたいと思います)。
しかしその信長も、数々の奇跡を体現すると「自分は現人神なのだ」と増長し、比叡山の焼き討ちなどによって先祖から頂いた徳を自ら使い果たし、いとも簡単に部下の明智光秀に討ち取られてしまったのです。
2011年の「今日の今」、
平成に生きる現在の私達の戦いとは何か。
株式投資の目的はキャピタルゲイン・インカムゲインを得る事にあります。特にキャピタルゲインの獲得とは「買い方、売り方のどちらが勝つか」の熾烈な戦いなのです。
株式投資主体は個人投資家、証券ディーラー(手数料がかからず、デイトレードあるいは高頻度取引で1~5円幅の利益を狙う)、銀行や大企業などの機関投資家、ファンド、外国人投資家などであり、そこで「どちらが勝つか」の戦いが繰り広げられています。
上の投資主体の中で、個人投資家は最も不利な立場にある存在です。
- ① 証券ディーラーと違って売買手数料がかかります。
- ② 株式投資に対する知識が競争相手より劣ります。
- ③ 情報収集力に劣ります。
- ④ 自分の意志で投資判断をする事が難しく、証券会社にすがり、彼らの言う事を鵜呑みにしてしまう人達もいます。
- ⑤ 新聞・雑誌・インターネットの記事に影響されやすい。等。
現在の株式市場は瀕死の状態です(日経平均(ダウ)採用銘柄の株価は下がり続け、一時上昇しても戻り売りに押されてしまう)。それでなくとも不利な戦いにさらされている個人投資家は、今までと同じような方法で株式投資をしたのでは、少なくとも今後5年間は全く勝機が掴めないであろう事は容易に想像できます。
「天の時」である「今日の今」の株式投資では、阿頼耶識を覚醒させ、啐啄の機を外さないようにしなければなりません。投資尺度を180°転換し、コペルニクス的発想を自らの中から引き出すべきです。仏の悟りの世界である「海印三昧」にあるように、「明日の今」を正しく予知する事が最も肝要なのです。
敵を知り、己を知らば、百戦危うからず
人の行く裏に道あり花の山
「人生は汗と涙の量で決まる」と、ある代議士が話していました。苦しみと涙が人を作りあげるのです。
自らを信じきる事です。自らを信じきり、仲間が一つになってそれぞれが不動の心によって事に当たる時、不可能が可能になります。
昭和59年から65年にかけて、徳を積む事を貫いたAさんという方がいます。私が物質的に一番苦しんでいた頃、Aさんは私の友人に「今の加藤さんを信じるのは苦しい事だが、信じきる事が大事ですよ。」と説いてくださいました。
「菩提心を因として、大悲を根として、方便を究竟となす」 ― これを実践したAさんには天が味方し、株式投資によって1000億もの利益を天から授かる事となりました。
「昨日の今」1995年、阪神・淡路大震災の後の株式相場は閉塞状況にありました。市場には失望感が高まり、売りが売りを呼び、莫大な空売りが溜まりました。
その空売りがバネとなり、兼松日産農林の株価に爆発的な原動力を与えました。兼松日産農林株は稀に見る大踏み上げ相場に発展し、300円台の株価が10倍以上の価格、5000円台にまで達しました。
震災という「天の時」が、兼松日産農林という出世株を誕生させ、市場の救世主たらしめたのです。
そして「今日の今」2011年 ― 東日本大震災によって株価が200円台で低迷し、空売りが異常に膨らみ、兼松日産農林のときと同じように大相場になる雲行きを呈してきた銘柄があります。
何百万株という空売り残を抱えたその200円台の銘柄のマグマが爆発するのはいつか?
株価が低空飛行を続け、もたつけばもたつく程、「明日の今」において凄まじい爆発力を生み出す事への確信が高まります。
「空売り残の異常な膨らみ」という共通点の下、「昨日の今」阪神大震災後における当時の兼松日産農林と同じ軌跡を、「今日の今」東日本大震災後のその200円台の銘柄が「明日の今」に向かって歩もうとしているかのように私には感じ取れます。
しかも日経情報によると20~30兆の復興特需が期待される現在において、この銘柄は復興関連銘柄としても大きな魅力が持てます。またLED関連のテーマ株でもあり、業績も著しく回復し、来年3月には5円の復配が予定されているとの事です(ちなみに当時の兼松日産農林は3円復配でした)。
「天の時」において苦しみの中から蘇った企業の株価は驚異的な値上がりを見せる事がよくあります。
私達は天が与えてくれた恩寵の中にいるのです。
復興特需によるこの銘柄の株価上昇を機に、他にも3銘柄の出世株が誕生する予感がします。出世株の出現が、低迷した株式市場を蘇生させる大河の一滴となる事は間違いありません。
「徐(しずか)なること林の如く、動かざること山の如し」 ― 「今日の今」においては、これこそが「明日の今」を、勝つための正しい方便だと思います。
今、私もあなた達も天から試されています。いわば、試験をされている状態です。
将来の出世株たるその銘柄を「未来の今」1300円で売って実際に莫大な利益を得た人だけが天から合格証を与えられます。50円や60円の幅しか取ろうとしない人は天から見放されてしまうでしょう。
小欲ではなく、1000円幅を取れる大欲をもった人こそが天から認められるのです。次代の岩崎弥太郎はその中から誕生します。
心の磨きようによっては資産を何十億にも何百億にもする事が可能です。具体的には、半年以内に1000円幅を取りストップ高で売れる人にこそ天が微笑みかけるでしょう。そして、「金持ちの金持ち」として世の中の役に立つ生き方ができるに違いありません。
『般若の会』 代表 加藤 暠
※ 株式研究会『般若の会』は投資勧誘を目的とした会ではありません。株式売買の判断はあくまでも自己責任で行って下さい。