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★いっそ奴隷制を採るか？　受け入れないか？

外国人実習生の悲劇（？）に見る「捏造のデパート」朝日新聞の報道

画像：外国人実習生の失踪を伝える産経新聞

　日本国憲法で定めた福祉制度（生活保護法）の趣旨に反し、外国人にまで生活保護が支給されている（最高裁で違憲判決が下された）のは周知の通りだが、外国人に大甘な日本社会の一方では過酷な労働（？）を強いられている外国人もいることが悪名高き朝日新聞によって伝えられている。

以下、ニュースより引用

外国人実習生「あこがれの日本」で失踪　追い詰められ…
朝日新聞デジタル 3月8日(日)17時4分配信
福岡地裁の公判で中国人女性が提出した上申書。日本語で「真面目に仕事したかった」などと記されている
　働きながら技能を学ぶ外国人技能実習生が行方不明になるケースが増えている。警察への届け出は２０１４年、過去最多だった１３年をさらに更新する勢い。農業実習生として熊本県に来た中国人女性の場合、別の場所で働いていて警察に摘発され、帰国を余儀なくされた。なぜ、女性は追い詰められたのか。

　緩やかな丘に畑が広がる地区に、養鶏場だった建物がある。熊本県合志市。一昨年の夏まで、中国人女性（当時２４）が農業実習生として働いていた。
　関係者の話や法廷での証言などによると、女性は東北部にある遼寧省のトウモロコシ農家の出身。中学を中退後、弟の学費や家族の生活費を稼ぐためにレストランで働いた。だが、家計は苦しかった。そんなときに実習生の制度を知り、日本へのあこがれもあって興味を抱いた。
　「３年働けばもとが取れる」。現地の仲介業者にこう言われたという。保証金として５万元（約９５万円）を借り、自己都合で３年以内に帰国した際には２０万元（約３８０万円）の違約金を払う契約も結んだ。２０１２年８月、鶏の飼育などができる養鶏業の実習生の資格で来日した。
　ところが、現実は違った。作業は、「資格外」の卵のパック詰め。月の手取りは時間外労働を除けば約７万円。未明まで残業のときもあったが、日本語の勉強をしながら働いた。
　９カ月後、労働基準監督署の調査で資格外作業が発覚し、養鶏場で働けなくなった。実習生の受け入れの仲介などをする監理団体の寮でいったん過ごしたが、この団体も別の不正行為がきっかけで営業停止に。「稼ぎがないまま帰国すると借金や違約金が残る」と思い、昨年２月ごろに寮を出た。つてを頼って熊本県八代市内でホステスとして働いた。
　同６月、女性は同県警に出入国管理法違反（資格外労働）容疑で逮捕された。同９月、熊本地裁で罰金刑の判決を受け、退去強制命令が出た。さらに、収容されている間に帰国への不安から床に頭を打ち付けて自殺を図った。止めに入った入管職員にけがをさせたとして公務執行妨害などの容疑で逮捕され、福岡地裁で執行猶予付きの有罪判決を受け、昨年末に帰国した。
　「だまされた気がします」。女性は熊本地裁の公判で語った。同地裁判決は、技能実習生の受け入れや送り出しの体制について「問題があったことは否定できない」と指摘した。福岡地裁の公判では、女性が自ら日本語で記した上申書を提出。日本語で「日本が好きで来た。真面目に仕事したかった」と悔しさをにじませた。
　女性が中国側の仲介者に払ったとされる保証金や違約金は、実習生の入国許可などを規定する出入国管理法の関係省令で禁止されている。女性を受け入れた監理団体の関係者は、女性が中国で払ったとしていることについて「知らない。借金をしてまで来る理由がありますか」と朝日新聞の取材に対して話した。
　女性を支援してきた「コムスタカ　外国人と共に生きる会」（熊本市）の中島真一郎代表は指摘する。「女性は人身取引の被害者として保護されるべきだ」

■「雇用の調整弁にされている」
　法務省入国管理局によると、２０１３年に行方不明の報告が事業所から寄せられた技能実習生（旧制度の研修生を含む）は３５６７人で、前年から１５６０人増えた。全国の警察に失踪の届け出があった数も１３年が２４５８人と最多（警察庁調べ）。１４年上半期は１７１７人に上り、前年同期を上回る。中国人が過半数で、ベトナム人やネパール人などが続く。

以上、引用終了

　外国人実習生への過酷な労働環境と搾取、奴隷状態も同然の劣悪な雇用形態をめぐる報道が後を絶たない。

　たびたび人権・労働問題として取り沙汰されているが、自民党・政府はこんな制度を拡大して外国人単純労働者を受け入れようとしている。

　普通ならとても説得力を持つ話として通るまい。今でさえ外国人技能実習制度を事実上の単純労働力の補完として悪用している企業が後を絶たないと言われているのに、これで制度で定めた実習資格を拡大して受け入れを増やせば余計に実習制度を悪用する企業が増えるだけではないか？

　そんなに労働力を欲しているのなら、外国人実習生に頼らずともいくらでも人手が集まりそうなものだが、要は安くて扱（こ）き使える労働力を欲しているのだろう。

　日本人なら文句を言いつつソッポを向いて辞める前に、その劣悪な労働環境を想像しただけで応募して来ない。下手をすれば今どきの時代、スマホからツイッターでリアルタイムに劣悪な労働環境が伝えられかねない。

　その点、まだまだ日本の事情、と言うか実習制度の実態をよく知らない外国人なら使い勝手が良いのだろう。

　企業が実習制度を悪用して外国人実習生を下働きの奴隷同然に扱う（ある意味で外国人を扱き使う「超優良企業」だが）…実に使い古された手口ではあるものの、やって来る外国人（大半が中国人）は代わる代わる新しい顔ぶれ、それも新しい世代がやって来るので来日前からまんまと引っかかってしまう。

　使い古された詐欺の手口に騙される人が後を絶たないのと同じである。

　かなり以前、東京都内の零細工場で不法就労の中国人や朝鮮人を代わる代わる使ってはロクに給料も払わずにトンズラする悪徳社長がいたのを思い出すが（ある意味では凄腕だが）、それを国ぐるみでやっているようなもの。不法就労の場合は自身が不法滞在であることが露見してしまうので訴えようにも表立って訴えることも出来なかったようだが、実習生にしたところでなかなか表沙汰にはし難いようである。

　もう外国人技能実習…などという綺麗事はやめにして、いっそ奴隷制でも導入してはどうかと思う。

　外国人労働者という労働移民を受け入れるからには、それくらいのことを出来る覚悟がないと駄目だ。それが出来ないと言うなら、実習制度も廃止して受け入れ自体をやるべきではない。

　日本はショー・ダンサーとして来日しながら売春を強要された外国人がいるとして人身売買で国際的にバッシングされもしたが、これとて実態はかなり怪しい。

　実際は自らの意思に基づき、日本で売春することを織り込み済みの上、興行ビザで来日しているにも関わらず、入国管理局や警察に摘発されるや「私は売れられて来た」「無理矢理、連れて来られた」「脅された」と主張する例が多いと言う。そのように主張したほうが摘発された当人にとっては都合が良いからだ。

　自らの意思で進んで売春婦になっておきながら、状況が変わるや「銃で脅されて連れて来られた」と主張する、どこかの国の自称・元戦時売春婦の存在はつとに有名だが、憲兵や将兵が暴力団に変わっただけで同じように「連れて来られた」と主張する現代版の慰安婦はこうして作られる。
　かくして日本政府から人身売買の被害者として保護され、一時的にでも正規在留の特別許可を得られれば、今度は公然と夜の街で怪しげな商売に勤しむことが可能である。何とも歪な入国管理制度であることか。

　ところで政治難民など、やむを得ない事情で不法滞在の外国人に与えられたりする「在留特別許可」とは法務大臣の裁量によって付与されているが、これなどはもはや「外国人への一種の特権」になっているのではないか？　今や政治難民でも何でもない外国人までがなし崩し的に在留特別許可を得ている。

　外国人への特権としては在日韓国・朝鮮人への「特別永住資格」なる事実上の特権が有名だが、要は運用の問題。本来の趣旨から逸脱して、続々付与されるようでは一種の特権に違いない。

　話を実習生の問題に戻そう。

　朝日新聞の報道も甚だ怪しいのである。

　記事ではさも劣悪で過酷な労働を強いられ、やむにやまれず逃げ出した中国人が夜の街で水商売に勤しみ、入管に摘発されて収容施設では自殺を図ったとか？　その後、強制帰国させられて借金のみが残ったという悲劇のヒロインを朝日が持ち上げている。

　日本で真面目に働きたかった？　憧れの日本で追い詰められて？

　強制的に帰国させられた中国人が母国に戻った後も恨み節のような悔し涙を流し、朝日がそれを「かわいそうだ」と持ち上げた。

　いかにも心優しき日本人が共感を示しそうなお涙頂戴劇だ。

　だが…そもそも、この中国人は最初から研修制度を利用して日本で水商売するつもりだったとは考えないのだろうか？　いや、それが分かっていたとしても、ただの朝鮮人売春婦を悲劇の少女（在韓日本大使館前の銅像）にすり替える如く、不良外国人の所業を奴隷の如き悲劇のヒロインに仕立てるのが朝日のやり口。

　かねがね予定通りに会社から失踪し、予定通りにブローカーに接触して水商売に勤しんでいたものの、入管局の摘発を受けてしまう。

　悔し紛れに収容施設で入管職員に食ってかかり、大暴れしたことを本人ぐるみで「自殺未遂」の美談に仕立てているのではないか？

　こうなってくると最初の実習先で、会社が本当に不当な扱いをしていたのかどうかも怪しくなってくる。

　確かに会社もあこぎな搾取をやっていたのは事実としても、彼女自身も期限切れの後に資格外労働に甘んじていなかったか？

　戦前・戦中の慰安婦問題さえ捏造した朝日新聞のこと、実習制度においても奴隷の捏造は朝飯前と言ったところだろうか。

　いっそ本当の奴隷制でも導入したほうが草食化した日本人も少しは強くなる？

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「行動する保守運動カレンダー」より

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