「イスラム国」が攻撃か 福岡市のウェブサイト [福岡県]
福岡市の管理するウェブサイトが、中東の過激派組織「イスラム国」の関係者からサイバー攻撃を受けた可能性があることが11日、分かった。市は被害が判明した9日、福岡県警に連絡するとともに、システムを停止して原因などを調べている。個人情報の流出などの被害は確認されていないという。
市によると、攻撃を受けたのは、市と民間でつくる任意団体のサイト。ゲームや映像の製作など、地場コンテンツ産業の育成を支援する目的で運営している。
サイト上には同組織の旗とみられる画像が表示され、「Hacked by Islamic State」(イスラム国にハッキングされた)、「We Are Everywhere」(われわれはどこにでもいる)の文言が記載されていた。
=2015/03/11付 西日本新聞夕刊=