福家司
2015年3月10日03時00分
綾部市のコミュニティーFM局、エフエムあやべ(愛称、FMいかる)は12日、東日本大震災から4年近く支援と交流を続けてきた宮城県内の被災地3カ所の現状を伝える初の特別番組を同県山元町の特設スタジオから生放送する。
FMいかるによると、震災後間もなく綾部市社会福祉協議会が山元町の障害者福祉サービス事業所・工房地球村の製品を販売。また、FMいかるは同県亘理町の臨時災害放送局「FMあおぞら」に毎週1本の音楽番組(1時間)を提供し続け、191本が放送された。さらに、同県気仙沼市の大島にあった「みちびき地蔵」の再建のため、綾部市観光協会などの実行委員会が募金を呼びかけた。
FMいかるの井関悟社長(53)とチーフディレクターの真下加奈子さん(38)、制作スタッフの光枝明日香さん(31)が震災4年の11日、市社協の職員らとともに3市町に入り、関係者へのインタビューなどの取材をする。翌日、山元町に工房地球村やFMあおぞらの代表らゲストを招き、前日の取材内容も交えて公開放送する。
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