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 安倍晋三首相が10日、東日本大震災から4年を前に行った記者会見の発言要旨は次のとおり。

 【冒頭】

 東日本大震災から明日で4年。改めて大震災で亡くなった方々に哀悼の意を表したい。今後も被災者に寄り添いながら、復興に全力を挙げていく。

 【福島の復興】

 福島では、除染土の中間貯蔵施設への搬入が今週から始まる。福島の再生に向けて除染を加速し、県内8万8千カ所の仮置き場を一日も早く解消する。

 今後、福島に復興拠点をつくり、ロボットや再生可能エネルギーの分野で、世界最先端の研究、新産業が生まれる地に再生させる。

 また、営業損害賠償の再検討や事業・生業の再生など、福島再生のための政策パッケージを5月にも決定し、被災者の自立に向けた将来像を夏ごろまでにまとめたい。

 【復興支援】

 集中復興期間が終わる来年3月以降の新たな5年間の復興支援の枠組みを、今夏までに策定する。期間終了後も、必要な事業は引き続き実施していく。

 復興は道半ばだが、確実に進んでいる。岩手県釜石市は2019年のラグビーW杯の開催地に決まり、宮城では今春、石巻線、仙石線が順次、全線で運行を再開する予定だ。JR常磐線は、帰還困難区域の浪江―富岡間を含め、将来的に全線で運行を再開させる方針を決めた。