ホームページに画像をアップロードするプロセスはとてもシンプルです。シンプルすぎて、画像を最適化する作業の重要性を忘れてしまうほどです。画像の最適化は、サイト上の画像をより美しく見せるだけでなく、実は、検索エンジンからのトラフィックを増やすことにも繋がる重要なプロセスなのです。
今回は、ホームページの画像を最大限に活用するための5つのシンプルなヒントをご紹介します。すぐに実践できますので、ぜひ試してみてくださいね。
1. 正しい画像ファイルを選択
画像ファイルには、ファイルの形式を示すための拡張子が付いています。最も一般的な画像ファイル形式は、「.png、.jpeg、.gif」です。これらの画像ファイル形式は、それぞれウェブ上での動作が異なり、画像の読み込まれ方、そして表示のされ方も違います。
ウェブデザイナーは、たいてい色やサイズ、情報の密度などの要素をもとに、理想的なファイル形式を決定します。ただし、ホームページで使う画像を最適化するために、プロのウェブデザイナーである必要はありません!まずは、3つの画像形式についての記事を読んで、画像の最適化を始めよう。
2. 画質を調整
ほどんどの画像エディタでは、画像を保存する際の画質を選択することができます。Pixlrなど、無料で写真編集ができるオンラインツールもおすすめです。
一部の人の考えに反して、常に最高画質で写真を保存するのがベストというワケではありません。背景などの大きな画像や、高解像度を必要としない写真は、通常より若干高い画質で保存することで、ファイルサイズを小さく保ち、サイトの読込み速度を向上してくれます。
3. ファイル名を最適化
コンピュータで画像フォルダの中を見ていると、多くの写真に「image1.jpg」や「DS_579.gif」のような、味気のない名前が付いていると思います。ホームページに画像をアップロードして使用する場合、これらのファイル名は全く効果的ではありません。
きちんとしたファイル名を付けることで、写真を整理しやすくなるだけでなく、GoogleやYahooでの画像検索で画像を分類するためにも使用されるのです。検索エンジンはSEOを目的として、ファイル名を読み取るため、画像に正確なラベルを付ける必要があります。字数が多くなりすぎないように注意しつつ、画像をなるべく詳しく説明するファイル名をつけましょう。
4. SEOタイトルと代替テキストを入力
ホームページに画像を追加する際に、SEO向けに、タイトルと代替テキストを追加しましょう。これらのテキストは「メタ情報」と呼ばれ、検索エンジンが画像の内容を読み取れるようにし、サイトのSEOランキングにも関わってきます。賢い画像テキストが必要になるのはこのためです。
理想的なメタ情報は、キーワードをバランスよく使って、画像の内容を説明しているものです。画像のメタ情報を編集する方法をご覧ください。
5. 画像の表示サイズを決定
画像がどれだけのスペースを占めるかは、画像自体の質と同じくらい重要になります。画像をどのサイズで表示するのが最適であるかは、ホームページ全体のレイアウト、画像コンテンツをどれだけ強調したいか、スマホサイトでのレイアウトなどによって異なります。
正しいサイズで画像を表示することで、サイト全体のデザインが向上するだけでなく、よりプロフェッショナルな好印象を与えてくれます。