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<常磐線>政府、全線復旧を決定

 政府は10日、東日本大震災の復興推進会議を開き、津波と東京電力福島第1原発事故の影響で一部区間が不通となっているJR常磐線を全線開通させる方針を決め、具体的な復旧の見通しを明らかにした。
 復興の加速化を望む地元の要望を踏まえた。復旧見通しはJR東日本と協議して決めた。小高−原ノ町間(9.4キロ)は2016年春まで、浪江−小高間(8.9キロ)は17年春まで、竜田−富岡間(6.9キロ)は18年春までの開通をそれぞれ目指す。帰還困難区域を含む富岡−浪江間(20.8キロ)は、除線や安全確保策の完了後に復旧させる。
 常磐線は宮城、福島県境をまたぐ相馬−浜吉田間(22.6キロ)が路線を内陸移転させ、17年春に再開の予定。今回見通しが示された区間では、ことし1月から代行バスが運行している。


2015年03月11日水曜日

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