ソニーCyber-shotDSC-QX10(レンズスタイルカメラ) その1
さて、今回は…ついに手を出しちゃったよ
レンズスタイルカメラQX10!
あー
やっちまったかー
中古で程度が良いのが特価だったので…
じゃなきゃ買ってねーお。
箱に汚れがあるけど付属品は全て揃ってる、
本体は掃除キットで掃除すりゃ取れる程度の汚れがあっただけで
かなりのラッキーだったおね。
…てか、同じ価格出せばもっと上のクラス、買えてたよね?
QX10は10倍ズームで実質DSC-WX200と同等、
で、同じ価格帯に20倍ズームのDSC-WX300が……
うん、それは思ったお。
そう思いながらもQX10購入に至った経緯を順序だって説明していくお。
・以前に紹介したNEX-6の補完用サブ機が前々から欲しかった。
ズームレンズを装着時に広角の撮影とか
ワイドレンズ装着時に望遠を撮影とか
・持ち運びに軽くてコンパクト、性能はそれなりにあって光学ズーム10倍以上
ここで候補に挙がってきたのがモニターが無い分軽量コンパクトな「レンズスタイルカメラ」
・最新機種として「DSC-QX30(30倍ズーム)」「DSC-QX1(Eマウントレンズ交換式)」発表。
WX-300ベースの「DSC-QX20(仮)」が来るもんだと思ってたけど、これはこれで良いかも!
QX1にEマウントレンズを装着して望遠撮影用・ワイド撮影用を瞬時に変更出来る。
QX30の30倍ズームで旅先での遠くのものまで撮影出来る。
・ソニーストアで両機をテスト。QX10・QX100よりもNFC認識・起動が速くなってる。
同時展示してたピンクのQX10も発売当初のQX10より速くなってる。
これは…いいんじゃね?QX1orQX30いいんじゃね?
・しかし、両方共に発売開始以来入荷待ち状態で大人気らしい。
そして思ってた以上にQX30の価格が高い。QX1は妥当な線だとは思う。
・じゃあ「QX30」のベースとなった「DSC-HX60V」を検討してみるか
・発売から半年以上経過してて価格は下がってる。
けど思ってたより大きいかなぁ。単独で使うには問題無いけどサブ機として持つには大きい。
てか30倍ズームって月の撮影以外に使うか?
・20倍ズームの「DSC-WX350」が安くなってきていてこれでもいいんじゃね?
てか何故「QX20」を用意しなかったのかと……
・そうこう言ってるうちに「QX10」(白)の中古良品が出現。
・「レンズケースに収まるデジカメ、っていいんじゃね?」と同時に入荷してた「DSC-WX300」に脇目も振らずポチッとな。
・と、ポチったと思ってたら売り切れた!しかし色違いの(黒)が1,000円違いであった。今度こそポチッとな。
……といった経緯だお。
あまりにコンパクトでレンズケースにスッポリ収まったのには驚いたお。
……ほぼ衝動買いじゃねーか。
てか、これで何度目のソニーカメラだ?
えーっと
・DSC-TX5
・NEX-5
・NEX-6
・DSC-QX10
四台目だおね。
その前がキヤノンIXYDIGITAL、カシオEXILIM、サンヨーXacti、パナソニックLUMIX FZ3、FZ18だったから
別にソニーばっかりってことはないんだお。
ただ、NEX-6使っててやはりmicroUSBで本体充電出来るメリットを享受すると
カメラ選びでmicroUSB充電出来ることが選択肢に入るんだお。
旅先でスマホの充電ケーブルと兼用出来て荷物を最小限に出来るしいざという時入手しやすいお。
今回、「DSC-HX60V」を検討中に競合機種として最後まで悩んだ機種、パナソニック「DMS-TZ60」は30倍ズーム・電子ビューファインダー付と心を捉え続けたけど
充電・PC接続用USBケーブルがLUMIX用独自端子なんだお。
他のLUMIXでも使えて大手家電店に行けば売ってるケーブルだけど汎用性皆無ですおね!?
サブ機を求めてるのにサブ機のほうが専用機材が必要って本末転倒だおね?
ってことで候補から外れたお。
キヤノンはPowerShot SX700 HSが値崩れし始めてるので30倍ズーム機として検討したけど
HX60Vと同じく「これ一台で旅先はいいんじゃないかなぁ」とNEX-6の出番が無くなりかねないので却下。
EXILIMは…検討する機種が正直、無い。
いろんなシチュエーション設定出来るんだけど、それ、NEX-6でやるからいいんだわ。
それでQX10かぁ……
で、どうなの?
発表発売直後は話題になったけどあんまりいい評判聞かないままフェードアウトしていった感じなんだけど…
Xperia Z2とセットで使ってみたけど……思ってたよりも使いやすいお。
軽量・コンパクトなのでズボンのベルトにぶら下げておいて望遠撮影したい時に
Xperiaにくっつける、望遠レンズ的に使えるお。
それと発売当初に比べてバージョンアップすると起動時間が高速化したのも
使い勝手を向上させたおね。
購入したのがファームウェアVer.1.0と発売当初のままだったので起動時間の比較をしてみたお。
【Ver.1.0】
【Ver.3.0】
Ver.3.0にしたらNFC認識(ポペッって音)からすぐに起動したな。
いつもこの速さで起動する、ってわけじゃないけど
初期バージョンのように20秒近く待たされることは無くなったおね。
素早いNFC認識・起動するコツとして
「Wi-Fi接続が切れたら本体の電源を切る」
ってことだお。
本体の電源入れっぱなしで再度接続しに行くと接続までに時間がかかるお。
場合によっては延々と認識してくれない、ってこともあるお。
接続はコントロール用アプリ
「PlayMemories Mobile」がバックグラウンドに移っただけで解除されてしまうお。
そんな時もまずは本体の電源をOFFにしてから再度NFC認識・接続・起動って手順を守ると爆速起動が維持されるお。
うーん、その辺りの「使うまでのクセ」は消えないんだよなぁ。
普通にデジカメとして使いたい、って人は普通のデジカメを購入したほうがいい、ってことか。
そりゃそうだお。見るからに「変態仕様」なのに一般向けなわけねーお。
スマホとの接続ではなく「ライブビューリモコンRM-LVR1」を使えば他のアプリに阻害される心配は無くなるけど…
アクションカムを購入してセットのライブビューリモコンを転用するのならともかく、
わざわざQX10用にライブビューリモコンを購入するくらいなら
WX350かWX220を購入したほうがいいお。
レンズスタイルカメラ、ってニュージャンルを「楽しむ」気概が無いと使い続けるのは難しいのかなー。
そうそう。
普通のデジカメとは違う、と思って
・普通のデジカメでは出来ない撮影をする
・スマホをリモコンとして撮影する
って割り切れば楽しい機種だと思うお。
コンパクトなボディだけどちゃんと三脚穴が用意されてるので三脚や一脚を使った撮影が出来るし
アクションカムと同じようなアングルで望遠を使った撮影が出来る、ってメリットもあるおね。
ただ、スマホが無いと動画撮影出来ない、って残念な仕様のため
アクションカムと同等の動画撮影、って用途には向かないな。
本体に動画撮影ボタンを設けてほしいけどそれをやると悪用される可能性があるからなぁ……
でもGoProとかアクションカムが高画質化していってるし耐衝撃性を考慮すると
GoProとアクションカムに任せておけばいいだろうな。
次は実際に撮影していきます。
次回
「ソニーCyber-shotDSC-QX10(レンズスタイルカメラ)その2」
に続きます。