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”夜間中学で勉強し直し”認める方向で検討3月10日 20時25分
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下村文部科学大臣は、衆議院予算委員会の分科会で、中学校にほとんど通わないまま卒業した人が希望した場合には、夜間学級、いわゆる「夜間中学」で学べるよう運用を改める方向で検討する考えを示しました。
夜間学級、いわゆる「夜間中学」は、戦後の混乱で学校に通えなかった人たちなどが学ぶために設けられましたが、最近は、不登校になって中学校を卒業していない若者や、日本に移り住んだ外国人たちの学びの場になっています。
これに関連して、下村文部科学大臣は、衆議院予算委員会の分科会で、「不登校や親による虐待などで、中学校にほとんど通えなかったものの、学校側の配慮で卒業した生徒は、いったん卒業したがために、基本的に夜間中学への入学を許可されないという実態がある」と述べました。
そのうえで、下村大臣は、「中学校は卒業したものの、十分な義務教育を受けられなかった方々が希望した場合の学習機会の確保は重要だ。そうした観点に立って、どのような対応が考えられるか早急に検討したい」と述べ、中学校にほとんど通わないまま卒業した人が希望した場合には、夜間中学で学べるよう運用を改める方向で検討する考えを示しました。
これに関連して、下村文部科学大臣は、衆議院予算委員会の分科会で、「不登校や親による虐待などで、中学校にほとんど通えなかったものの、学校側の配慮で卒業した生徒は、いったん卒業したがために、基本的に夜間中学への入学を許可されないという実態がある」と述べました。
そのうえで、下村大臣は、「中学校は卒業したものの、十分な義務教育を受けられなかった方々が希望した場合の学習機会の確保は重要だ。そうした観点に立って、どのような対応が考えられるか早急に検討したい」と述べ、中学校にほとんど通わないまま卒業した人が希望した場合には、夜間中学で学べるよう運用を改める方向で検討する考えを示しました。