上田晋也が真相直撃！「ニュースの巨人」

【ITジャーナリスト　佐々木俊尚氏】
　次回の「ニュースの巨人」は、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏です。
　あの東日本大震災以降、人々のネットとの向かい方が変わりました。それは良い方向であれ、悪い方向であれ、です。
　佐々木さんは「被災地が本当に欲しがっている物資を生の形で伝えたのも、ネットなら、数々のデマや流言飛語を飛ばしたのもネットだった」といいます。あれ以降、どう変わったか、あるいは変わらなかったか。ネットの最近の欠点は「クラスター化」してしまったことだと、佐々木さんは指摘します。人々は「本当に正しい情報を選ぶ」というより、いつしか「耳に気持ちの良い情報だけを聞く」という姿勢になってしまいました。これがクラスター化です。この傾向がいわゆる「あり得ない陰謀論」や「ネトウヨ」を助長しているといいます。
　またネットに溢れるネガ個人情報、いわゆるリベンジポルノや根拠のない犯罪者呼ばわりなどに、対策はないのでしょうか。
　ネットを安全で便利に利用するためには、はたまた、ネットと既存メディアの融合はあるか、ネットというメディアの将来性は？
　ITジャーナリズムの巨人の登場です。