「IP電話(CSipSimple)の設定」
メニューキーを押して「設定」を押して
メニューキーを押して「上級者モード」を押して表示を変える。
ネットワーク / メディア / ユーザーインターフェイス / 通話オプション / 個別設定 / その他
-----
・ネットワーク
WiFiロックのチェックを外す(使わない)。
QoSを有効にチェックを入れる(使う)、
DSCP値を「40」にする(順位上昇)。
QoSを有効にするとDSCPに応じて通信に優先順位が付けられる。
コネクションキープアライブ → 全てを「0」にする(節電)。
STUNを有効にチェックを入れる(使う)、
STUNサーバを「stun.veoh.com」に変える(使う)、
新しいSTUNフォーマットを利用にチェックを入れる(使う)。
外からのIPアドレスを新しいSTUNフォーマット(RFC5389)で取得。
着信:「3Gを使用(及びLTE)」にのみチェックを残す(選んで節電)、
発信:「3Gを使用(及びLTE)」にのみチェックを残す(選んで節電)。
無線LANでも使う事があるなら「WiFiを使用」へもチェックを入れる。
:セキュアトランスポート
TLSにチェックを入れる(準備)、
SRTPモードを「無効」にする(準備)。
:SIPプロトコル
常にアップデートなしのチェック → なし(接続改善)、
リクエスト時にrportを使用しないのチェック → なし(初期設定)。
最小セッション間隔 → 「**90」を「300」にする(仕様)。
セッション失効間隔 → 「1800」を「300」にする(仕様)。
「90」等の数字は変更。最小セッション間隔の数字は変更を推奨。
ひかり電話からなど、失効間隔が必須の接続が値の内容を採用。
スレッドカウント → 「1」にする(接続改善)。
-----
・メディア
安定した音声の交換には適した内容を組み合わせる必要がある。
エコー除去を「200」にする(初期設定)、
エコーモードを「シンプル」にする(仕様)、
メディア品質を「0」にする(仕様)。
メディア品質とは「音声の変換の有無とその強弱」の内容決定値。
クロックレートを「16kHz」にする(初期設定)、
IOキューのチェックを外す(音質改善)、
メディアスレッド数を「1」にする(仕様)。
メディアスレッド数は「1」でモノラルになって「2」でステレオになる。
:帯域別のコーデック優先リスト
早い:「G722 16kHz」のみにする(VoLTEの仲間)、
遅い:「PCMU 8kHz」のみにする(事実上の標準)。
:コーデック毎の接続帯域タイプ
3Gの帯域タイプを「遅い」から「早い」にする。
(G722 16kHzが使えない場合)
(3Gの帯域タイプを「遅い」のままにして)
WiFiの帯域タイプを「早い」から「遅い」にする。
:音量
マイク音量:「0.0dB」、
スピーカー音量:「9.6dB」。
:オーディオトラブルシューティング
オーディオAPI利用モードにチェックを入れる(鳴動受領)、
トーンハックにチェックを入れる(鳴動回復)、
音声出力抽出のチェックを外す(使わない)、
初期化前にオーディオを設定にチェックを入れる(音質改善)。
オーディオAPI+初期化前に(略)=音が出なくなる、
オーディオAPI+初期化前に(略)+トーンハック=音が出る。
-----
・ユーザーインターフェイス
ダイヤラー統合のチェック → (自分は)入れる
残す(電話帳からの050連携発信が出来る)、
外す(電話帳からの050連携発信が出来なくなる)。
通話履歴統合のチェック → (自分は)外す
残す(電話帳とCSipSimpleの両方に履歴が残る)、
外す(CSipSimpleにのみ履歴が残る)。
携帯電話連携の内容 → (自分は)抑制
自動(CSipSimpleで090発信が出来る)、
抑制(CSipSimpleで090発信が出来なくなる)。
着信音 → 周りに配慮した音を選ぶ
スライド応答を使わない → 「ボタン」を選ぶ(分かりやすい)
ステータスバーのアイコン表示のチェック → (自分は)外す
残す(優先順位の数字が「2」で固定化)、
外す(優先順位の数字が「5〜11」の間で変化)。
RAMの空きが十分ならチェックを外せる。そうでないなら外さない。
ログレベル → 「0」にする(使わない)。
-----
・通話オプション
DTMFモード → 自動から「帯域の世代タイプ」(inband)に変える(仕様)。
-----
・個別設定
ダイヤル画面左下のアイコンを押す →
アカウントを追加を押す → ウィザードを選択 → Expertを押す
アカウント名は「fusion」など内容の合った名前を任意で入力する。
アカウント欄の不等号或いは他の英数字は全部半角で入力する。
:共通内容
アカウント名(任意)、登録タイムアウト秒(3600)、連絡先の書き換えを許可(チェックを外す)、
コンタクト書き換え方法(変更なしで普通を使用する)、Viaの書き換えを許可(チェックを付ける)、
登録をクリーンアップ(チェックを外す)、MWI購読(外す)、RFC5626(外す)、STUN for SIP(無効)。
STUNはSIPには適用しない。すると休止後に接続ができなくなる。
:FUSION IP-Phone SMART = smart.0038.net(61.213.230.153)
トランスポート(「UDP」に設定)、アカウントID(<sip:下8桁の電話番号@smart.0038.net>)、
登録URI(sip:61.213.230.153:5060)、Realm(smart.0038.net)、ユーザー名(下8桁の電話番号)、
データパスワード(パスワード)、プロキシURI(sip:61.213.230.153:5060)、SRTP(デフォルト)、RTP(10000)。
SRTPとは音声へのセキュリティ。RTPの番号は個別内容で設定。
(FUSION IP-Phone SMARTの補足設定)
:MYページログイン後の設定
各種設定 → 着信転送、留守番電話設定画面へ
「留守番電話設定」に点を入れる。呼出時間を20秒にする。
「着信メール通知+録音データファイルの添付」に点を入れる。
「メール送信後に録音データ削除」にチェックを入れる。
:メール情報 ※転送等で使う
留守:From(mail-noreply@fusioncom.co.jp)、件名(【IP-Phone SMART】メッセージお預かり通知)、
着信:From(mail-noreply@fusioncom.co.jp)、件名(【IP-Phone SMART】着信通知)。
-----
・その他
:通話中のアイコンの詳細
「甲」の形のアイコン(数字を追加入力する)、
「○で囲まれたi」(コーデック内容などの情報欄を表示する)、
「…」を縦にしたアイコン(「終了、番号へ転送、呼び出しへ転送、保留、録音」の機能を選ぶ)。
:待受状態の停止設定
方法1:ウィジェットを押す。
方法2:アプリ本体を押す → メニューキー → 「切断」を押す → 警告は気にせず「OK」を押す。
方法1:CSipSimpleは常駐を続ける。短時間の休止に使う。使う場合はウィジェットを押す。普段はこちら。
方法2:CSipSimpleは常駐を止める。長時間の停止に使う。使う場合はアプリを起動後ホーム画面に戻す。
:設定をバックアップ、もしくは適用する
(ダイヤル画面左下の鍵を押す → メニューキーを押す → バックアップ/復元を押す)
バックアップを押す(Configsフォルダ内に作られる)、
復元するファイル名を押す(Configsフォルダ内から戻される)。
コーデックの選択とコーデック毎の接続帯域タイプの選択とパスワードの再設定。その内容は
バックアップを復元しても復元されないので設定をやり直す必要がある。その点に注意する。
バックアップしたファイルがCSipSimpleフォルダの中のConfigsフォルダになければ移しておく。
追加:2013/06/12 修正:2015/03/10 23:23