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辺野古沖のおもり半数が不明
アメリカ軍普天間基地の移設計画を進める沖縄防衛局が、去年、辺野古沿岸部に設置したフロートのおもりのうち、半数にあたる120個が台風の通過後、なくなっていたことが公開された防衛局の議事録で明らかになりました。
沖縄防衛局は、普天間基地の移設計画に伴う環境対策を検討する「環境監視委員会」がことし1月に開いた会合の議事録を9日、公開しました。
それによりますと、去年10月の台風の接近で辺野古沿岸部に設置していた立ち入り禁止区域を示すフロートの大半が流され、固定用で重さ数十キロから百数十キロのおもり248個のうち、およそ半数の120個の所在がわからなくなったということです。
また、おもりが引きずられた痕跡が海底の36か所で確認されたほかサンゴの群生1つが損傷しているのも確認されたとしています。
これを踏まえて、沖縄防衛局は、フロートが流されないよう、最大45トンの大型のコンクリートブロックをことし改めて設置しましたが、県は、このブロックが許可した区域の外で岩礁を破壊している可能性が高いとして先月、現地調査を始めていて、「設置許可は不要だ」とする防衛局との間で主張が対立しています。
03月10日 12時55分