平和公園 敷石の張り替え終了03月06日 10時53分
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広島市の平和公園で行われていた中央参道の敷石の張り替え工事が終わり、市では６日に安全かどうかの点検を行ったうえで、通行できるようにすることにしています。
広島市は被爆者の高齢化が進んでいることを踏まえて、被爆７０年の今年の「原爆の日」の平和記念式典では、すべての席に暑さ対策のテントを設けることにしています。
このため、市では今年１月から、テントの設営に使われる重機の重さに耐えられるよう、平和公園の入り口から原爆慰霊碑に続く中央参道の敷石を、これまでのおよそ３倍の厚さの石にかえる工事を行ってきました。
その工事がこのほど終わり、市では６日に安全かどうかの点検を行ったうえで、通行できるようにすることにしています。
敷石の張り替えにより、今年の平和記念式典ではおよそ１万１０００人分の席ほぼすべてがテントで覆われることになるということで、広島市市民活動推進課の国重俊彦課長は「被爆７０年の節目の年に、少しでも快適な環境で式典に参加してもらえるよう準備を進めていきたい」と話しています。