双竜自動車は9日、今月末にかけ韓国全国で営業社員300人を採用すると明らかにした。今年初めに発売した小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「チボリ」が2カ月未満で契約1万台を突破し、全国の販売代理店から人員の補充要請が相次いでいるためだという。これまで数十人単位で営業社員を採用したことはあったが、大規模な採用は2009年のストライキ以来、6年ぶりとなる。
今回採用される社員は、双竜自の正社員ではなく個人事業者として代理店に所属することになる。双竜自は各代理店の人員需要を把握した上で社員を採用し、研修後に各店へ配置する。
双竜自は新車の販売好調を受け、全国の代理店数も現在の180店から年末までに200店に増やす計画だ。6月にはチボリのディーゼルモデル、ディーゼル四輪駆動モデル、ガソリン四輪駆動モデルも発売する。また、年末には5人乗りのチボリの車体を300ミリほど伸ばした7人乗りのロングボディモデルを売り出す。