最終ラウンド、17番で第2打を放つ藤田寛之。通算27オーバーで73位に終わった=トランプナショナル・ドラルで(共同)
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◇キャデラック選手権<最終日>
▽世界選手権シリーズ▽8日、米フロリダ州ドラル、トランプナショナル・ドラル ブルーモンスターC(7528ヤード、パー72)▽曇り後雨、気温25度、強風▽賞金925万ドル、優勝157万ドル▽73選手
【ドラル(米フロリダ州)テッド・ムース】40位で出た松山英樹(23)=レクサス=は5バーディー、3ボギーの70と伸ばし、通算2オーバーで23位となった。69で回ったダスティン・ジョンソン(米国)が通算9アンダーで逆転優勝。今季ツアー初、通算9勝目を挙げた。小田孔明(36)は通算16オーバーで68位、藤田寛之(45)=葛城=は通算27オーバーで最下位の73位だった。
◆日本ツアー開幕戦出場悩む
藤田が大会後、日本ツアーの開幕戦(4月16〜19日、東建ホームメイト・カップ)出場を悩んでいる心境を吐露した。左肩痛で50日間ほどクラブを握らないまま今大会に臨んだが、ブービーまで8打差の最下位。「来ても大変なことになると思ったが、どうにもならなかった」と顔をしかめた。日本の開幕戦に向けては「焦って仕上げることでマイナスになるなら、やらない方がいいし、痛み止めを打ちながらやるのも一つの考え方。正直、自分も何がいいか分からない」と語った。
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