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【プロ野球】

中田「堂々と4番らしく」 侍ジャパンきょう欧州戦

2015年3月10日 紙面から

打撃練習で汗を流す中田。左後方は坂本=QVCマリンで(武藤健一撮影)

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 欧州代表との強化試合(10、11日、東京ドーム)で、侍ジャパンの4番を務めるのは日本ハム・中田翔内野手(25)だ。昨秋の日米野球に続く主砲指名に「堂々と4番らしく」と風格をみなぎらせた。第1戦の先発は広島・大瀬良大地投手(23)。欧州代表はコルデマンス(オランダ)と発表された。

 侍ジャパンのユニホームを着て闘志がふつふつと湧いてきた。4番を張る中田が欧州代表をフルスイングで打ち砕く決意をみなぎらせた。

 「思い切りのよさを出していきたい。堂々と4番らしく。しっかり結果を残す。自分らしいスイングで」

 日本ハムの代表、侍の4番として自覚を見せる8年目の今季は、周囲の期待に応えるべく自主トレ、キャンプで追い込んできた。10キロ減、96キロのスリムになった姿が物語るように、例年になく体のキレはいいと自負する。

 昨年までチームメートだった稲葉打撃コーチは、QVC屋内での中田の打撃練習をケージ裏から見守った。鋭いスイングで快音を響かせる姿に目を見張っていた。「去年より、ウエストを見てもだいぶ絞れている。すごく振れているし、楽しみ」と、まな弟子の今大会での大暴れに期待した。

 小久保監督が就任した13年から、日の丸の主砲を任されている。3番は坂本、5番には筒香というクリーンアップ。「責任を持ってなんとか仕事をしたい。勝負事なので絶対に勝ちにいかないといけない」。昨年の日米野球第3戦では、左中間へ豪快な本塁打を放ちパワーを証明。年々風格を増す侍の主砲が、豪快なスイングで勝利へとつなげる。 (水足丈夫)

 

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