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厚労省 移植ネットワークに立ち入り検査
3月10日 11時06分

厚労省 移植ネットワークに立ち入り検査
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脳死からの臓器の提供で移植を受ける患者を間違って選ぶミスが相次いだ日本臓器移植ネットワークに対し、厚生労働省は臓器移植法に基づく立ち入り検査を行っています。
立ち入り検査を受けているのは東京・港区にある日本臓器移植ネットワークで、午前10時前、厚生労働省の移植医療対策推進室の担当者ら3人が、事務所に入りました。
ネットワークを巡っては、今月2日、愛知県の病院で脳死と判定された50代の女性から腎臓が提供された際、職員が手続きを誤り、本来移植を受けるはずの患者とは別の患者に腎臓が移植されるミスが起きています。
同じようなミスは、去年11月にも起きていて、ネットワークは先月、厚生労働省に業務手順などを見直す計画を提出したばかりでした。
臓器移植法に基づく立ち入り検査が行われるのは今回が初めてで、厚生労働省は患者を選ぶ手続きや体制に問題がないか調べることにしています。
これについて日本臓器移植ネットワークは「検査を厳粛に受け止めて、真摯(しんし)に対応し、今後の信頼回復に取り組んで参ります」とコメントしています。

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